うえさんの戯言

八月


8月27日

 リンクに「かるべ」さんのHP「KIM’S HOUSE GARAGE」を追加。
 オールドルックバイクが中心のスケールモデルのサイトです。
 展示されているモデルのリアリティが物凄く、今にも動きだしそうなくらいです。
 ウチのHPに展示してあるモデルとは随分趣向が違いますが、バイクモデル好きなら堪能できること間違いなし。
 もちろん、バイクモデルに興味のない人でも十二分に楽しめます。
 なにはともあれ、一度Go!!

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 昨日は朝一で電車に揺られて神戸で開催されている「タミヤモデラーズギャラリー」にGo!!
 ・・・のはずが、見事に寝過ごしてしまい、目が覚めたらもう10時半を過ぎていた。
 
 この時間から電車に乗っていっては遅くなるんで、バイクをかっ飛ばして行こうかな〜、と思って空を見上げてみると、「バイクで行ったら絶対雨降らせてやるぜ、この野郎!」とでも言いたげな空の色。
 バイクで高速に乗って、カッ飛んでる最中に雨が降られたら、たぶん死にます。
 スリッピーな路面に対応出来るほどのライテクは私にはありません。
 「俺は風になる!!」などと某TBS系のバラエティーのようにカッコつけて走ることは出来ません。
 そんなコトしたら、風になった後、星と散って土に還るのがオチってモンです。
 てなワケで、無理にバイクで行って生涯を終えるのも嫌だし、車で行くにも時間がかかるんで、今回はあきらめることに。

 しょうがないんで、締め切りの近いコンテストの参加用の模型を作っていたんだけど、肩が凝ってきて、ハグキは浮くわ、偏頭痛はするわ、の状態になってきたので一旦中断。
 肩が凝ってシンドイので、模型もゲームもパソコンも無理な状況になってしまった。
 出かけようかとも思ったが、偏頭痛の為にそういう気にもなれなかったので、DVDを覧ることに。

 ちょうど金曜日に友人のくまさんからDVDの映画を2タイトルほど借りていたので、その内の1本を覧ることにした。
 映画のタイトルは「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
 この映画、公開時は「感動する映画」とか「泣ける」とかいう世間での評判だった。
 しかし同時期の週刊誌に「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を覧て号泣する20代、怒る50代!!とか言う記事が載っていた。
 つまり若者は感動し、そうでないものは怒ると言うような内容らしい。

 これを反映しているのかどうかは定かではないが、友人のあねごんにして「レンタル代100円でも高く感じたわ。」と言わせ、DVDの持ち主であるくまさんに至っては「絶対、見終わった後、おもんない!!とか喚くぞ。」とのコト。

 しかし感想を聞いたのはこの二人だけではなく、他の人にも聞いてみると「良かったッスよ。」と言う者もいれば、「泣けましたぁ。」という人もいる。
 ただこの手の感想を言っていたのが、20代前半の人たちと言うのが気にはなるが・・・。

 まあ、私は若者なのできっと泣けるだろうと確信し、あまり泣いて部屋が涙で水浸しになってはいけないのでバスタオルを傍らに鑑賞Go!!

 2時間20分後・・・・・・。

 もうボロボロ涙が出て止まりません。号泣です。

 

 ・・・・・すんません。ウソです。
 
 もし私が大金持ちでTVのひとつやふたつ、いつでも買うことの出来る環境ならば、間違いなく見終わった瞬間に我がTVにはアンディー・フグよろしくの踵落としが炸裂し、TVはその原形をとどめることなく粉砕していたであろう。

 
 あの映画のどこで泣けと!?
 どうやら悲しいことに私も若くない方のグループに入るらしい。
 そのことの方がよっぽど泣けます。
 ここ数年の中でもワースト3に確実に入る映画に出会ってしまった。
 う〜む、やはり自分より若いヤツのいうコトよりも同い年の友人達がいうコトしか当たっていた。
 ある年齢を境に感性ってヤツは変わるんだろうか?

 それにしても夏休み以降、覧る映画すべてハズしている。

 年間通してもそんなにタイトル数を覧るわけでもないので、効率良く面白い映画に出会いたいモンである。
 ・・・って〜か、自分で探せよ。

 誰か、オススメの映画ってあります!?(^_^;)


8月21日

 長い長い夏休み(と本人は思っていないのだが、そう言わないと怒りだす友人がいる)も終り、今日からお仕事再開。
 休み中は結構遊べたので、気持ちもリフレッシュして今日からまたお仕事に頑張ろう!
 ・・・な〜んて、思うわけもなく、久し振りの通勤をウザく感じていたりして。

 それにしても長い(と本人は思っていない。念のため。)連休明けの出勤はただでさえ憂鬱なのに、よりによって台風が来ているではないか。

 かったりーし、休もっかな〜?
 いやいや、待て待て。
 もしかしたら、途中で帰れるようになるかもしれない。
 以前、台風が直撃した時は昼一で帰れるようになったコトもあった。
 もし、途中で帰れるようになったとして、そんな日に有給使ったりしたら、もったいないオバケが出てしまう

 今のところ、雨も風も大したことないし、とりあえず、途中で帰れるようになるように祈りながら会社へGo!!
 会社についてから、天気はドンドン回復してゆき、昼休憩時には晴れ間も覗いていた。

 う〜む、今日はこのままキッチリ定時まであるかな?
 それならそれでいいのだが(と言うか当たり前なのだが)、出来れば少しでも早く帰りたい。
 それは私だけでなく、職場の皆の共通の願いでもあった。
 って言うか、台風がそれるのを願えよ。(^_^;)

 で、午後から少しずつ天候は悪化。
 雨も風も強くなって来だした。

 これはもしかしたらもしかするかも・・・・。

 と、思いつつ仕事をしていた、14時40分。
 場内アナウンスが入った。
 
 「台風11号の影響の為、本日は15時で終業致します。」

 やり〜!2時間早く帰れるぜ!!

 ・・・・ほとんど小学生のノリの喜び方である。(^_^;)

 「早く帰れることを喜ぶより、台風が来ることを心配せんかい!」とツッコミを入れられても良さそうなモンだが、回りを見回すとみんな口元が緩んでる
 やはり通常より早く帰れるのは嬉しいモンなのだ。
 っていうか、仕事の進みが遅れることを心配する、そんな大人なヤツはウチの職場にいないのか!?
 
 それにしても今回の措置はなかなかいいタイミングで行われた。
 過去に台風で帰れるようになったときは、決断のタイミングが悪く、すでに暴風雨が激しくて帰るのにも苦労した覚えがある。
 私のような2輪通勤や車で通勤している人は、暴風雨をガマンさえすれば帰れたのだが、電車で中紀あたりから通勤している人は、すでに電車が止まっているという状況だった。

 そのコトを思えば、今回の総務の判断は、なかなかいい判断だった。

 

 午後5時30分、現在。
 私の住む、和歌山県北部は多少風が強いくらいで雨は大したことない。

 問題はこのあと。
 大雨が降ると、近所の用水路が氾濫するのだ。
 それが明日の朝、通勤時間帯にどうなってるのか?それが心配だ。

 職場の人達にもそれは大きくアピールしている。
 なんでアピールするかって?

 もちろん、朝一で有給を取りやすくする為です。

 明日、私は出勤することが出来るのか!?
 それは今宵の雨の降り方にかかっている・・・・。(^_^;)


8月19日

 ・・・と、いうワケで昨日、18日はたけぞう氏と行動してました。

 この日の目的は、「ウインズ」というバンドの平阪氏の訪問。
 この「ウインズ」というバンド、和歌山を中心に活動していて、ジョーシンのテーマソングなどを歌っているデュオグループ。
 かつては「一発逆転」という名で「キンキのオマケ」という曲も歌っていた。
 私と同世代の和歌山人ならこの「キンキのオマケ」を一度は聴いたことがあるだろう。

 平阪氏のスタジオは高野口にあり、当然私がその場所など知るよしもないので、たけぞう氏と打田町で待ちあわせ。
 で、まず、たけぞう氏の自宅におジャマすることになった。
 たけぞう氏に招かれるまま、リビングにおジャマすると、そこには凄まじい物量のたけぞう氏の趣味の物々が・・・。
 この物量にはハッキリ言って驚いたのだが、このあと数時間後、さらに驚くことになろうとは、このとき知るよしもなかった私であった。

 とりあえず、たけぞう氏の自宅を後にし、高野口の平阪氏のスタジオ、「サウンドスクラップ」へ。

 初めてお会いした平阪氏の最初の印象は、「写真より男前やん。」ってコト。
 すごく話しやすい雰囲気で、色々な話をさせて戴きました。

 その話の内容は、音楽業界の裏話からウインズの裏話、和歌山再生のプロセスに世界情勢、終いにゃ、日本人ちょんまげ化計画まで、なんのまとまりもないやん!ってツッコミいれられてもしょうがないくらい多岐にわたるものだった。
 ホントに色んな話を出来て、すごく楽しい時間を過ごすことが出来た。
 平阪氏にはもちろんのこと、平阪氏に引き合わせてくれた、たけぞう氏にも感謝!でございます。

 で、サウンドスクラップを後にし、たけぞう氏の自宅に戻る車の中、ウインズのお蔵入りになってしまった曲のデモテープを聴いていたのだが、これがかなりいい。
 正直、ウインズの曲を全部知っているワケではないのだが、私が知っている曲の中では、間違いなくトップ3に入る出来だと思った。
 なんとかして世の光を浴びて欲しい曲である。

 その後、夕食をご一緒し、たけぞう氏の自宅に戻り、ファミコンをプレイ。
 なつかしいソフトの数々を久々にプレイしたが、久し振りということもあり、なかなか上手く出来ない。
 特に「イーアルカンフー」は1面をクリヤ出来ないという不甲斐なさ。
 しかし、たけぞう氏はさすがであった。
 私が苦戦しまくっていたイーアルカンフーの1面をなんなくクリヤ。

 その後、たけぞう氏のプライベートルームを見学。
 ガンプラやその他ホビーが所狭しと置かれていた。
 それにしてもスゴイ量である。
 私の部屋を見たことがある人なら解ると思うが、私の部屋もたいがいな量のホビー等がある。
 それゆえ、少々の物量で驚くことはないのだが、その私が驚いたのだ。
 これほど物量で驚いたのは、はせどんの部屋を初めて見たとき以来だろう。
 う〜む、とても妻子持ちとは思えん物量だ。

 そのなかに本上まなみのトレーディングカードを発見。
 その厚みからしてそうとうな量と推定される。きっと大人買いしたのだろうな。
 そして部屋を見回し、たけぞう氏のPCの後ろに置かれた存在感の一際デカイそのモノに気づく。

 等身大の本上のボードや!!!!!

 思わずそのボートを掴み、一言。

 「ありがとうございますっ!!」

 「あげません!!!」

 即答のたけぞう氏であった。
 う〜む、よもやこんなモンまであろうとは・・・。
 恐るべし!たけぞう氏!!

 この日は時間も遅くなっていたので、名残惜しいが帰宅することに。
 それにしても、たけぞう氏のプライベートルームは私にとって宝の山であった。
 あの物量の上にさらに実家にも色んなものがあるようである。

 是非また、たけぞう氏の家に遊びに行かせて戴きたいモンである。
 そのときは、ほんじょのボードに気を付けたほうがいいッスよ。たけぞうさん。(^_^;)


8月18日

 夏休み真っ最中!ってだけあって、「これでもかい!」ってほど動きまくりのここ数日の私。
 休みも終盤に入り、かなり疲れも溜まってきている。
 金は貯まらんのにのぅ・・・。(T_T)

 16日には日本橋までレッツGO!
 この日は夕方からあねごんと花火を見に行く約束だったし、日本橋でたけぞう氏と落ち合う約束だったので、日本橋には友人とは行かずに一人で難波を目指してGo!!
 例に漏れず、南海電車で行ったのだが、いつもと違い一人で乗る電車は退屈だ。
 退屈しのぎにMDウォークマンを持っていっていた。
 始発駅の和歌山港駅に止まっていた、電車に乗り込み、早速MDウォークマンを取りだし用意。
 ヘッドフォンを装着し、PLAYボタンをポチッとな。

 ・・・し〜ん。

 あれ!?動かんぞ。
 もう1回ポチッとな。

 ・・・し〜ん。

 どうやら充電池が上手く充電できていなかったらしい。
 故障ではないのは前夜にチェック済みなので問題ないのだが、これ見よがしに「これからMD聴くぜ!!」という態度でMDウォークマンをセットしていた私としては、隣りに座っていた兄ちゃんに対し、なぜか引っ込みがつかず、そのまま新今宮辺りでその兄ちゃんが降りるまで、何の音もしないヘッドフォンを装着したままなのであった。ってはずせよ。

 和歌山港は徳島からフェリーが着く所で、大阪方面に行く人が利用したりする。
 その徳島から大阪方面に行く兄ちゃん2人組がいたのだが、可哀想に、たぶん地元の民であろうオバさんに捕まっていた
 このオバさん、一方的に自分の話をしゃべりまくり、終いにゃ「あたし、昨日誕生日で57になったんよ。」などと言い出す始末。
 付きあわされてた兄ちゃんらは「それはおめでとうございます」と言ってはいたものの、顔の表情はイガミまくりであった。
 そりゃ、そうでしょうな。私なら5分で車両を変わります

 で、南海難波駅に到着。
 帰りの分のサザンの指定券を購入し、早速日本橋巡りへ。

 今回の日本橋へ来た目的は、Mac用イーサネットボード&ADSLルータの市場調査、それとこの前、次々とお亡くなりになっていったオーディオの代わりに購入する機種探し&値段調査である。
 購入が目的でなく、あくまで値段と流通状況の調査である。

 Macの調査結果。
 Mac用のADSLセット(?)は、Winのそれに比べてかなり高い!!と言うことが判明。
 市場のニーズの問題なのだろうが、くっそ〜、世の中Winだけじゃねえんだぞ!!・・・と、愚痴をこぼしたところでMac用のそれが安くなるワケもなく妙な敗北感を味わいながら日本橋を放浪していた。

 その後、オーディオ店などをくまなく回り、和歌山で見れない機種などをチェックしながら、キッチリとプラモデルの副材料などを買い込んだりしていた。
 一人で行動しているので、かなり歩いていて、この地点でかなりへばっていた。が、根性だして各店をチェックしていった。

 そして、ふと、思いだした。
 そういえば、前回日本橋に来たときにいやんなDVDソフトを買うといって買ってこなかったっけ。
 しかし、今回の目的にはそれはない。というより余分なモンを買うだけの金がないと言うのが本音だが。
 とは言うものの、せっかく日本橋まで足を伸ばしてるんだし、少し覗いていくくらいOKでしょう。

 てなワケで、そういうお店にGo!!
 しか〜し!!そういうお店にはそういう人達が集まってるワケで、あくまで一般ピープルを名乗る私にとっては未踏の地なのであり、ある種、恐怖感すらあったりする。
 で、実際にそれっポイお店に突入!!
 ・・・が、3分持たずに脱出!!

 雰囲気怪しすぎ!!

 中でも今どきその服装はないやろ!って思わずツッコミ入れたくなるような服装に、牛乳瓶の底の3倍はあろうかという分厚いレンズの黒縁眼鏡をかけた、まるで10数年前の漫画に出て来てもおかしくない、絵に書いたようなオタクが、変な笑いを浮かべながら、いやんなDVDを物色してる姿には卒倒しかけました。

 ええ。3分が限界ですとも。それでもよく持ったほうじゃないだろうか?
 結局、普通っぽい店で矢井田瞳のDVDと一緒にコソッと1枚だけ買って帰るのだった。(ってキッチリ買っとるやん)

 その後、たけぞう氏が日本橋に着いたとのコトなので、合流。
 今回は「某氏」と一緒に来ていて、たけぞう氏とともに談話。

 この某氏、まだ22歳(だったっけ?)と若いのになんとファミコンマニア。
 マニアというとご本人に叱られそうだが、私から見りゃ、十二分にマニアの域に入っております。
 往年のファミコンソフトなら現在はPSなどで復刻版などがあるから、それでプレイも出来るのに、「それだとファミコンじゃない!!」とおっしゃります。
 なにが違うのかって〜と、ファミコンならではの画面の荒さ・処理速度の遅さ等々。
 オールドマシンならではのチープさが足らないのだと言う。
 
 う〜む、手強い。徹底してます。おそれいります。
 しかし、使っているマシンはNewファミコンだそうな。
 ぜひとも旧ファミコンをGETして、RF端子の接触の悪さと格闘するとか、ソフトの端子の接触が悪くて思わず息を吹きかけてみる・・・などと言った楽しみを知っていただきたいモンである。
 あまりのチープさからくる手間のかかり具合にマシンに愛情が湧くこと請け合いである。

 で、話もかなり盛り上がってきてたんだけど、電車の時間が近付いていたため、ここで私は撤収。
 それにしても色んな意味で、実りの多い今回の日本橋放浪であった。

 ちなみに今日(18日)も、たけぞう氏と合流してまして、個人的にかなり面白いコトがあったんだけど、それはまた次回ってコトで・・・。(^_^;)


8月14日

 以前、みーちゃんの圧勝で終わった麻雀大会。(戯言5月3日参照)
 そのときのメンバーは、当然のことながら、くやしい思いをしていたわけで、打倒!みーちゃん!!を胸に秘めながら次の麻雀大会を心待ちにして日々の暮らしを過ごしていた。
 
 8月12日、ついに麻雀大会を開催!
 場所は、新婚ホヤホヤの平ちゃん宅。
 メンバーは5月に麻雀をしたメンツと同じ。
 一同、なぜか気合いが入ってるカンジだった。もちろん、私も気合い十分にその麻雀に挑んでいた。
 今回の(と、いうかいつもそうなんだけど)麻雀大会の取りまとめ役のくまさんは、「12時間耐久麻雀やるぞ!」といつも以上に気合いが入ってる様子。12時間耐久って、交代要員もおらんのに!?
 しかし、一番気合いが入ってたのは平ちゃんかもしれない。
 なんせ彼は、いつも麻雀場所を提供してくれているのにもかかわらず、現在だ1勝も上げていないのだ
 しかも前回の麻雀大会では、一番の負けで、それこそキング・オブ・ローザー」を名乗っても恥ずかしくないほど負け越している。
 そりゃ、気合いが入らんとウソでしょうな。

 みーちゃん以外のメンツの合言葉は、打倒!みーちゃん!というなんのヒネリもオチもないスローガンだったりするが、それはそれとして12時間(予定)耐久麻雀スタート!!

 最初の半荘は私がトップで終了。
 「こりゃ幸先いいや」と思うものの、前回の時もトップからスタートして、その後みーちゃんの快進撃が始まったから気を引き締めなければ・・・・・。

 しかし、人間の感情とは恐ろしいものである。
 つい小一時間前まで、数ケ月にわたり「打倒!みーちゃん!!」とのたまってた、くまさん&平ちゃん。
 私がトップで半荘を終了した瞬間、「打倒!うえさん!!」とか言ってるし・・・・・。
 数ケ月持ち続けてきた感情がたった小一時間にわたる1回の半荘でくつがえされるとは、いやはや人間とはいい加減なモンである。

 その「打倒!うえさん!!」が効いたのか、その次の半荘は箱割れで終了。
 トップの次に箱割れとは、なんとも出入りの激しい麻雀だ。
 しかもその次の半荘はトップ、その次は箱割れと2回も繰り返してしまった。
 「歴史は繰り返される」という言葉通りの展開か!?

 しかし、こうして私が「トップ・箱割れ」繰り返すという荒れた麻雀を展開しているうちに、少しづつ勝ちを伸ばしていく、くまさん&みーちゃん。
 くまさんなどは、出入りの激しい私の影でキッチリとトータルでトップに躍り出ていた。
 みーちゃんもなんだかんだといいながら、すこしづつ勝ちを伸ばしていき、私は出入りが激しいならながらも、かろうじて勝ちを守っていた。

 麻雀は4人でするもので、勝者がいれば当然敗者がいる。
 4人のうち、3人が勝ちを保っているとなれば、当然負けは一人ということになる。

 そう。平ちゃんだ。

 深夜も3時を回ろうかという頃、勝ち負けのトータルで、ただ一人平ちゃんは負けていた
 この地点で、平ちゃんは箱割れなど大きな負けはなかったのだが、小さな負けをコツコツと貯め、気がつけば大きな負けになっていたという、まあ、クレジットカードで言えば、小さな買い物をして気がつけば借金地獄という典型的なパターンにハマったようなもの思ってもらえれば解っていただけるだろうか?(ってどんな例えやねん。)

 ようするにこの地点では、平ちゃんの一人負けになってしまっていたのだ。

 当然、気持ち良く麻雀など出来るはずもなく、タバコの本数も目に見えて増えてきた。
 冷静な麻雀が出来てるのか!?平ちゃん。

 終いには「おもんな〜い!!」を連発するほど、平ちゃんの麻雀は苦境を極めた。
 なんとか終盤にトップを獲るものの、最終的にはほぼ一人負け。
 かろうじてみーちゃんが、マイナス1というスコアを残し、平ちゃんの一人負けを見掛け上防ぐという結果に終わった。

 結局、自力に勝るくまさんが実力を発揮して優勝。
 僅差で私が2位となり、3位にみーちゃん、そして栄光の最下位は平ちゃんの手に渡った。
 今回、打倒!みーちゃん!!はなんとか果たされたものの、平ちゃんにとっては遺恨の残る麻雀だったようだ。
 「今度は、正月くらいかな?」という面々に対し、「秋には1回やるで!!」と意気盛んな平ちゃん。
 果たして次の麻雀大会で平ちゃんの初優勝はあるのか!?
 それともまた、果てしない連敗街道を突っ走るのか!?

 頑張れ!平ちゃん!負けるな平ちゃん!

 次回の麻雀大会に続く。(あればね。)


8月5日

 今年も鈴鹿の夏は熱かった。
 ・・・と、言っても私はクーラーの効いた部屋で観戦していたのだが。

 今年の鈴鹿8時間耐久レースは、前評判の通りホンダの圧勝に終わった。
 勝ったのは、ホンダのWGP500のエース、V・ロッシとホンダのワールドスーパーバイクのエース、C・エドワーズのペアだ。

 鈴鹿8時間耐久レースというのは、出場している選手にとってはもちろん、観戦している観客にとっても耐久と言えるもので、それは自宅でTV観戦している私にとっても例外ではない。
 毎年のことではあるが、8耐を観戦し終わった後は、みょうな倦怠感が残る。
 8時間以上もTVの前にへばりつきレースを観戦するという行為は意外なほど体力勝負である。
 時にはストレッチをして体をほぐしたり、目薬を差して目を癒したり、TVの解説にツッコミを入れたりしながら8時間の耐久レースというショーを楽しむのだ。
 そばから見れば、こっけいな姿かもしれない。

 放送メディアがCSからBSデジタル放送に切り替わり、放送局自体がCSの放送局でなく、地上波でいうTBSのチャンネルに変わり、放送内容が去年とは比較にならないくらい充実したものだった。
 当初、チューナー購入という予定外の出費を強いられ憤慨していた私ではあったが(戯言7月27日参照)、結果的には楽しめたので良かったと思っている。まあ、「のど元過ぎれば・・・」ってヤツかな?
 さすがに地上波の放送局はCS専門の放送局に比べると2枚も3枚も上手だ。
 まあ、内容が良かったと言ってもゲスト解説者が多かったってくらいだが・・・。

 そういえば、例のガチンコレーシングチームだが、総合で18位あたりでフィニッシュしたようだ。
 さすがに放送局がTBS系列というだけあって、よく画面にも出ていたし、アナウンサーも話題にしていた。
 ただ笑ったのは、アナウンサーに解説の八代氏(元WGPライダーでホンダのワークスチームに所属していた)がガチンコレーシングチームの感想を聞かれたとき、あからさまにヤラセと解っているのを必死に良く言おうとして四苦八苦していたコトだ。
 ちょっとレースを知っている人なら、あの番組のプロセス自体に無理があるのはバレバレで、それを一般人向けにドキュメンタリーとして解説しなくてはならない八代氏に同情してしまった。(^_^;)
 レースが始まって少しした頃、カワサキワークスのマシンが周回遅れのガチンコチームのマシンを抜こうとして接触、転倒してしまったというアクシデントがあった。
 きっと番組では、「とんでもない事態が!!」とか言って、テロップが出ると思うので、楽しみにしておこうと思う。
 あの手のアクシデントはレースにはよくあることとは言え、真剣にレースを戦っているものにしてみればガチンコチームの存在は目触りな物だったかもしれない。
 でもマイナーなスポーツであるモータースポーツを世間に認知させるいいキッカケにはなったかもしれない。
 その代償はあまりにも大きいような気がするが・・・。

 さて、来年はどんなドラマが鈴鹿で起こるのだろう?
 いまから楽しみである。

 ただ、それを楽しむのには、大きな問題がひとつだけある。

 頼むから来年は放送メディアが変わらないでくれ!!(^_^;)


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