わがまま温泉日記 三富温泉 みとみ

白龍閣
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住所 山梨県東山梨郡三富村村川浦 〒404-0201 Memo:一軒宿
入浴料 \500
電話 0553-39-2611
営業期間 通年
泉質 ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉
源泉温52.3度 毎分368L
旅行日 01/05/13
コメント 白龍閣

 奥秩父は鳩の湯温泉から雁坂トンネルをぬけて甲府盆地に入る。
 「マツタケ直売」だの「高原大根50円」だのと同じような扱いで、「天然温泉500円」との看板が玄関前に立てられている。若干のプライドのなさに首をかしげながら、4Fロビーから1F大浴場まで降りる。つまり、笛吹川の谷底へと下っていくのだ。

岩風呂 パンフレットより 脱衣室、タイル貼りの岩風呂とも、広さは充分。しかも、浴槽からはお湯があふれ出している。思わず、頬がゆるむ。岩肌から突き出したパイプの先から、熱い湯がバシャバシャと流れ落ちる。パイプの先が割れてるせいか、やたら飛び散る。しかし、そんなことは気にしない、気にしな〜い。
 なにしろ、飲泉可能な天然温泉。たっぶり洗顔、たっぷりリンス。いいお湯だね〜! デジカメに収めた成分分析書をあとで見て驚いた。鉱泉でもなく湯量も豊富。近場にもいい温泉はあったのだ。何てことだ、知らなかったよ!

婦人風呂だが男女入替制 湯上りの一休み。大浴場となりの休憩所は、かつて卓球場ではなかったかと思わせるゆったりとした空間。立ち寄り客もくつろげる、このゆとりは特筆もの。しかも、クーラー代わりの谷底の空気が、体の火照りを冷ましてくれる。もちろん、目の前に広がる景色もいかにも涼やか。

 帰り際、大勢のおばさんたちと接近遭遇。やかましいのなんのって・・・。どうやら、ハイキング帰り、「天然温泉500円」との看板につられてのお立ち寄りらしい。

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