YAHAMA YZF750
Tadahiko Taira & Michel Doohan

'88年に平忠彦とマイケル・ドゥーハンが鈴鹿8時間耐久レースで使用したマシンです。
ベースはタミヤ製「FZR750(OW01)」を使用。
それに「アツシバシブランド」製のYZF750トランスキットを使用して改造しています。

 

 配線を追加した加減でカウルの収まりが悪くなりました。(^_^;)

アクセルにはワイヤリングを施してあります。

判りにくいですが、ラジエターにはメッシュを貼ってあります。

   


 

配線やサイレンサー固定用のスプリングなどを追加。
サイレンサーステー、リヤショック用のリザーバータンクなど自作品多数。

 

 

ラジエターは自作品。

各種配線やディテールを再現。

 


 

タンク用の緩衝ゴムは薄いゴム板で製作。

 

製作エピソード

 

 「MAX Moto Modeling」で開催されたモデラーGPに参加するのに製作した作品です。
 当初、参加する予定ではなかったのですが、MAXさん直々にお誘いのメールを頂いたので参加することにしました。
 その際、ホンダRC211V等での参加も考えたのですが、他の参加者の方と同じ題材ではレベルの違いを見せつけられそうだったので避けました。(^_^;)
 他に何かいい題材は・・・と考えた時に、以前から作ろうと思いながら手を付けてなかったYZFを思いつきました。
 改造しなければならないので手が止まってしまうだろうと手を付けていなかったのですが、締切があれば完成するだろうという理由でのチョイスでした。
 それにこの頃のFー1マシンはすごく好きだし平忠彦というライダーは私の世代のバイクフリークにはヒーローなので思い入れもありました。(^_^)

 キットはタミヤ製「YAMAHA FZR750(OW01)」を使用。
 それにアツシバシブランド製のトランスキットを使用しています。
 
 トランスキットは、カウルを装着した状態を前提に作られていたのですが、無謀にもストリップ状態の再現を目指してしまったので、ずいぶんと苦戦しました。
 また世代が古いバイクということで資料も少なかったのですが、色々な方から資料を送っていただきました。
 このテック21カラーに思い入れのある方は多いようです。(^_^)

 製作当初は、ベースキットであるFZRとの差がそんなにないものだと思っていたのですが、(実車ではFZRはYZFのリアルレプリカだったので・・・)実際に製作していくと違う所だらけで、予定が大狂いしてしまいました。(^_^;)
 己の読みの甘さを嘆きながらの製作でした。(^_^;)
 また、製作のペースを上手く作れずに、最後の方は締切に追われてしまい、やっつけ仕事的な作業になってしまった個所も多数あります。
 特にカウル類は形状を出すのに非常に時間がかかってしまい、最後は塗装する時間がギリギリで研出しも甘いモノになってしまったのが残念です。
 ディスクローターなど実車と形状が違う点が多々あるのですが、技術的な面で再現は無理だったのであきらめました。 
 でも完成してしまえば、それなりに気に入ってしまうから不思議なものです。(^_^;)
 やはりライダー・マシン・カラーリングに思い入れのあるモノを完成させた喜びというのは大きいです。(^_^)

 また、コンテストという緊張感の中での製作は、普段はないことなので貴重な経験となりました。
 また機会があれば参加してみたいと思います。(^_^)

 製作日誌で製作過程を紹介していますので、よろしければそちらもご覧下さい。

 

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