教習所日誌

 このページでは私の教習所での教習風景を日誌形式で紹介します。

適性検査

第1段階

1限目 2限目 3限目 4限目 5限目

第2段階

1限目 2限目 3限目 4限目 5限目 6限目 7限目

卒業検定

免許申請


5月12日

念願だった、大型二輪の免許を取得すべく、教習所に通いだす。
教習所は、「トレーラー免許をとろーらー!!」というふざけたCMで地元では有名な某自動車学校。
すでに中型(普通自動二輪)をもっている私は大型二輪での教習料は103372円。
う〜ん、結構高いのね。
で、教習料を払い込み、入学手続きを済ませ適性診断を受けた。
動作の速さがやや劣ってるという結果が出た。
その他は、特に問題なしらしいが、なにか自分の中で納得出来ない結果ではあった。
ホンマにこの診断、アテになるのか!?


5月13日

 実技教習 第1段階1限目。

ここの自動車学校の教習車はヤマハFZX750。


ネオアメリカンと言われるバイクだが、普段乗っているVFRとは違いすぎて難しそう。
バイクに乗る前にニーパットとエルボーパット、それとふくらはぎのところにズボンのすそを巻き込まないようにする作業用の足差し(なんて名前か知らない)をする。
ここの自動車学校はこんなのするんだ〜、へえ〜。
まず、8の字押しとメインスタンド立てをした。
8の字押しはさすがにバイクの重さを感じるものの、そんなに苦労はしない。
メインスタンド立てに至っては楽勝♪
引き起こしはなかった。
その後、コースの外周をひたすら廻る。
この日の教習目的はバイクの大きさに慣れることらしい。
まあさすがに、ただ乗るだけなら問題なし。
結構簡単にイケそうだ。
ただ、4本掛けブレーキが辛いかな?
教習所走りも久し振りなので、ちょっとぎこちなかったかも。
キープレフトなんて普段しないもんねぇ・・・。


5月15日
 実技教習 第1段階2限目。

前回と同じコースを廻る。
バイクの大きさにも慣れてきたし楽勝。
ただ乗ってるだけではつまらないので色々な速度域で走ってみる。
すると意外にも低速トルクが細いことに気づく。
もしかして普段乗ってるVFR400Rより低速トルクがないんじゃ!?
クラッチも滑り気味だし。
まあ、教習車のコンディションの違いもあるし、一概にFZXだからってワケでもなさそうだけど・・・。
この日は、余裕ブッこいて乗ってました。
ただ、一緒に教習してた人が、「このあとがキビシイよ〜」と言ってたのが気にかかった。
でもまあ、なんとかなるでしょう。


5月16日

 実技教習 第1段階3限目。

今回の教習から8の字走行、S字走行、クランク走行、パイロンスラローム、1本橋走行が加わる。
「まあ余裕でしょ。」とタカをくくっていたが、甘かった・・・。
どれもこれも上手く出来ない。
教習所を走るくらいの低速バランスの難しさに気づく。
8の字、S字、クランクはぎこちないし、パイロンは遅い。
1本橋は落ちるし・・・。
中型を取りに行ったときは、パイロンが10秒以下、1本橋が7秒以上という規定だったが大型はパイロンが7秒以下、1本橋が10秒以上という規定だ。
スラローム1回目、8秒7、1本橋1回目、11秒2。
1本橋はタイムだけ見るとOKなのだが、ニーグリップが全然出来ていなくてNG。
スラロームは2回目以降、6秒前半をキープ出来るようになったが、1本橋はスランプ状態に。
ニーグリップを意識しすぎて落ちるか、10秒を超えられないかのどちらかになってしまった。
この日は、コースの説明と覚えるのに時間がかかりすぎ、コースを3周くらいしか出来なかった。
まあ、次回はなんとかなるかな?


5月18日

 実技教習 第1段階4限目。

前回のコースに坂道発進が追加。
ま、坂道発進はハナ歌まじりで出来ますワ♪
で、その他は中型免許を取りに行った頃のイメージを思いだして走る。
8の字、S字、クランクのぎこちなさがずいぶん減った。
考えてみたら、普段乗ってるVFRってバックトルクリミッターがついてるからエンブレが効きにくいんだよね。
なのに教習車もVFRと同じように乗ろうとしたから、ぎこちなかったのだと考えた。
で、エンブレを殺すために半クラッチの鬼になったらいいやってカンジで走ったら、これが大正解だったみたい。
あとは、ついリーンインっぽくしてしまうフォームをリーンアウト気味に修正。
この要領でスラロームもタイム的に余裕が出てきた。
・・・が、しかし。
1本橋だけが、鬼門となっている。
あいかわらず10秒以下のタイムか、粘り足らずに落ちるかのどっちか。
教習時間も半分を過ぎたあたりで、さすがに教官も見かねたのかスラロームと1本橋の練習だけを指示。(スラロームと1本橋はコース的に1セット)
この日のスラロームの最高タイムは5秒7。1本橋が11秒2。
でも1本橋は成功したのがこの一回だけ。
他は10秒以下か落ちるかだった。かなりヤバイ・・・。
不安の残したまま、次回は1段階みきわめである。


5月19日

 実技教習 第1段階5限目(みきわめ)

今回はみきわめってコトで、ちょっとでも今までと同じコンディションで走りたいところなのに、無情にも初のウェットコンディション。
レインウェアを着込むと少し動きづらい。一抹の不安を感じながら教習スタート。
前回と同じコースを走る。
前回、1本橋に不安のあった私は帰ってから、自分のVFR、父親のCBX125カスタム、弟のNSR250と家にあるバイクすべてでバランスをとる練習をしていた。
まあ、NSRでの練習は気休めだが・・・。
順番にコースを廻り1本橋へ。
昨日の練習の成果もなく、あえなく落下。
その後も3回連続で落下。
ヤバイ、みきわめ落ちるんじゃないか・・・。不安は大きくなってくる。
前回と同じく、教習時間も半分を過ぎたころ、スラロームと1本橋の練習だけを指示を教官から受ける。
スラロームの方は問題ない。問題は1本橋。
ここで落下ばかりしてると、みきわめも不合格になる。
なんとかしなければとプレッシャーも出てくる。
教官に見てもらいながら1本橋4回目。
クラッチの使い方を今までと変えてみる。
お!?10秒超えたやん!
この感じか!?などと思いつつ5回目。タイムはまた伸びて11秒。
完全にコツをつかんだ!!
その後もコンスタントに10秒を超え、なんとかみきわめも合格。
いや〜、今回はヤバかった・・・、マジで。
土壇場でなんとかなったけどね。
結局、クラッチの使い方を間違ってたのと、1本橋の幅を実際より狭く感じていて、あきらめるのが早かったのが敗因だったようだ。
次回から2段階。
他の教習生がもうひとつの鬼門と言う、急制動も待っている。
はてさて、どうなることやら・・・。(^_^;)



続く



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