SUZUKI RGV-Γ

'88 ALLJAPAN MIZUTANI Ver.


 2013年 3月10日 〜 2013年 3月31日

 このところ1980年代のバイクレーサーモデルがめじろ押しで発売されてます。
 そんな中、スズキファン待望のRGV-Γが発売されました。
 このペプシカラーのキットを夢見たファンがどれだけいたことでしょう。(^_^)
 私もその中の1人ですが、今回はあえてペプシカラーではなく、全日本の水谷勝仕様で作ってみようと思います。
 フジミのキットなので色々苦戦は覚悟の上です。
 はてさて、ちゃんと完成させることが出来るのか!?(^_^;)

まずはパッケージ。
なぜ1988年型で後期型をチョイスしたのかが疑問なんですが、まずはざっくり仮組みしてみましょう。

仮組みしてみると、組み立てにくい箇所が何ヶ所かありました。
まあ、そのあたりは修正しつつ組み立てて行くとして、まずシートカウルの幅の無さが気になりました。
だもんで、シートカウルとタンクをアツシバシブランド製のレジンパーツに交換します。
これでシートカウルのボリュームがかなり増しました。
形状的にややオカシイと思うトコはあるんですが、キットのままより数段いいので、これで行こうと思います。(^_^)

リアサスはキットのままだとダンパーがないワケの判らない仕様になってます。
あとフレームの一部も一緒にモールドされていて、メインフレームに挟み込まないと組み立てられないようになっているので、一旦カットしてしまって後バメ出来る様にしました。
ダンパー部分は4ミリのプラパイプ。
本当はスプリングも交換したいところなんですが、ちょうど良さそうなのがなかったのでそのままキットのものを使用します。

キット付属のタイヤはエッジが緩くサイドウォール部分がだるく感じたので交換。
フロントタイヤを'86NSR500、リヤタイヤをYZR-M1に換装しました。
上が交換前、下が交換後。
写真では判りにくいですが、交換後は足回りが引き締まりました。(^_^)
こういう細かい積み重ねが完成後のイメージの違いになるんで、意外と大事なんですよね〜。(^_^)



 〜 2013年 4月30日

 公私共に忙しい状況でなかなか模型製作の時間が取れないのに、フジミクオリティーに足を引っ張られペースがまったく上がりません。(^_^;)
 ガレージキットだと思えば、それなりに工夫も必要だと最初から思って作るのですが、普通にプラモデルと思ってしまうと苦戦部分が多くて戦意喪失してしまうんですよねぇ。。。(^_^;)



リアブレーキのマスターシリンダー付近です。
単純にロッドの強度が足らないんで真鍮線に置き換えたんですが、なぜかステップとペダルがこのロッドのリンケージ部分だけで固定と言うワケの判らん仕様になってました。
本当はステッププレートを作り替えるべきなんでしょうけど、それに気付いたのが塗装後だったので、単純にプレートとリンケージ部分をくっつけてしまいました。(^_^;)
ディテールが死んじゃってますが、ペダルとステップをつければ見えない部分なので妥協します。
ペダルのプレートにステップを固定するとか辺りがフジミクオリティーの恐ろしいところです。(^_^;)

アッパーカウルはナックル付近を少し削りました。
ゼッケンベース部分・・・と言うか、正面のラウンド部分も少し形状をイジってます。
微妙な差なのでほとんど判りませんが、まあ、自己満足です。(^_^)
あと、スクリーンは塩ビのプレス品に交換予定なので、取付け部分を薄く削り込んでいます。

成形の終わったカウル類を塗装しました。
水色部分はクレオスのインディーブルーとスカイブルーの混色。
濃いブルーはフィニッシャーズのプルツブルーを使用。
シートカウルのゼッケン部分の白枠が少し太くなってしまいましたが、これを修正する根性はありませんので、このままです。(^_^;)

デカールを作りました。
水谷仕様の資料が思ったより少なくて、ステッカー類がこれで足りてるかは不明です。(^_^;)
ラウンド毎にステッカーの配置や有無に違いがあるので厳密に「第○戦仕様」とは決めずに1988年の各ラウンドのハイブリッド仕様で作ってます。
前期型ならラウンド決めて作れたんですけどねぇ。(^_^;)

デカールを貼りました。
アッパーカウルのナックル部分の3本線とタンクのSUZUKIはキットのデカールを使いました。
若干ゼッケンの数字が小さかったような気もしますが、大きく間違ってないのでこのまま行きます。
このあと、クリアーコートして研ぎ出します。

リアのアクスルシャフトはキットのままだとスイングアームからはみ出す仕様になっていたので、1.4mmの真鍮パイプに置き換えます。
スタンドには0.8mmの穴を開け、洋白線を挿し込むようにしました。
若干強度に不安があるんですが、たぶん大丈夫・・・だといいな。(^_^;)




 〜 2013年 5月30日

 相変わらずのフジミクオリティーに泣かされつつ、どうにかこうにか進めてきたガンマ。
 水谷勝と言うライダーへの思い入れがなければ、とっくの昔にお蔵入りしてたでしょう。(^_^;)
 知恵と勇気と気合いと根性で進めてきた製作記、今回は完成まで。(^_^)

クラッチのレリーズ部分ですが、ワイヤーとワイヤーアジャスターまで再現されています。
・・・が、部品が細すぎて簡単に折れてしまいました。(^_^;)
いっそオミットしてやろうかと思ったのですが、それだとなんだか負けた気になるので、とりあえず0.5mmの洋白線に置き換えました。
あまり意味のないディテールアップのような気もするんですけどねぇ。。。(^_^;)

アクセル部分のディテールアップです。
ワイヤーアジャスターを真鍮線と真鍮パイプに置き換えます。
ディテールアップというよりは強度アップとアクセルワイヤーを取り付けるための加工ってカンジです。(^_^)

チャンバーは'80'sっぽく適当に塗装。(^_^)
1988後期のガンマのストリップ写真が皆無なので、かなり想像で塗装してます。
まあ、こういうのは雰囲気ですから。(^_^;)

グリップ部分にはワイヤーロックを再現。
0.24mmの針金を巻き付けてます。
ややオーバースケールなんですが、このくらいの太さがないと目立たないので模型映え優先部分です。(^_^)

このあたりから作るのに気力を奪われ写真が減ってます。(^_^;)
シャーシを組み上げ、各種パイピングを施しました。
クラッチワイヤー、プラグコードはキット付属のビニールチューブ、アクセルワイヤーはモデラーズのプラグコード0.45mm、ブレーキホースは東急ハンズで買ったワイヤー入りのチューブを使いました。
クラッチワイヤー部分はそのままだとフレームに干渉して取り付けられないので、アジャスター部分をカットして取り付けています。

シャーシ全体を組み上げるとこんなカンジです。
全日本仕様なのに間違えてミシュランのタイヤロゴを入れちゃってます。
この頃はかなーり疲れてた・・・んでしょうね。(^_^;)

クリアーの乾いたカウル類を研ぎ出します。
今回は乾燥時間をタップリと取ったので(というか、シャーシ製作が進まずに結果そうなったんですが。。。)ペーパー掛けの時に安心感がありました。
(半乾きだとベロッと剥がれる時があるので。。。)

研ぎ出しの終わったカウルにピンを挿し込みます。
今回はカウルについているピンやボルトのモールとは全て置き換えるように削り落としていました。
お金に余裕があればサードパーティー製の高級ボルトモールドピンを使うトコですが、ここは定番の志賀昆虫の虫ピン。
キットのモールドそのままよりは全然見栄えするので充分です。(^_^)

スクリーンはアツシバシブランド製の塩ビバキュームスクリーンを使います。
キットのヤボったいスクリーンと違い、かなりスッキリしました。(^_^)

組み上げたシャーシにカウルを取付け、最後にタンクのエア抜きホースを付けて完成です♪(^_^)
紆余曲折、四苦八苦でどうにか完成させた感満載ですが、完成してしまえばそれなりに見れる・・・ような気がします。(^_^;)
フジミキットの製作はGSX-Rに続き2作目となりましたが、相変わらずの組みにくさで製作中は何度も挫けそうになりました。(^_^;)
とりあえず、水谷仕様で完成出来た事を喜びたいと思います。
次はペプシで・・・と言いつつ、しばらくはフジミのキットは避けたいかな?(^_^;)



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