うえさんの戯言

六月


6月26日

 前回までのあらすじ。
 愛用していたビデオデッキ「三菱FANTAS HV−F33」が故障し、その後釜に据えるべくビデオデッキを和歌山の電化店で探すものの見つからず、急遽、日本橋までビデオデッキを探しに行くコトにしたのだった。。。
 
 と、まあ、別にあらすじなんかなくったっていいんだけど、とりあえず書いてみた。(^_^;)

 とにもかくにも日本橋へビデオを探しにいくコトが決定したんで、この日曜日に、例によって例のごとく南海電車でGo!!
 私が日本橋に行くときは大抵の場合、南海和歌山港駅の近くにある某きらびやかなネオンが眩しい建物の娯楽施設(パチンコ屋とも言う。)の駐車場に車を止め、和歌山港駅から難波を目指す。
 和歌山港駅は、南海本線の終着駅である。
 先月までは「水軒駅」という駅があり、和歌山港駅〜水軒駅は日本一乗客数の少ない路線として有名だったらしいのだが、その水軒駅までの路線が先月廃線となり、和歌山港駅は終着駅となったワケである。
 終着駅というとまるで辺境の地にあるように聞こえるが、逆に言えば、「始発駅」でもある。
 とは言え、この「始発駅」から乗り込む乗客は少ない。
 ゆえに電車に乗り込むと、どの席でも座りたい放題!なのである。
 だもんで、電車に乗り込み、その車両の一番前に行き、座った席の一番右端を陣取って、肘をかけた状態で寝れるような体勢を作り上げる。
 そうして難波までの1時間強の時間を乗りきるのだ。
 なんだかんだとしてるうちに電車は出発。

 出発して約5分後、最初の停車駅である和歌山市駅に到着。
 この駅は和歌山市では中心的な駅なので、それなりに人も乗ってくる。
 で、その乗ってきた人の中に本上まなみ似の推定年齢25歳くらいのナイスなキレイなお姉さんが乗車。と、同時に推定年齢40歳くらいの太ったオッサンも乗車。
 始発駅から乗ってきた私の席の隣は空いている。
 どちらが隣りで座るかで残り1時間弱の電車の旅の快適度が大きく変わる。
 頼むからキレイなお姉さんが座ってくれ〜!!
 すまし顔の心の中では必死に願いを込めていた。
 それはまるで水面を優雅に泳ぐ白鳥が、その水面下で必死に足ビレを動かしているかのように・・・。(^_^;)
 そのあまりにも必死な願いが通じたのか、キレイなお姉さんが隣りの席に!
 
 ラ、ラッキィーーーーーー!!!(^_^)

 これで私の難波までの電車の旅(?)の快適さは保証されたも同然である。
 なんだかんだ言っても、私は健全な男の子である。
 隣りにオッサンが座るよりはキレイなお姉さんに座ってもらうほうが嬉しいのは言うまでもあるまい。(^_^;)

 しかし、隣りにキレイなお姉さんが座ったからといって、別に声を掛けるわけでもなく、ボーッと窓の外を流れる景色を眺めながら電車に揺られていた。
 そして、ここのところの疲労が出たのだろうか?
 いつの間にか私は右肘でほうづえをついたまま、眠ってしまっていたのだった・・・。

 どれくらい眠りについたまま電車に揺られていたのだろう・・・。
 ふと目覚めたとき、窓の外を流れる景色はもうずいぶんと変わっていた。
 そして、あるコトに気付いた。
 左肩に誰かが寄り掛かっている重さを感じたのだ。

 こ、これは・・・!?

 どうやら、さっき私の隣に座ったキレイなお姉さんも寝てしまって私に寄り掛かっているらしい。

 またまたラッキィーーーーー!!(^_^)

 これは神がくれた私へのプレゼントであると勝手に判断!
 なにかと暗い出来事が多いこの世の中で、たまにはこんな素晴らしい出来事があるではないか!!
 南海電車という交通機関がこれほど素晴らしく感じたことがかつてあっただろうか??

 ビバ!南海電車!!
 そして・・・、ありがとう神様!!
 
 などと、窓の外を流れる景色を眺めながら、感謝の気持ちを心で叫びつつ、この左肩に寄り掛かる小さな幸せにもう少しひたっていようか、それとも、このお姉さんをキチンとしたポジションに戻してやるべきか?と考えた。
 どちらにせよ、とりあえず寝顔くらい拝見させてもらってもバチは当たるまい。
 ってなワケで、振り返ってGo!!

 その瞬間・・・・私は凍りついた!!

 だ、誰やねん!このオバハン!!!(>_<)

 一瞬パニック状態の私。
 一体、あのキレイなお姉さんはどこに!?
 もしかして玉手箱でも開けたのか!?

 いつの間にか私の隣にいたキレイなお姉さんは降りていたらしく、その代わりにこの推定年齢50歳後半くらいのオバハンが座っていたようだ。(T_T)
 それも「おば様」と呼べるような人ならまだ救いもあっただろうが、完全に「オバハン」としか呼べないような人であったのが、よりショックを大きくしたのは間違いないだろう。
 「天国から地獄」とは、まさにこのコトであろう。
 それにしても落差デカ過ぎやっちゅうねん・・・・。(T_T)

 ふと、そのオバハンの向こうを見ると、さっき和歌山市駅から乗ってきたオッサンがグースカ寝ていた。
 そっと左肩でオバハンを押し、そのオッサンに寄り掛かるように仕向けたのは言うまでもない。。。(-_-;)

 余談だが、この出来事があまりにもショックで帰りの電車は座席指定券を買ってしまった・・・。(^_^;)

 ・・・などと、ショックな出来事を乗り越えて、無事(?)南海難波駅に到着。

 ここからが正念場である。
 少しでも安くビデオデッキを手に入れるために努力を惜しまないつもりで日本橋のメインストリートへGo!!
 大型家電店から小さい家電店まで何軒か回ってるうちに、購入する機種も絞られてきた。
 適当に値段交渉などしながら、一番値段の安い店を探して回る。
 ある小さな家電店で「値切っていってよ〜。」と声を掛けてる店があったので、「よっしゃ、値切ったろやんけ!!」ってなモンでその店に突入!
 その店の中のビデオデッキ陳列コーナーでデッキを見ていると「今日はビデオを探してはるん?」と声を掛けてきたんで、「そうやねん。」と答えた。
 すると「どんなんを探してるんですか?」と聞いてきたので「S−VHSで背面に端子が2系統以上で2万円くらいで、パナとソニー以外のデッキ!」と即答してやった。
 あまりにも明確なビジョンを持って答えた私に少し店員もビックリしていたようだ。
 この手の家電店で値引き交渉を行う際、最初にイニシアチブを取れるかどうかが、値引き成功のカギを握る。
 このように、「どんな機種を探してるか?」と聞かれたときに、明確な答えをスパっと言うことは、イニシアチブを握るのには非常に有効な手段である。

 ちなみにパナかソニー以外のデッキと指定したのは、何軒かの電器店での情報を整理した結果、パナソニックのビデオは同価格帯の他メーカーのデッキに比べ、性能が劣るということが判明したためである。
 ソニーにいたっては、以前の戯言でも書いたが、保証期間を過ぎた途端に故障を起こす「ソニータイマー」という爆弾が恐いので、候補から外しているのだった。(^_^;)

 かくして主導権を握ることに成功した私は、値引き交渉を始める。
 希望機種の他店での値段を出すという手段も非常に有効な手段ではあるが、その手段は時として、店員に不快感を与える諸刃の剣になりかねない。ゆえに私はあまり使わない。

 値引き交渉は、客である私と店員との駆け引きである。
 それを楽しむには、店員にもその駆け引きを楽しんでもらう必要がある。
 そうすることによって値段がより落ちやすくなるのだ。
 決して「私は客だ!!」などと高飛車な態度を取らないことが値引き交渉のコツであり、ルールであると私は考える。

 で、今回私の使った手法は以下の通りである。

 まず、店員に何機種か候補を出してもらい、最初の値段を出させる。
 その中で購入候補に挙がっている機種とそれよりも下位モデルの値段を比較する。
 その値段差を利用して交渉に入るのだ。
 「この価格差でこの性能差やったら、あんまり買い得感ないな〜」などと少しづつ値段を下げていく。
 最終的には端数を切らせるという常套手段も使う。

 そして、この店では私の目標価格にあと一歩のところまで迫った。
 しかし、あともう一声がなかなか出ない。
 ここまでの交渉はイイ感じで進んできたので、もしかしたら値引の限界まできてるかもしれないと判断。
 そこで交渉していた店員に「お兄さん、今日はまだ働いてはるやんねぇ?」と聞き、まだ店にいることを確認した後、「あと2〜3軒、試しに回ってきてもええ?」と聞いてみる。
 これは、この時出ている値段が限界かどうかを知るひとつのバロメーターになる。
 他店より安くしてる自信があれば、「どうぞ」となるし、まだ値引きの猶予があるか、もしくは他店より高い値段かもしれないと思っているなら「他の店でも同じようなモンやと思いますよ。」となるのがパターンである。
 ・・・で、この店では「あ、どうぞ、行ってきて下さい。それで他の店より安かったら帰ってきて下さいね。」と言ってきた。
 それも素晴らしくすがすがしい笑顔で・・・。(^_^;)
 これはどうやらこの値段に自信があるらしい。
 
 その後、何軒かこの店で出た値段を持って交渉に行くが、ほとんどの店がまったく対抗できない。
 唯一、近い値段を出してきた店でも、この店より500円程度高かった。

 やはり相当限界までの値段だったらしい。
 だもんで、さっきの店まで戻り、値段交渉をしていた店員を探す。
 すると、その店員は他の客を相手にしていたので、少し待っていた。
 待っていると、推定50歳くらいのオッサンの店員が声を掛けてきたのだが、さっきの店員との交渉の末に出た値段だったので、その店員の手が空くまで待つと言ったら、待ってる間、なにかと最近の電化店事情みたいな話をしてくれた。
 で、その話の途中のことである。
 
 「兄ちゃん、岸和田の人か?」

 「いや、違うけど。なんで??」

 「なまってる。」

 「へ!?」

 な、なまってる!?
 この私の言葉がなまってる!?(>_<)

 流麗な関西弁を話していたつもりだったのだが、話をしているうちに盛り上がってしまい、知らずの知らずのうちに思いっきりの和歌山弁になってしまっていたらしい。(^_^;)
 そのオッサン曰く、「大阪でも泉南とか南の方とかになると、言葉が荒いからねぇ。」とのコトらしい。
 確かに大阪の南の方どころか、その地方よりもさらに和歌山の方が言葉は荒い。
 そりゃま、純粋な大阪弁を喋ってる人にしてみれば、荒い言葉には聞こえるだろう。
 ・・・が、「なまってる」はないやろ・・・「なまってる」は。
 ちょっとショックを受けた私であった。(^_^;)
 ついでだったんで、そのオッサンに和歌山弁講座をしたのだった。(^_^)

 で、値引交渉した店員が他の客の相手も終わり、私のところへ来た。
 「どうでした?」と聞いてきたので、素直に「ここより安いトコなかったわ。」と言うと、「そうでしょう?」と、これまたすがすがしい笑顔で答えてきた。
 それにしてもこの店員、営業スマイルなんだろうけど、笑顔がさわやかすぎるぞ。(^_^;)

 結局、この店で買うことにしたのだが、ここでさらに最後の交渉を試みる。
 「ほとんど変わらん値段のトコあったんやけど、お兄さん、さっき頑張ってくれたから、帰って来たんや。」などと調子のいいセリフを吐き、最後の最後で、さらに150円を値引きさせることに見事に成功。
 この小さな値引が値引交渉の大きな喜びなのである。(^_^)
 決して、「セコイ」などと言わないように。(^_^;)
 この最後の交渉も店員には、嫌な顔をまったくされずに終始笑顔での和やかな交渉だった。(^_^)
 結局、私が買ったビデオは店頭価格33800円だったものを、税込み30450円(本体29000円)で購入。
 約5000円の為に一体どれだけ歩いたんだろうか・・・・?(^_^;)

 ま、こういうのは、どの値段で買うか?ってコトより、いかにして値引交渉を楽しむか?ってコトが重要なワケで・・・。(^_^;)
 その点から言えば、今回の買い物はずいぶんと楽しめたと言えるだろう。

 ちなみに私が買った機種は大型家電店だと値引交渉しても35000円程度(税別)にしかならなかったコトを付け加えておこう。

 かくして壮絶な値引バトルを制した私は気分良く帰路につくのだった。
 
 もちろん、南海電車特急サザンの指定座席で・・・。(^_^;)


6月23日

 「三菱FANTAS HV−F33」
 1987年に発売されたビデオデッキである。
 世界初のデジタルトラッキングを搭載したHi−Fiビデオで、当時の三菱電機のビデオデッキのラインナップの中でS−VHSの最高峰である「HV−F35」のVHS版であり、S−VHSのビデオデッキを除けば最高機種だったビデオデッキである。
 その頃、各電機メーカーともビデオデッキのモデルチェンジラッシュの時期で、ビデオデッキの性能はどんどん上がっていた。
 HV−F33は、その後に発売されたビデオデッキの基本性能の全てを先駆けて搭載していた名機である。
 HV−F33発売後、デジタルトラッキング・・・いわゆるオートトラッキングが一般標準化するなど、その後に発売されたビデオデッキがこのHV−F33を目標として改良されていったと言っても過言ではないほどなのだ。
 ある意味、この「HV−F33」とそのS−VHS版であった「HV−F35」はビデオデッキの歴史を変えたと言えるだろう。
 当時のモデルチェンジラッシュの波を超えてなお、その性能や魅力が他のデッキに見劣りすることはなかった。

 当時、私は高校生で、このHV−F33が欲しくてたまらなかった。
 HV−F33の値段は定価160000円。家電店での販売価格は約148000円といったところだった。
 普通の高校生には、手の届かない値段である。しかしどうしても欲しかったのだ。
 そこで、夏休みと冬休みそして春休みにバイトして手に入れたお金でようやく買った。
 私にとって、初めての自分専用のビデオデッキで、そして私がAV機器に興味を持つようになったキッカケのビデオデッキである。
 それだけに大事に使い、購入から15年経った今日まで現役として使っていた。
 その後に購入したビデオデッキが3台、このHV−F33より先に廃棄処分になっていることからも、いかにHV−F33が優秀なデッキであるか、そして大事に使っていたかを物語っているだろう。

 しかし・・・形あるものはいつか壊れるのである。
 2ケ月くらい前から巻き戻しがうまく出来なくなっていた。
 HV−F33は、テープを巻き戻すための機構が比較的弱点とも言える場所であることは知っていたので、分解して点検してみることに。
 点検の結果、部品の摩耗が進んでいて、部品を取り寄せないと修理できないことが判明。
 しかし、いくらHV−F33が良く出来たデッキとは言え、いかんせん15年前のモデルである。
 仮に修理したところで、最新のデッキと比べれば画質が劣ってしまうのは認めざるを得ない事実である。
 思い入れがあるデッキだけにずっと現役で使いたかったが、ここは涙を飲んでHV−F33に現役を退いてもらい、新機種を導入することに決定。
 新機種導入っても、最近のビデオデッキは軒並み2万円台と値段も安いので、貧乏な私でもなんとか買えるでしょう。(^_^;)

 ってなワケで、こないだから、ビデオのカタログを集めたり、家電店に行ったりしていたのだが、最近のビデオデッキはコストダウン優先の作りになっていて、私の欲しいスペックを搭載したモデルがなかなか見つかない。
 私の要求するスペックとは、決して特殊ではない。
 ただ単に出入力端子が背面に2系統以上あるS−VHSデッキ・・・それだけである。
 
 しかし吹き荒れるデフレの風の中、各メーカー間のビデオデッキの低価格競争が激化。
 その結果、コストダウンの魔手は端子の数を極端に減らすところまで来てしまったようだ。

 少し前までの機種には、背面端子が2系統以上あったのだが、この春の新製品あたりから、端子が1つしかない機種ばかりになってしまったようだ。
 1台のTVにビデオデッキ2台、CSチューナー、デジタルBSチューナー、WOWOWデコーダー、DVDプレーヤーと6台もの機器を接続している私にとって、端子が少ないのは死活問題である。

 私が購入しようと考えていた2万円台のデッキでは、背面端子が1系統しかないモデルばかりで、背面端子が2系統以上となると、ごく一部の4〜5万円台のデッキにしかない。
 前述した通り、私は貧乏である。
 今の私に4〜5万円など、どうやっても捻出できるワケが無い。(T_T)

 しかし、旧機種のデッドストックを狙えばなんとかなるかもしれない。
 ・・・が、Myホームタウンの家電店では、旧機種が残っている店舗がまったくない。
 売れスジの新機種ばかりしか置いていないのだ。
 普段はトレンドに乗るコトさえ出来ないくせに、どうしてこういうコトだけはきっちりとトレンドを押さえてしまうのだ?我が町和歌山は・・・・。(T_T)

 しょうがないんで、電機の街、大阪は日本橋までビデオデッキを探しに行くコトに決定!

 果たして、お目当てのスペックを搭載し予算に見合うビデオデッキを見つけるコトは出来るのか!?

 次回に続く・・・。


6月18日

 その他の「MYヘビーローテーション」を更新。
 忘れられそうになると更新するこのコーナー。(^_^;)
 今日買ったばかりのアルバムまで載せてしまうという、いいかげんなコーナーではありますが、おヒマな方はご覧あれ。

 *****

 昨日の戯言でも少し触れたのだが、今日は有給休暇をぶちかまし、サッカーW杯の「日本×トルコ」戦をTVでライブ観戦。
 数人のネットフレンドから今日この日に有給を取れたことを羨ましがられながらの観戦であった。(^_^;)

 肝心のゲームの方だが、必死の応援もむなしく、惜しくも日本代表は敗れてしまった。
 有給まで取ってTVの前で応援しただけにぜひとも勝って欲しかったのだが、ま、勝負は時の運でもあるし・・・。(^_^;)
 色々とゲーム内容に言いたいことはあるが、所詮にわかサッカーファンの私である。
 ここはあれこれ言わず、ただ日本代表の選手達に「ありがとう&お疲れさま」の言葉だけを贈りたい。

 でも、個人的には勝敗がどうのこうの関係なしに中山隊長に出て欲しかったけどね・・・。(^_^;)

 同じホスト国である韓国は激戦の末、強豪イタリアに勝ったんで、せめて共同開催国として勝ち続けてもらいたいモンである。(^_^)

 ところで、にわかサッカーファンとしては日本代表がいなくなってしまうと観戦&応援の楽しみも半減してしまうのだが、まだW杯は終わったわけではない。
 
 なので、最後までW杯を楽しむために、ここはいっちょ、にわかサッカーファン改めにわかミーハーサッカーファンパワーアップすることに決定!

 なんで「ミーハー」が追加されたかって?
 
 日本敗けたやん?
 ・・・だもんで。

 頑張れ!ブラジル!!
 頑張れ!イングランド!!

 次の試合でどっちか消えるっちゅうねん。
 この状況をミーハーと呼ばずになんと呼ぶ!?(^_^;)


6月17日

 前回の戯言でサッカーW杯の日本戦を結果を知らずにビデオ観戦することに成功したというハナシを書いたのだが、「どうやったの?」と言うメールが殺到!(3通)

 やはり平日の昼間という時間帯の試合では、仕事を終えてからビデオ観戦という人も多いらしい。
 どうせ見るなら結果を知らずに見たほうが楽しめるでしょう。
 ってコトで、明日は日本×トルコ戦があるし、「どうやったの?」と言うメールが殺到!(3通)したってコトで、今回は、日本×チュニジア戦の時に私の取った「いかにして試合結果を知らずにビデオを見るか?」の方法を元にその方法を検討することに決定。

 ACT1.足場を固める

 まず、ビデオのセット時から注意深くセットする。
 自爆防止策として、
 ・TVのチャンネルを「ビデオ」にした状態で電源を切っておく。
 ・録画予約は試合中継の後に1〜2分間「外部入力」の録画予約をしておく。

 これで帰ってきた時に不意にテレビの電源を入れても、TVには何も写らない状態になっているので、報道番組などで結果を知ってしまうリスクをなくせる。
 別に試合中継の後の外部入力による録画はしなくてもいいけど、帰ってきた時にTVの電源を入れる前にまずビデオのチャンネルを「外部入力」にすることを忘れてはいけない。
 なお、ここでの準備が最終的に結果を知らずに済むかどうかの最後のハードルとなるので細心の注意を払っておくべきだろう。
 

 ACT2.家族に注意する

 家に帰ってから家族に結果を言われないようにするためにも、しつこいくらいにそのことに対して念を押しておこう。
 私の場合、「結果を言ったら殺す!」とまで言ってあった。(^_^;)
 あと、帰ってきてから自分の部屋に行くまでは、当然のことながらリビング等、TVのある部屋には立ち寄らない。
 私の場合、玄関で「ただいま」の声が聞こえたらTVの音量を下げてもらうように言ってあった。
 とにかく家族に「結果を知りたくないんだ」という気迫を見せつけることが大切である。(^_^)

 ACT3.会社での行動

 まず会社での居場所に注意する。
 試合時間が近付いてきたら、TVのある場所周辺には近寄らない。
 問題は会社の人が結果を言ってこないか?・・・である。
 私の場合、この日に限っては3時以降、極力人と話さないようにしていた。
 あと私の職場には幸いTVがないので、TVを見そうな人に事前に「結果と経過を言いに来ないでくれ」と言ってあった。
 「もし言ってきたらコンクリート詰めにして沈める」と脅してあった。(^_^;)
 もし結果を言ってきそうな人が上司などの場合、「結果を言ったらW杯期間中は会社を休む」などの忠告が効果的であろう。(^_^;)
 あと、事前の家での準備を周囲の人に必要以上にアピールしておくのも効果的。
 「あの人はそこまで気合いが入ってるんだ・・・」と思ってもらえれば、結果や経過を言いに来る人はそうそういないハズである。
 それでも言いに来るような輩は躊躇せずコンクリートに詰めて海の藻屑と消えてもらって構わないだろう。(^_^;)
 また仕事が終わってから休憩室でTVを見てくる人もいるので、仕事が終わったら速攻でロッカーに行き、一番に着替え終わって退社の体勢を作ることが大切である。

 そしてなにより大切なのが、誰に何を言われても「信じない」ことである。(^_^;)
 とにかく試合が始まってから帰宅するまでは、耳に入ってくる全ての言葉を「嘘」と信じることが大切である。
 そう。「信じるものは救われる」というヤツである。(^_^;)

 ACT4.帰路の注意点

 とにかく一目散に帰る。
 この一言に尽きる。(^_^;)
 私の場合、2輪通勤なので比較的、帰路で情報が目に入ることはなかったのだが、4輪通勤者は間違ってもラジオなどつけないように。(^_^;)
 電車・バス通勤の人はウオークマンなどで音楽を聞いたりして、外部から音による情報が入ってくるのを防ごう。
 そして最寄りの駅までは寝てしまえば、視覚的な情報の進入も防げるハズだ。
 その場合、寝過ごしてしまわないように。(^_^;)

 あと、梅田周辺などの人は間違ってもマルビルの電光掲示板を見ないように。
 そんなん自爆以外のなにものでもない。(^_^;)

 ・・・と、まあ、こんなところだろうか?
 しかし、この「いかにして試合結果を知らずにビデオを見るか?」を成功させるために必要なことは、「いかにして試合結果を知らずにビデオを見るか?」という事に賭ける気合いと情熱、そして魂である。(^_^;)

 それでは諸君の健闘を祈る!!

 ちなみに明日の私だが・・・。
 明日は有給取ったのだった。
 だってそこまでして作戦実行すんの面倒やもん。。。(^_^;)


6月14日

 祝!日本決勝トーナメント進出!!

 日本中がW杯モード。
 今日は日本の決勝トーナメント進出を賭けたゲームがあるってんで、退社時間を早めてる会社もあるって〜のに、我が社はまったく関係ナッシング。
 「今日は日本戦だから3時で仕事終わるか!」と言うような気の利いた上司など我が社に当然のことながらいないので、有給ぶちかましてTV観戦・・・と言いたいところだったが、そうもいかず、しょうがないんでビデオをセットして出社。
 ホントはライブでTV観戦したいところだが、会社員の哀しいところである。(T_T)

 仕事が終わって帰るころに、ちょうど試合終了くらいの時間になる。
 だもんで、いかにして試合結果を知らずにビデオを見るか!?
 これだけを一日中考えながら仕事してるのだった。
 ま、仕事は頭を使わなくても体が覚えてるしね。(^_^;)

 昨日からその作戦を考え、頭の中で何度もシュミレーションした結果、無事、結果を知らずにビデオをスタートすることに成功!
 ライブで観戦しているのと同じくらいの緊張感で見ることが出来たので、日本が勝ったことよりも、そっちの方が満足感の高い私であった。(^_^;)

 ちなみに私はサッカーファンなのか?というと、実はそんなにファンでもない。
 純度500%のにわかサッカーファンである。(^_^;)

 これだけ日本中がW杯に熱狂しているのだ。
 踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損損。(^_^)


6月13日

 「リアルカルピス」そして「コーラ+リアルゴールド」
 カップベンダーならではのミックス機能を活用したミックスドリンクを好奇心の成せるワザで飲んだというのは、以前の戯言にも書いた通り。

 普通の感覚で言えば、好奇心で飲んでみるか、もしくは、普通の感覚でない人が好んで飲むか・・・と言ったところであろう。
 少なくとも私にとってはチャレンジのひとつであった。
 しかし、世の中には自分の常識を超えてしまうようなコトが多々あったりするから面白い。

 先日、私の元に一通のメールが届いた。
 その内容とは以下の通りである・・・。

 あまりにびっくりしたのでメールしてしまいました。

 うちの職場の社食のそばに何種類か自販機があります。
 今日、カップベンダーを何の気なしに「あーこれのボタンを2個押すと混ぜられるの
かあ」と眺めていたら、なんと!
 リアルゴールドとカルピスのミックスドリンクという商品があったのです!
 自分で混ぜるんじゃないんですよ、そういう既製品(?)なんです。
 しかもカップは上部がカルピスの水玉模様、下部が真っ赤な無地という分かりやすいんだか悪趣味なんだか何ともいえないデザインなんです。
 しかも!
 この商品はシリーズものらしく、その隣にはカルピスとHi−Cの梅のミックス(こちらは下部に梅の絵が・・・)が。
 販売元はコカコーラでした。

 な、なんと!!
 私がチャレンジのつもりで飲んだミックスドリンク(っても「リアルカルピス」は偶然だったけど。)がすでにメーカーからの「商品」として売り出されていようとは!!

 むうぅ!!恐るべし!コカコーラ!

 しかし、私の常識から言えば、わざわざ2つのドリンクをミックスして飲む人は少数派である。
 とても商品として成立するほどの需要があるとは思えないのだが・・・。

 そこでメールをくれたミホさんに調査を依頼。
 ノリがいいミホさんは早速調査報告をしてくれたのだった。
 調査依頼をしておいてなんなのですが、まさかホンマに試してくれるとは思わなかったので、かなり嬉しかったッス。(^_^)
 ミホさんに感謝!

 で、ミホさんからの調査報告は以下の通り。(一部抜粋)

 4時頃休憩に出た私が目にしたのは、Hi−C&カルピスの売り切れの赤い表示でした。
 うちの人間はそんなにゲテ好きな好奇心一杯人種だったのか・・・と感心しながらリアルゴールド&カルピスを買いました。

 そして・・・。

 不味くなかったです!
 一口目、「あ、カルピスだ」と判別できる甘さがあるのですが、その後はリアルゴールドの酸味が勝って、 どちらかというとファンタテイストなのです。
 おそらくかなり差をつけた配分になっているのではないかと推測。
 商品化されているだけのことはありますね。

 ・・・とのコトである。

 どうやら、私が飲んだ「リアルカルピス」とは大きく味が違ったようである。
 少なくとも「リアルカルピス」にはファンタテイストなど微塵も感じなかったし、なにより不味かったのだ。
 以前の戯言にも書いてあるが、「リアルカルピス」は、リアルゴールドよりの味でありながらカルピス(つーより乳酸飲料)独特の若干の不快感のある後味をひきづるというテイストであった。

 どうやら、リアルゴールドとカルピスの配分量にその味の秘密がありそうだ。
 出きれば、普通にリアルゴールドを買ってきてカルピスとの配分研究してみたいモンである。(^_^;)
 しかし、リアルゴールドはまともに買うとたったあれっぽっちの量(140mlだったかな?)で120円もする超高額商品である。
 配分研究が終了する頃には、研究費用のせいでまたしても家計が油田火災状態になることは必至である。
 ・・・だもんで、きっとしないであろう。・・・たぶん。(ちょっと自信がない・・・)(^_^;)

 しかし、調査報告にもあるように、「Hi−C&カルピス」のミックスドリンクは売り切れになるほどのヒット商品であるようだ。
 私の想像力では、ではどう想像しても美味いというイメージが沸かないのだが、それでも需要はかなりあるようだ。
 「Hi−C&カルピス」のミックスドリンクと言っても、「Hi−C」が梅なのかオレンジなのかピーチなのかで、その味にも大きな差があるのは容易に想像がつく。
 ・・・が、そのどれを選ぼうともチャレンジであることは間違いないだろう。
 それなのに、売り切れるほどのヒット商品である。

 もしかして、私が思うよりも世の中にはチャレンジャーが多いのだろうか・・・。(^_^;)
 それとも、ゲテモノ好きが多いのか!?

 あえて私の判断はしないでおきたい・・・。(^_^;)


6月9日

 久々にバイク/乗りこなし日誌を更新。
 VTRのオイルとオイルフィルターを交換したので、そのレポートです。

 *****

 ♪ハッピ バ〜スデイ トゥ ミ〜 ♪
 っていうワケで(どういうワケだ!?)31歳になってしまいました。

 31歳だってよ。31歳。
 もう自他共に認めるオッサンやん。
 出きることなら、これ以上加齢したくないモンである。
 年齢を増やさないための方法は唯ひとつ、その場で自分の時を止めてしまうこと・・・って、それだけはいやん。(^_^;)
 う〜む、30歳超えたら、そこからは誕生日来るたびに表示年齢を1歳ずつ少なくしていく法律って出来ないものだろうか?
 有事法案とかよりもよほど国民の支持を受けそうなモンだが・・・。(^_^;)

 と、まあ、三十路を超えてしまえば、誕生日といってもたいして嬉しくないものだと思っていたのだが、実際に誕生日を迎えてみると、いろんな方からお祝いメールやバースデーカード等を戴いて、まんざら誕生日も悪くないモンだと思っていたりする。
 確かに加齢すること自体は少し寂しいお年頃ではあるものの、いくつになってもお祝いをしてもらうというのは嬉しいものだ。
 こういうことで考えがコロッと変わってしまうあたり、単純な性格してるな〜と自分でも思うんだけどね。(^_^;)

 お祝いメール等を下さった皆さま、この場を借りてお礼申し上げます!感謝!です。

 出きれば・・・来年もよろしくです。。。(^_^)

 つーことで、男も31歳ともなると、人生で一番脂の乗っている時期とも言えよう。
 やはりそうなると、この31歳という年齢を充実して生き抜くために豆腐・・・じゃなかった、豊富・・・でもない、抱負が必要であると意味なく判断!
 
 ってコトで悩みに悩んだあげく、31歳を生き抜くための豆腐・・・じゃなかった、抱負を決定!

 その抱負とは・・・!

 貧乏脱出!!〜 STOP THE ファイヤーカー AGE 31 〜

 たぶん実現できそうにないと思うのは私だけではないハズだ・・・。(^_^;)


6月8日

 好奇心。
 それはいくつになっても失いたくない心。
 
 少年時代・・・。 
 私は好奇心のカタマリのような少年だった。
 なにかにつけ興味を持ち、知りたいと思った。試してみたいと思った。体験してみたいと思った。
 年齢を重ねるごとに好奇心も頭頂部と同じペースで薄れていってはいるものの、まだ失ったワケじゃない。決して・・・。(^_^;)

 前々回の戯言(戯言5月参照)で、リアルゴールドとカルピスのミックスドリンクを偶然にも飲むハメになったことを書いた。

 ・・・で、2つのドリンクをミックスする機能がついたカップベンダー自販機であることを思いだしてからというもの、自販機でジュースを買う際に「これを混ぜたらどんな味なんやろ??」と考えるようになってしまっていた。
 しかしながら、明日で31歳になろうかという身で、職場の自販機でそんな子供チックな好奇心を満たすような買い方を出来るわけもない。
 大人の私は己の理性をフル活動させ、職場での私の大人の男としての地位を死守するのに懸命に頑張っていた。
 しかし、休憩時間ごとにその欲望は強くなり、抑えるのが辛く感じるところまで来ていたのだった。
 これ以上、自分を抑えるのは限界と判断。

 こうなったら、職場の人がいないスキにこっそりとそのミッションを遂行するしか己の好奇心を満たす手段がないってんで、ミッション遂行を決定!
 しかし、なぜか必ずその自販機の前で休憩するオッサンがいるのでミッション遂行が困難なのだった。

 私は職場では比較的(?)チャレンジャーとして知られている。
 ならばそのチャレンジャーとしての地位を逆に利用し、ミックスドリンクを飲んでも職場の人から「お子様やなあ・・・」などと言われない作戦を思いついた!

 その作戦とは・・・!
 ミッション遂行予定の休憩の前から、職場の人に「あの自販機、ジュース混ぜれるん知ってるか?」などとわざとらしいウワサを撒き散らし、職場の人の好奇心をあおる。
 ・・・で、職場の人が「そんなん出来るんや。」とか「どんな味すんのやろ?」などと興味は持っているけど、実際にはそんな飲み方は・・・みたいな空気が流れだしたところで、「皆の代表」としてミックスドリンクを試す!・・・という筋書きである。

 あくまで「みんなの好奇心の代表」であり、「みんなの代わり」に飲むのである。
 したがって、大人の私の地位は揺るがない・・・という次第である。(^_^;)

 果たして作戦は成功するのか!?
 ・・・と心配をよそにあっさりと作戦は成功したのだった。(^_^)

 なんだかんだ言って、結構みんなもお子様チックなのね。(^_^;)

 こうなると何と何をミックスさせるかが問題になる。
 色々悩んだあげく、「コカコーラ」と「リアルゴールド」をミックスさせることに決定!
 
 さっそく自販機に80円を投入し、2つのドリンクのボタンを押す!
 もちろん掛け声は「ポチッとな!」である。(^_^;)

 で、出てきたものは、ほぼリアルゴールド的な色のドリンクだった。
 私を含め周りの人の予想では、コーラの黒とリアルゴールドの黄色の混ざった微妙な色のドリンクが出てくると思っていたので、これは意外であった。

 肝心の味の方だが、これまたほぼリアルゴールドの味である!
 炭酸が非常にキツクなり、気持ち的には「リアルゴールドドライ」と呼びたくなるような味である。
 微妙にコーラの味がしないでもないが、ほとんど判らなかった。
 前回の「リアルカルピス」もそうだったが、リアルゴールドとはそんなに他のドリンクを吸収してしまうほどクセの強い飲み物だったのか!?
 妙に感心してしまった私であった。(^_^;)

 で、どうせチャレンジャーとしての使命を全うするのなら・・・ってんで、「コーラ+リアルゴールド」はこんな味やで!みたいな話をして、みんなの好奇心を少しでも満たしてもらう&話のネタを提供することにした。
 う〜ん、なんて私ってエンターティナーなんでしょう・・・。(自画自賛モード発動!)(^_^;)

 ・・・翌日。
 休日出勤で誰もいない自販機の前でまたなにかミックスドリンクを作ろうかとも思ったのだが、あえて普通の「コカコーラ」を飲むことに。
 で、コーラのボタンを押して、出てきたドリンクを手に取った私は驚いた!!

 そのコーラにはなんと!!
 色がなかったのである!!

 お!?いつからホワイトコーラになったんや、この自販機のコーラ・・・。
 ってんで、驚きつつも早速飲んでみる。

 な、なんと、これは・・・・!!

 ただの炭酸水やんけー!!(>_<)

 どうやら自販機が故障していたようだ。

 ・・・ということは。
 昨日の「コーラ+リアルゴールド」は実は「単なる炭酸水+リアルゴールド」だったのでは!?
 そうなると前述した私の試飲の感想はあながち間違ってなかったということにはなる。
 ・・・が、昨日、調子コキまくって言いふらしたのは「コーラ+リアルゴールド」の味であって、「単なる炭酸水+リアルゴールド」ではない。

 果たしてこの事実を公表するべきか否か!?
 微妙に悩む私であった・・・。(^_^;)


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