MORIWAKI ZERO-X7
Shunji Yatsushiro

'85年に八代俊二が全日本TT-F1クラスに参戦した時のマシンです。

タミヤのCB750Fのエンジンなどを流用したスクラッチ作品です。

タイヤ・ホイール等流用部品はありますが、ほぼスクラッチ。

フォーサイトマフラーは自作品。

  



タンクはレジン製。 

 


エンジンはCB750F用をベースに改造。
インナーフォークはメタルックで再現。
オイルクーラーのシュラウドなども再現。


リアサスのリザーバータンクなど、完成後に隠れる部分も再現。


今まで作った八代号を並べて。

 


今まで作ったモリワキマシン大集合。(笑)


ライダーだった八代氏と記念撮影(2007年モデラーGP会場で)

製作エピソード

 

 「Max Moto Modeling」で行われた「Modeler GP 2007」に参加した作品です。
 いつか作りたいマシンだったのですが、モデラーGPのような機会でないと作らないだろうと言うのと、もてぎでのイベントに八代俊二氏がゲストで来ると聞いたので、締切1ヶ月前というギリギリのタイミングでエントリーして作り出した作品です。

 ベースはタミヤのCB750F。
 ベースとは言っても、使ったのはエンジン腰上くらいですが。。。(^_^;)
 足回りはタミヤのRGB500などを流用・改造。
 フレームや外装は自作しました。
 カウルとシートカウルは何度も繰り返し仮組みを行ないバランスを詰めましたが、技量不足であまり似てないのが悔やまれます。。。(^_^;)

 マシンの特徴であるリブ付きのフレームに大苦戦。
 リブの再現方法をどうするかで試行錯誤を繰り返しました。
 こちらも技量不足で再現しきれない状態になってます。
 あとはフォーサイトマフラーのサイレンサーも苦心の作。
 こちらも試行錯誤の上に完成しました。

 大きな部品のスクラッチに隠れて目立っていませんが、フォークインナーにはメタルックを使ったり、各種配線のパイピングを施したりと、細かいところも出きる限り作り込んでいます。
 資料が少なく、詳細が不明な部分も多かったのですが、資料提供をして戴いたりして完成にこぎつけました。(^_^)

 カウルやエンジンなど実車と形状が違う部分も多々あるのですが、「モリワキZERO-X7」には見えるし、こだわれるところはこだわったので、本人的には満足しています。
 またこの作品は「モデラーGP」と言うコンテストの中でなければ絶対に完成していなかった作品だと思います。
 この作品でモデラーGPでは6位入賞。
 また「ホンダコレクションホールアワード 努力賞」をいただきました。
 よもや賞など戴けると思っていなかったので、すごく嬉しかったし、また模型製作の励みにもなりました。
 またこういう機会があれば参加したいと思います。

 製作日誌で制作過程を紹介していますので、よろしければそちらもご覧ください。

 

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