うえさんの戯言

三月


3月4日

 プラモデル/GALLERY1に「YAMAHA YZR500 '87 全日本 藤原儀彦」を追加。
 前回まで製作日誌で紹介していた作品です。
 久々のガレージキットの完成品(つーか完成品自体久し振りなんですが(^_^;))なので、時間に余裕がある方はぜひごらんを!(^_^)

 *****

 前回までのあらすじ。
 単身東京に乗り込んだうえさんは、日本一の電気街と称される秋葉原に乗り込む。
 今となっては完全に旧型と化したIDE接続のハードディスクを探し、数件のPCショップを回る。
 しかし、旧型ゆえにすぐには見つからず、秋葉原の街を徘徊することに。
 何件かショップを回り、古ぼけた作りの古いPCショップを見つける。
 おおよそ最新のPCを扱う雰囲気に見えない怪しい店構えだったが、勇気を持って入ることに。
 店内には店主と思われる一人の老人がいた。
 ヨレヨレのニット棒をかぶり、顎にたくわえた髭は整えられず、白く長い。
 「お若いの、なにかお探しか。」少したどたどしい口調で店主らしき老人は話しかけてきた。
 「もう若くはないんだが・・・」と内心思いながら、「IDE接続のハードディスクを・・・。」と答えるや否や
 「あ・・・IDE!?」
 怯えるように、驚くようにその老人は私に問いかけた。
 「お若いの、本当にIDEをお探しか!?」その口調は先ほどのたどたどしいそれとは明らかに違っていた。
 「えぇ。IDE接続のHDDを探しています。」
 あっさりとすんなり答える私に対し、
 「やめておけ、怪我をするぞ。」
 低い位置から睨み付けるように私を見る視線は店内に入ってきた時とは別人のような鋭い眼光だった。
 「それって一体どういう・・・」
 理由を聞こうとする私の言葉をさえぎるように老人は言う。
 「貴様は知る必要もない。命が惜しかったらやめておくことだ。」
 「それでも必要なんです」
 そんな問答をどのくらい交わしただろう・・・。
 何度かの問答の末、老人は少し困った表情で
 「貴様の決意は固いようじゃな。わかった。もう止めはせん。」
 そう言うと一度店の奥に行き、古い布に包まれた長い棒状のものを持ってきた。
 「これを持って行くがいい」
 「これは・・・?」
 渡されたその棒状の古い布を剥がすとその中から出てきたものは伝説の剣エクスカイバーだった!
 「な、なぜアンタがこんなものを・・・!」
 老人は戸惑う私を見ながらただニヤリと不敵な笑みを浮かべるだけだった。
 果たして老人とエクスカリバーの関係は!?
 そしてIDE接続のハードディスクは!?
 感動の冒険巨編、堂々の最終回!!

 ・・・って違う〜〜!!(≧▽≦)/

 完全にあらすじが暴走しとるやんけ。(^_^;)

 つーコトで、前回までのあらすじはいつものごとく前回の戯言を読むべし!!←全然あらすじになってへん。。。(^_^;)

 そんなワケで秋葉原を後にし、神保町にやってきた。
 ここは古書の街・・・ってコトで、昔のいやんな雑誌・・・じゃなかった、バイク雑誌がないか探しに来たのだ!!
 とは言っても、事前に店を調べてきたわけでもなく、バイク雑誌が置いている店舗の見当もまったくナッシングなのだが、とりあえず片っ端からG0!!(≧∇≦)/

 まず最初に入ったのはビルそのものが古書の街になっているような雑居ビル。
 1Fごとに2店舗づつ位入っているようだ。
 見た限り8Fまであり、古い漫画専門だったり美術書が専門だったりと店舗ごとに特徴がある。
 その中で比較的古い雑誌を多く扱っている店を物色。
 しかし多いのは「平凡」だの「明星」だのアイドルや芸能雑誌。
 多少4輪関係の雑誌はあるものの、バイク関係は見つけることが出来なかった。
 一応全てのフロアを見ておきたかったので、上の階まで狭い階段を昇る。
 前回の戯言にも書いたが、この日の私はWFに持っていく作品などを持っていたため結構な大荷物であった。
 それでも古いバイク雑誌が見つかるかもしれないとヒィヒィ言いながら階段を昇る。
 真冬の寒さに耐えるための重装備で大荷物を持って階段を昇ると言う比較的ハードな運動。
 当然のように吹き出る汗。
 あれ・・・!?デジャブ!?(°Д°; ←前回戯言参照

 で、階段を昇り続け、スポーツ雑誌専門と言う店を発見!
 バイクもレースなられっきとしたモータースポーツ。
 これは期待大!!と探すも見つからず。
 F1はあるのにぃ!!(>_<)/

 期待しては裏切られ・・・を繰り返し、狭い階段を重い荷物を持って上がっていくのにも疲れが出てきた。
 もう諦めようと思いつつも古いバイク雑誌が見つかるかもしれないと、気力だけで昇りつづけ、ついに8Fまで到着。
 店舗入口に掲げられた看板を見る。
 「アダルト専門」
 うむ。。。
 今日の目的は「古いバイク雑誌」である。
 アダルト専門店にはあると思えない。
 だったら用は無い。
 あくまでバイク雑誌を求めてやってきたのだ。
 今さらイヤンな雑誌などに興味はない。

 しかし!!・・・だ。

 バイクブームが凄かった’80’s。
 バイク雑誌に限らず、様々なメディアでバイクやロードレースの話題が扱われていた。

 ・・・と、言うコトは。。。

 もしかしたら、当時のイヤンな雑誌にそういう記事が載っているかもしれない!!
 だったら、見に行くしかないでしょう!!(≧∇≦)

 てなワケで、あくまでも「バイク記事」を求めて「アダルト専門」店にGo!!!(≧∇≦)

 そんなこんなで店内を物色。
 おぉ!!あれは20代の頃にお世話になった(?)某AVアイドルの写真集!!
 おぉ!!これは同じ頃定期購読(?)してた某雑誌!!

 懐かしさとともに本来の目的を忘れていく私・・・。
 そして気が付けばバイク雑誌のことなど忘れて、隣りの最新イヤンなDVDを扱ってる店に入っているのであった。(^_^;)

 はっ!イカン、イカン。(@_@)

 ふと我に返った頃には、相当な時間が過ぎていたのだった。。。(^_^;)
 とりあえず物色だけで(我慢し)購入はせず、また重い荷物を持ったまま、狭い階段を下りようとした、その時だった。

 エレベーターを発見!

 いや〜、これで重い荷物を引きずって階段を降りずに済む・・・って、エレベーターあったんかい!!(>_<)/
 エレベーターがあるのが判ってたら、クソ重い荷物を持ったまま狭い階段昇らんでも良かったやんけー!!(>_<)/

 帰りのエレベーター内では、楽に下の階まで降りてるはずなのに、なぜか敗北感でいっぱいであった。。。(^_^;)

 そんなこんなで他の古本屋を巡るも特に古いバイク雑誌を見つけることも出来ず、妙な疲れだけを残して弟家族の住むマンションへ向かうのだった。(^_^;)

 その日は弟宅で4ヶ月半になる姪っ子と遊び、就寝。
 翌日、朝からWF会場である幕張メッセに向かうのだった。
 WFの様子は前回更新のモデラーな日々を参照。(^_^)

 それにしても、最近東京に来る度に懐かしいイヤンなモノに心動かされてるような気が・・・。(^_^;)
 そのうち、それを目的に上京しそうで恐いと思うのは私だけだろうか?
 もしそうなった時は、誰かに全力で止めてもらいたいモノだ。(^_^;)
 まだかろうじて人の道は踏み外してない・・・ハズ。
 たぶん・・・。(^_^;)


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