たまには古いマシンのキットを作ってみたいと思い立ったのでした。 何を作ろうかと考えていて、ふとギャラリーをみるとカワサキ車のGPマシンがない・・・。 こりゃ作らねばってコトで、KR500の製作を始めるのでした。 この頃のマシンとなると資料も少ないので、ディテールアップも今回は簡単なもので済まそうかな? これは結構製作が早いかも。さてどうなることやら・・・。 |
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まずはカウル類の製作からです。
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古いキットの醍醐味をた〜っぷりと味わうこと3時間。
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この頃のキットのチャンバーのパーツは裏側が空洞になっています。 パテを盛っているときに気づいたのですが、組説の写真にはチャンバーの溶接跡があるのにキットにはありません。 それにしても、作り始めて間もないというのに、すでにくじけそうになってます。 |
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フロントフォークは裏側の空洞を埋めるために、まずメッキを剥がしてしまいます。
剥れずに残った部分をペーパーで落とし、ポリパテを盛って整形しておきます。 |
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整形の終わったフロントフォークは、グンゼのシルバーにフラットベースを加えた色で塗装。
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スイングアーム回りの組み立てです。
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エンジン回りもほぼ組説通り。
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長い間放置されていたKR500。 カウル塗装に失敗し、戦意を喪失してしまっていたからでした。 これではキットもうかばれないので、なんとか完成に向けて製作再開。 とりあえず、カウルの失敗した塗装を地道に剥ぎ落とし、もう一度下地から作り直しました。 この辺りの作業は、手が空いたときに少しずつしていたので、画像がありません。 ・・・ってコトで、塗装が終わってデカールを貼り終えたところからの日誌再開です。 |
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カウル類は塗装を済ました後、デカールを貼り、その後、クリヤー掛けを行います。 しかし、それでも思った以上にツヤが出てしまったので、クリヤーにごく少量のフラットベースを混ぜて、もう一度クリヤーコートを行いました。 |
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チャンバーの塗装です。
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長い間、放置していたKRでしたが、作業を再開してからは結構いいペースで進みました。 まあ、シャーシはほぼ完成していたからなのですけどね。(^_^;) 細かいところのディテールアップなどを施して、今回は完成までです。 |
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チャンバーサイレンサーのディテールアップです。
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このキットはアクセルワイヤーの取り付け指定が取り説にはありません。
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実車には、フレームの上部一面と側面の一部にタンクとの緩衝材(?)として、薄いゴム板が取り付けられています。
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タンクのフューエルキャップは最後に取り付けますが、ここでトラブル発生。
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先に仕上げてあったシャーシにカウルを取付、最後にワックスをかけて完成です。 ほとんど素組みなので、すぐに完成するかと思っていましたが、製作開始から1年半以上かかってしまいました。 実質の作業期間は1ケ月ほどだったのですが・・・。(^_^;) 完成してみて思ったのですが、ストリップ状態では、現在のGPマシンよりも魅力的に感じます。 キットが古いということもあって、バリ取りなどの作業に時間がかかりましたが、最新のキットとは違う楽しさがありました。 また’80年代のマシンを製作してみたいと思います。 |