プラモデル/GALLERY1に1984 HONDA NS500 ロン・ハスラムを追加。
今年の年明けには完成していたのですが、更新が遅れていました。
今回も特に大きくイジらず「うえさんスタンダード」で製作。
以前製作した1984NS500と少しづつ違う所がある(ハズ)なので、その違いでも探してもらえると少しは楽しめるかもしれません。。。(^_^;)
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息子は現在3歳10ヶ月。
言葉数も増え、それなりにボキャブラリーも増えてくる。
そして子供なりに普段の生活の中での疑問も増えてきて、「なぜなぜ攻撃」の回数も増えてくる。
ひとつの事象に対して「なぜ?」を繰り返してくる。
まるで仕事で使っている管理手法のひとつ「なぜなぜ分析」のようだが、もっと核心・・・と言うか、本質的なことを突いてくるため答えるのが必死になることもしばしばである。(^_^;)
例えば、「なんで車って走れるん?」と言う質問があったとする。(実際にあったけど。(^_^;))
「車にはエンジンがあって、その力でタイヤを回して走るんや。」
と返すと、
「どうやってタイヤが回るん?」
と返って来る。
「エンジンの力をタイヤに伝えるための棒があるんや。それをタイヤに繋げてタイヤを回すんや。」
「エンジンってなんで動くん?」
「エンジンはガソリンで動くんや」
「どうやって?」
「ガソリンと空気を混ぜて火をつけたら爆発すんねん。エンジンの中で小さい爆発させて、その力を動くための力に換えるんや」
・・・などと、物理的なものの場合、原理原則にまで遡って説明しなくてはいけない。
相手が子供だけに一切の専門用語は不可。
一応、子供に納得してもらうために身の回りの判りやすいものに例えたりしているが、これが結構大変。
40年以上生きてきた知識をフルに活用しても説明出来ない場合もある。(^_^;)
ただ超常現象でないもの以外は、子供に判る判らないを別として、大人に説明するのと同様のレベルで説明するようにしている。
そのうち、知識がついてくれば「ああ。こういうことだったんだ。」と言う気づきもあるかもしれないと考えているからだ。
とりあえず、その場しのぎでウソをつくのだけは避けるようにしている。(^_^;)
で、こういった物理的な「なぜなぜ攻撃」には、それなりの対処が出来るのだが、問題はベクトルが違う方向。
ほとんど「哲学」と言ってもいいだろう。
この前も天気の良い日に息子と散歩中、こんなことがあった。
「空ってなんで青いん?」
「空気には目には見えないくらいのチリがあってな。太陽の光がそのチリに反射して、薄〜く青い部分だけ見えるんや。それがずっと高いトコまで重なると、少し濃くなって地面から見てると青く見えるんや」
うん。たぶん間違ってない。細かいトコは違うけど、こんなモンだろう。
納得した顔をする息子を見ながら、今回も父の威厳を保つと言うミッションを成功させた思った次の瞬間、こんな質問がやって来た!!
「空って、どこから空なん?」
「へ!?」(°Д°;
恥ずかしながら、今までそんなコト考えたことございません!!(>_<)/
科学的な定義もあるかもしれんが、成層圏がどうとかではないわな。
ある種、哲学的な質問に対し、哲学で返すしかあるまい。
「頭の上になんにもなかったら、そこは空や。」
そう言うと息子は頭の上に手をかざし聞いてきた。
「じゃあここは?」
「頭の上に手があるやろ?だから手の上からがお前にとっての空や。だからアリさんなんかはこの辺(と言って膝の辺りを指差す)もアリさんにとっての空や」
「みんな空が違うん?」
「そうや」
「そうか!」(めっちゃ納得した顔をしながら)
子供の場合、自分で持った疑問に対して最初の答えが真実として植え付けられてしまう可能性が高いだけに大きく間違ったことは言えないと言うプレッシャーがある。
たぶん間違ってない。たぶん間違ってない・・・。
そう自分に言い聞かせながら、この日の散歩は続くのであった。(^_^;)
この質問をされたとき、独身時代に友人の子供に質問された「赤ちゃんってなんで生まれるの?」と言う質問を思い出してしまった。
いつか息子もその質問をするときがやって来るだろう。
その時に息子に説明出来るだけの知識と表現力が備わっているだろうか?
いや、この質問に対し、哲学的にも科学的にも答えることが出来ず、伝家の宝刀を出すことになるだろう。
「お母さんに聞きなさい」・・・と。(^_^;)
それにしても40数年生きてきて、知らないことだらけだと言うコトを今さらながら思い知らされるなぁ。。。
息子の質問のお陰でちょっとは物知りになってるかもしれない。(^_^;)
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