わがまま温泉日記 和山温泉 わやま 和山温泉へはJR飯山線津南駅バス80分

秋山郷温泉郷 仁成館 
住所 長野県下水内郡栄村和山 〒949-8321 Memo:
入浴料 \700
清潔なボットン便所
電話 0257-67-2205
営業期間 通年
泉質 Na・Ca-塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
源泉温48.5度
旅行日 02/05/03
コメント

02/05/04
露天は混浴なので、女性には大きめのバスタオルを貸してくれる。
露天からタンポポ越しに中津川

 切明から和山まで、国道下の沢道を北上。とはいえ、谷底まではまだ100mはあろうかという高さ。中津川峡谷の大きさが、うかがえる。
 そこから、さらに下へと向かい、川へ出たかという位置に、仁成館は建つ。それでも、まだ川面まで、10m以上もありそうだ。

 国道までの長い坂道、除雪は大変。さすがに冬期営業はできないだろうと思いきや、雪深い冬場にも、宿は開けているんだとのこと。
 さすがに、お客も少なくて、ツルを編んでカゴなど作っているんだそうな。お話を伺っているうちに、今度は泊まりで、この宿を訪ねたくなってきた。

内風呂 木枠の湯船がうれしい内風呂。お湯は熱くて、水で埋めるための蛇口が湯船をのぞきこんでいる。抜気漕でもしつらえて、湯温を下げればよいのにとも思えるのだが、4mも雪が積もっちゃ、どうするの? 加水も仕方ないか〜。
 露天は混浴。いつもの調子でダンナは入る。ギャ! という声。あたふたとダンナは戻る。だれもいないと思っていたら、先客の女性が浸かっていたと言う。そういえば、さっきのあの声、男声だったよな・・・。

露天から見る鳥甲山 露天は基部と先端部の二つの部分に区切られている。基部にお湯が注がれるので、こちらは熱いが、先端部は長湯にちょうどのほどよいぬるさ。
 残雪いただく山容を、眺めながらの露天入浴。耳に届くのものはといえば、たったの二つ。単調な川音に、織り込むような山鳥のさえずり。思いっきり、澄んだ大気を胸に吸い込む。
 そよそよそよぐ五月の春風、顔に受け、あ〜、も〜う、帰りたくないよ〜!

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