HONDA NSR500 '86
KEIJI KINOSHITA

'86年に木下恵司が全日本ロードレース500ccクラスに参戦しチャンピオンを獲得した時のマシンです。
キットはタミヤ製「NSR500 FACTORY COLOR」を使用。

カウルのカラーリングは塗装による塗り分け。

カウル類のビスは虫ピンに交換
チャンバーのサイレンサーにスプリングを追加しています。

タンクのエア抜きチューブをクリヤチューブで再現 
シートカウル上部スリットを開口


アクセルグリップのワイヤリングを再現。
 アッパーカウル先端は虫ピンで固定。


リアディスクは鋳鉄製を再現。


フレームとスイングアームに溶接跡を再現。
ホースバンドはステンレス線で再現。
判りにくいですが、チャンバーに溶接跡を再現しています。
ラジエターのサイドにはゴム板を貼り付けています。

インナーフォークはメタルックで再現。
アクセルワイヤーとアジャスターを追加しています。
フロント周りを中心にパイピングを追加。

 

 

製作エピソード

 

旧ロスマンズキットの頃から作りたかったマシンです。
自作デカールを作りかけていて、ステッカーあと一つで完成と言うところでタミヤからファクトリーカラーリリースの発表があり、製作を断念したといういわくつき(?)のキットです。(^_^;)
 
作品の方は軽くディテールアップする方向で製作を開始。
チャンバーの裏側の穴埋めや、サイレンサー固定用のスプリングの追加、カウルビスを虫ピンに置き換えたり、アクセルワイヤーのホルダーなどを追加工作しています。
フレーム・スイングアームに溶接跡を再現したり、メーター周りを中心に配線を追加したりもしています。
その他にも雰囲気重視でかなり適当なディテールアップを施しています。(^_^;)
 
カラーリングは塗装による塗り分け。
デカールを貼るよりはマスキングの方が簡単だったので・・・と言うか、デカール貼りに失敗してしまったのでそうしたのでした。(^_^;)
レッドはタミヤのブライトレッド、ブルーはクレオスのクレオスの5番をベースに328番のブルーFS15050を混色しました。
デカールの色よりもやや暗いですが、個人的にはこのくらいの色のイメージなので・・・。(^_^)
塗り分け毎にクリア掛けを行ったので、通常の3倍はクリアカラーを使用しているかも。(笑)
もちろん最終的には研ぎ出しを行っています。

金型が古いキットなので、それなりに手間もかかりましたが、ファンである木下選手のチャンピオンマシンですので楽しんで作ることが出来ました。(^_^)
やはり選手とマシンに思い入れがある方が製作は楽しいですね。
ただ私の場合、’80年代が好きなので最新キットで楽に製作・・・ってのが出来ないのが辛いですが。(^_^;)
製作日誌」で製作過程を紹介していますので、よろしければそちらもご覧ください。

 

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