うえさんの戯言

三月


3月27日

 バイクのページに「大阪モーターサイクルショー」を追加。
 3月25日にたけちゃんと行ってきた大阪モーターサイクルショーのレポートもどきのページです。
 1ページにまとめるには内容が多すぎて、結局何を伝えたいのか、良く判んないページになっちゃいましたけど、よろしければご覧あれ。

 *****

 今日は宇多田ヒカルの2ndアルバムの発売日。
 街のCDショップでは、ほぼ宇多田一色。・・・かと思いきや、浜崎あゆみのベストも今日発売。
 オマケに椎名林檎のCDシングルや福山雅治、SMAPも今日発売とかで、行きつけのCDショップの店長はテンテコマイしてた。

 そのなかでも宇多田のCDの売れ行きは群を抜いているらしい。
 行きつけのCDショップはお世辞にも大きな店とは言えないのだが、それでも発売日当日の売り上げが300枚を超えているという。
 この位の規模のCDショップが全国に5000軒あったとして150万枚。
 大手のショップなら1000枚くらい売るだろうから、2000軒の大手ショップがあったとして、200万枚。
 発売1週間で最低でも350万枚はいく計算だ。
 宇多田の1stが700万枚だったと思うから、超えなくとも近い数字は叩くんじゃないだろうか?

 思わず印税いくらになるんやろう?なんて思ったりした。
 まったくもって恐ろしき18歳だ、などと思ってしまった。

 1stの売り上げは、その年の演歌全般の売り上げを超えてしまったという。
 この調子で1stと同じく宇多田一人で、演歌全般の売り上げを超えてしまうのだろうか? 

 せめて演歌業界あげて宇多田一人の売り上げに負けるようなことは防いでもらいたいものだ。
 演歌は日本で生まれ育ち、世界に誇れる唯一のジャンルなのだから・・・。
 がんばれ演歌!!(^_^;)


3月25日

 日曜日だというのに目覚まし時計を7時にセットしてあった。
 友人のたけちゃんと大阪モーターサイクルショーに行くためだ。
 ここ数年行っていなかったのだが、久し振りにGPマシンをこの目で見たかったのと、模型の資料になりそうな写真を撮りたかったので行くことに決定。
 会場はインテックス大阪。朝10時の開場に合わせて家を出たのが8時。
 2時間もありゃ高速使わんでも余裕しゃくしゃくで着くでしょう!・・・って途中で道間違えて開場時間ギリギリに・・・。
 う〜ん、久し振りにインテックス大阪付近走ると道がちょっと変わっちゃってる。
 まあ、基本的に方向オンチなんで、この辺はしょうがないけど。・・・って治せよ。

 と、まあ、途中回り道もしてしまったが、無事インテックス大阪に到着。
 チケットを購入し、早速会場に乗り込む。
 朝一番ということもあって、まだ人は少ない。今のうちに見たいところは一気にGO!!
 でもブースが多すぎてどこに何あるのかサッパリわから〜ん!!
 ふと見ると人だかり出来ていたブースがあった。
 なんのブースかは判らなかったが、とりあえず行ってみましょう。
 フラッシュがバンバンたかれていたその先にいたのはキャンギャルのおね〜ちゃん。
 朝一からカメラ小僧が群がってGo!!ってカンジ!?
 とりあえず私の目的はGPマシンなので、ここは遠めに見るだけで会場を回る。

 まず最初に見つけたのがヤマハYZF−R7のワークスマシン。芳賀紀行仕様。
 ヤマハのブースにひっそりと置いてあった。
 回りに人もほとんどいなかったので、YZFの横に立っていたキャンギャルそっちのけ状態でデジカメでYZFを撮りまくる。
 普通、イッピがバイクの写真を撮るときは、全体が写った写真を1〜2枚撮ってOK!ってカンジなのだろうが、どっこい、私は悲しくもバイクモデラー。
 YZFをタテヨコナナメ、360度全回転モードで撮りまくる
 ブレーキのアップだとか、ハンドル回りのアップだとか、ふつ〜そんな撮り方しね〜よ!って誰かにツッコまれてもしょうがないかもってカンジ。
 ヤマハのブースのおね〜ちゃんも、パンフを配りたい様子で私の方を見ていたが、お構いなしに撮りまくっていた。
 ようやく撮り終わったとき、パンフを渡してくれたが、みょ〜な顔つきしてました。
 他のマシンを撮るときも同じような撮り方をしてたんで、もしかしたら回りの人は不思議がってたんだろうか?
 しかし、中にはやはりいるものだ。
 私と同じ撮り方をしている人が・・・・。
 こういう撮り方する人って、そうそういないのだが、もしかしてこの人モデラー?

 で、お目当てのGPマシンなのだが、ロープが貼ってあって、あまり近くまで寄ることが出来なかったので、ほどほどに(?)撮りまくり、たけちゃんと市販車の展示車にまたがったりしながら会場を回り、一段落してたら今度はとあるブースで人だかり。
 なんだろう?って覗いてみるとなんと!GP500の宇川選手とGP250の加藤選手じゃないですか!!

 どうやらサイン会らしい。これはサインもらわんとイカンでしょう!ってな具合でGO!!
 しか〜し!!ここで大きな問題が発生した。
 なんとサインを書いてもらうための品がなーい!!
 まさかパンフの裏に書いてもらうわけにもいかないし、かといって他に書いてもらうものがあるわけでもない。どうする!?大ピンチ。(レイクのCM風)

 すると、たけちゃんが一言。
 「その服に書いてもらえば?」
 ナイスアイデア!!(死語)
 で、早速、着ていたジャケットを脱ぎ、加藤選手、宇川選手、両名のサインをGET!!
 ついでに宇川選手とはほんのちょっと言葉を交わしたりしました。
 地方在住の上にサーキットに足を運ばない人間にとって生GPライダーにお目に掛かれる機会なんてそうそうないので、思いっきりうかれまくりで、ミーハーかましてしまった。
 しかし、代わりのジャケット買ってこなっくっちゃ・・・。(^_^;)

 その後、別ブースでトークをかましてる、GP125のライダー、上田選手と東選手を発見。
 写真などを撮りながら、しばらくトークを聞いてました。
 いやいや、こういうイベントは来るモンです。ホント。
 ホンダ系ライダーばっかりだったけど、生GPライダーを見れてご満悦の私だった。

 しかし、WGPにあまり興味のないたけちゃんはヒマだったかも。
 ま、興味のない人にゃ、そんなモンかもね〜。

 で、その後も会場をひたすら歩き続け、適当にバイクやキャンギャルとか撮ってたんだけど、その中でいました!
 小太り、汗かき、薄い髪、地味な服装、デジタルカメラ、妙な言葉使いetc...。
 もうヤバイ度No1!君しかいないぜ!!ってカンジのオッサンが。
 誰がどう見ても100%、オタクかマニアです。しかもキャンギャルの。
 このオッサンを見たときは、思わずたけちゃんとアイコンタクトしてしまった。
 もう「出たな・・・」ってカンジで。
 最近はオタクだとかマニアだとかでも、パッと見でそういう人だと判るような格好してる人なんてそうそういない。
 これほど見た目からハマってる人はそうそういません。
 日本政府はただちに彼を特別天然記念物に指定すべきだ!!

 そんなこんなで、昼を過ぎるころには人も多くなり、撤収することに。
 短い時間だったが、結構疲れてしまった。

 行きと同じ道を使って帰路に着く。・・・はずが、ここでも方向オンチ全開!!
 ワケ判らん道使って、見たこともない風景の中、車を走らせるのだった・・・。

 それにしても疑問だ。
 私は自他共に認める方向オンチなのだが、ナビに座ってた、たけちゃんからほとんどミスコースの指摘がなかったってことは、もしかしてたけちゃんも・・・?


3月20日

 プラモデルのページ、「製作日誌」のKR500を更新。
 KRの他にも現在進行中の模型が4つほどある状態ではさすがに進みは遅くなってしまいます。
 ・・・っていうかイロイロと手を出しすぎですか?(^_^;)

 *****

 日曜日は天気が良かったので、愛車VTR1000Fでちょこまかと走り回っていた。
 たまたま、えてきちの家の近くまで走ってきたので、立ち寄ってみることに。

 えてきちは犬を飼っている。種類はコーギーで名前は「ルパン」。
 あの大怪盗、アルセール・ルパン・ド・三世(だったっけ???)より戴いた由緒ある名前だ。

 名前の由緒はともかくとして、このルパン、とにかくよく吠える。
 元気があってなかなかよろしいのだが、いかんせん吠えすぎ。
 あとジャレ噛みが多くて、動物に慣れている人はともかく、私のように動物に不慣れな人間にとってはちと困りモンである。
 実際、少々腰が引けてしまったりするのだが、ビビっていることをルパンには悟られるわけにはいかない。
 それを悟られしまうとルパンになめられてしまうからだ。
 人間としてのプライドをかけて、犬ごときになめられてしまうワケにはいかない。
 というわけで、私は貴様になんぞビビリはしないんだぜ!とルパンに判らせるために、ルパンの頭をなでまわしてGo!!
 I’mムツゴロー、動物好き野郎だぜ!!いつでもかかってこんかいっ!!ってつもりが吠えまくられて腰が引けまくり。
 悲しいが現状ではどうやらルパンの方が一枚上手のようである・・・。(T_T)

 そのルパン君だが、実は雑誌デビューもしていたのだった。
 ・・・と、いうと大げさに聞こえるが、「猫吉犬吉」(だったっけ?)という雑誌の片隅にえてきち夫妻とともに載っていた。
 嬉しそうに雑誌を見せてくれるえてきちを見て、えてきち夫妻のルパンに対する愛情ってモンが表れてるような気がした。
 雑誌デビューさせるほど可愛がっている犬なのだからホームページでも作ればいいのに・・・と思っていたら実は一度作りかけてたらしい。
 なんでも画像関連でエラーが出てしまって修正が効かなかったために挫折したんだとか。
 めげずにチャレンジしてぜひ完成させて欲しいモンである。
 私なんてこのHPを立ち上げんのに半年ちかくかかったんだから・・・。


3月11日

 バイクのページに「乗りこなし日誌」を追加。
 愛車VTR1000Fのロングタームレポート的なページを目指して作りましたが、単にバイク版「たわごと」の様な気が・・・。(^_^;)

 *****

 というわけで、1週間更新もせず、とりあえず新しいページを立ち上げたりしちゃったワケなのだが、どうもこのところ頭の回転が鈍いらしく文章が作れない。
 まあ、頭の回転が鈍いのは今に始まったことではないのだが、ここ2〜3ヶ月は特にヒドイ。

 ひとつの言い回しを考えるのに10分くらい長考したりして、イメージを文章に表すのに相当な時間がかかっている。
 本来、思ったことをなにも考えずに書きなぐるだけのこの「たわごと」ですら、途中で休憩をしながらでないと書けないほどだ。
 カッコ良くいえば「スランプ」なのだろうが、元々スランプに陥るほどの文章力は持ちあわせてないのは自他共に認めるところだろう。

 そんな調子なので、新コーナーもレイアウトが単調なものになってしまった。
 本当はもっと雑誌風のレイアウトにしたかったのだが、どうやってもイメージ通りにならない。
 いろいろ試したあげく、一番最初に試験的に作ったレイアウトでの公開になってしまった。
 まあ、この辺は徐々に変えていこうと思ってるけど。

 それはそれとして、頭の回転が鈍い以上に深刻化してきてるのが、物忘れの激しさだ。
 これはマジでアルツハイマーじゃなかろうか?というくらい物忘れが激しい。

 例えば、出かける前にいくつか持っていくものを用意しておいても、そのうちの1つ2つ必ず忘れる。
 それも忘れ物が2つあったとしたら、一度に2つ思いだすんじゃなくて、1つ思いだして取りに戻り、もう一度出かけてから残りの1つを思いだすといった具合だ。

 物覚えが悪いとか物忘れが激しいとかいうレベルでなくなってきそうなのが恐い。
 元々の頭の悪さを差し引いてもこれはヒドイんじゃなかろうか?

 ここはいっちょイワシでも食ってDHA補給でカバーしたいところだが、今さらそんなモン補給して効果なんてあるんだろうか?
 誰か「頭の良くなる薬」持ってませんか?(^_^;)


3月4日

 プラモデルのページ「製作日誌」の’99年のノリックYZRを更新。
 カウルの整形に手間取って、まったく進みません。
 あまりにも地道な作業の繰り返しのために、根性がまったく続かず、一度の作業で2時間が限度。根性が続かないためについつい作業も滞りがち。
 完成まではまだまだ遠そうです・・・。

 *****

 このところ私は闘っていた。
 それはある事柄に関して抱いたあまりにも大きな好奇心と私自身のモラルの狭間で大きく私の胸を揺さぶり、私の神経を少しづつ削っていくほどであった。

 去年の年末、私は一人の大人としてあまりにも大きすぎるリスクを背負い冒険を行った。
 そう、カップヌードルを牛乳で作って食べたというあれだ。(たわごと2000年12月参照)

 あのとき、ひとつの大きな冒険を乗り越えた私は、「もうしない・・・」と心に誓ったはずだった。
 しかし、カップヌードルを牛乳で作って食べるというのは、すでにやったことがある人がいて、その人が「うまい」と評してたからやれたこと。
 果たしてこれは冒険なのか?私の中で疑問が渦巻く。
 そして前回、カップヌードルでのチャレンジが終わったとき、私の中のハックルベリーフィンが残した言葉「次はどん兵衛でチャレンジだ!!」の言葉が私の心の中を大きく支配しだした。
 そう、どん兵衛を牛乳で作って食べたという記録はどこにも残っていない。
 前人未到。これこそ本当の冒険ではないのだろうか・・・?

 しかし、私ももう立派な大人だ。そんな冒険心に酔ってはいられないのだ。
 第一、そんな冒険になんの価値があるというのだ?
 とはいうものの、一度ついてしまった好奇心の火は簡単には消えはしない。
 そう、男ってのはいくつになっても少年の心ってモンを持ってるのだ。
 どれだけ時が経っても、心の中にハックルベリーフィンが住み着いているのだ。
 心の中のハックルベリーフィンがこう叫ぶ。
 冒険しなくっちゃ!!

 今回は前回のカップヌードルのように前例があるわけではない。
 したがって、どのくらいの危険性があるかはまったく把握できない。
 そこで以下のお約束を自分自身で取り決めた。

 ・どん兵衛はミニカップを使用。
 ・どれだけ不味くても完食すること。(食べ物を粗末にしてはいけない)
 ・ただし生命の危険を感じたときはこのかぎりではない。

 以上をお約束とし、冒険を決行。

 しかし、いくらなんでも家族の手前、堂々とそんなバカげた食い方などできるわけもなく、家族が寝静まった深夜を待ち、作戦を決行することにした。

 家族が寝静まった午前3時、メタルギアソリッドよろしくの忍び足でキッチンに降りてきて、あらかじめ買ってあったどん兵衛ミニカップのナイロンを破り、フタを開け、準備する。 
 この時の緊張感は慣れることはない。
 どん兵衛に注ぐ分よりも多めにナベで牛乳を温める。
 使用する牛乳はまたしても「雪印成分未調整牛乳」。
 やはりこういうデンジャラスなチャレンジには必要不可欠な牛乳だと、ある意味いえるだろう。

 そしてやはり牛乳を温めている間、心の中で葛藤が始まる。
 「今ならまだ引き返せる。バカなコトをせず、あのポットのお湯を注いでノーマルなどん兵衛を作るのだ、それが大人ってモンだろ・・・。」
 「いや、ここで私がやらねば誰がやる。少年の心を失ってはいけない・・・。」
 もはや定番の葛藤である。(^_^;)

 そうこうしてるうちに牛乳が温まった。
 おもむろにマグカップを出し、注ぐ。そしてテーブルの上の菓子パンをひとつ取りほうばる。
 菓子パンの袋はテーブルのうえにワザと残す。
 このマグカップと菓子パンの袋を見て、朝、家族は思うだろう。
 「菓子パンを食べる時にホットミルクも飲んだんだねえ。」
 か、完璧だ!恐ろしいくらい完ぺきなアリバイ工作だ!
 進化したアリバイ工作に自画自賛しながら、牛乳をどん兵衛に注ぎ、ダッシュで自分の部屋に撤収。
 待つこと3分。
 いつも見慣れた色とは違うどん兵衛が出来上がった。

 「マジで食えんのか!?これ???」
 第一印象はこんなカンジであった。
 カップヌードルの時と同じく温めた牛乳独特の匂いもしている。
 アゲが独特の雰囲気をかもしだし異様さを演出している。
 (どんなどん兵衛ができたかはこちら
 
 恐る恐る麺をかき混ぜ、いざ試食。

 むっ・・・・・!
 い、意外といけるやん。
 決して「美味」とは言えないが、想像してたよりは遥かにイケる。
 太麺のスープパスタと言うカンジ。
 クリーミィーな中にもしっかりとしたコクがありうんぬんかんぬん・・・・。
 ま、見た目と違い意外にも食える。
 人によっては美味いという人もいるかもしれない。

 しかし問題はこの異様さを演出しているアゲだ
 おそるおそるアゲを取りだす。
 ミニカップのアゲは小さいので、根性決めて一口で一気に行く

 ○★△?*■☆●△□★!!!

 ワケのわからん味だ。
 なんとも不思議な味のするアゲだね。ってカンジ。
 もし贅沢をいえるならアゲは捨てたいというカンジだろう。

 だが、全体的には充分食せるレベルだということだ。
 これは意外だった。

 またひとつの冒険が終り、平穏無事な日々に帰ってゆく。
 そうして大人の私の時間が帰ってくる・・・・・。

 しかし、カップヌードル、どん兵衛と来たら残っているのは・・・・。
 いやいや、言うまい。
 こんどこそ、本当にこれっきりにするのだ。
 大人の私としてこれからを生きていくのだ。

 しかし心の中のハックルベリーフィンがこう叫ぶ。

 次は「UFO」でチャレンジだ!!


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