HONDA NSR500 DAYTONA Ver.(1985)
FREDDIE SPENCER

1985年にフレディー・スペンサーがデイトナ100マイルで優勝したマシンです。
タミヤHonda NSR500 1986をベースに改造しています。

外装は1986年モデルをベースに結構イジってます。
グラフィックは塗り分け。
デカールはゼッケン部分やネームを自作、他は流用。

カウルビス類は虫ピンで再現
前後ホイールはNS500用を17インチ仕様に改造。

スクリーンはアツシバシブランド製塩ビスクリーン。
フロントフォークの整流板はプラ板で製作。




クイックチャージャーの給油口はスタジオ27のNS用エッチングパーツを流用。
シートスポンジはデイトナ用に大型化。

 

スタンドはNSR500用を改造。

フレームは目の字断面に改造し、シートレールも改造。
チャンバーはほぼスクラッチ。


ハンドルグリップのワイヤリングやアクセルワイヤーなど追加。

ロスマンズVer.と並べて


 

製作エピソード

 

 2013年冬のワンダーフェスティバルのアツシバシブランドのブースで行われた「NSR-GP」の参加作品です。
 ここ数年、同ブースの常連を中心に行われているテーマに沿って作品を作って展示すると言うイベントです。

 作品はタミヤの1986年型NSR500をベースに各所を改造しています。
 大きな違いではホイールとシートカウルくらいしか目立ちませんが、実はほぼスクラッチと言ってもいいほどの改造度だったりします。(^_^;)

 まずホイールはNS500から流用・加工。前後タイヤは86NSR500用。
 カウルは見た目以上に改造していて、ほぼ全てのラインで手が入っています。
 シートカウルはデザインUTA製をベースに主に下側のラインを修正。
 フレームは変形目の字断面から目の字断面に作り替え、シートレールを新設。
 判りにくいんですが、実はメインフレームの形状やビボッド周りも形を変えてます。
 チャンバーはスクラッチ。
 エンジンもクラッチ回りにリブを入れたり、ウォーターポンプを作り替えたり、その加減でウォーターラインも変更したりしています。
 パッと見、ベースキットと大差ないように見えるのが悲しい所ですが、ベースキットと並べて見ると完全に別物になってます。(^_^;) 

 有名なマシンなのですが、デイトナ1戦のみの仕様と言う事もあり、資料が思ったより少なく製作時は資料探しと解釈に時間がかなり掛かりました。(^_^;)

 チャンバーが貧弱になったり、フレームの長さを変えてなかったりと反省点は多い作品ではありますが、今まで作った1985年型NSR500の中では一番実車に近づけた(・・・と本人は思っています。(^_^;))ので、満足度は高いです。
 今回の反省点は次回ロスマンズバージョンをバージョンアップする際にきっと役に立つでしょう。(^_^)

 製作日誌で製作過程を紹介していますので、そちらもご覧ください。(^_^)

 

Back

Model

Home