近年のGPマシンばかり作っていたので、たまには昔のGPマシンを作ってみようと思って作り始めた作品です。
近年のキットと違い、パーツの合いやパーツそのものの精度があまりよくなく、そのうえバリ等も多かったので意外と苦戦しました。
ディテールアップは、この頃のキットの特徴でもあるチャンバーの裏打ち・Fフォークの裏打ち・アクセルワイヤーの追加工作などを行っています。
チャンバーの溶接跡は伸ばしランナーで再現していますが、組説には、「チャンバーの溶接もようは濃い目のフラットブラックを塗り重ねてもりあげます。」などと書いていてビックリしました。(^-^;)
また、フレームの上部一面と側面の一部にタンクとの緩衝材(?)は、電気配線などによく使用される熱収縮チューブを切り開いて使用しています。
製作当初は、素組みでサクサクっと完成させるつもりだったのですが、製作途中でカウルの塗装に失敗し、戦意を喪失してしばらく放ってあった時期があったり、途中で資料が手に入ったので多少ディテールアップをしたことなどで、完成までずいぶんと時間が掛かってしまいました。
完成してからキットを見ていると、’80年代のマシンのカッコ良いな〜と改めて思いました。
特にKRはフレームワークなどが特徴的なこともあり、ストリップ状態がすごく魅力的に感じました。
また’80年代のマシンを作ろうと思います。
バリ取り等が大変ですけどね。(^_^;)
「製作日誌」で製作過程を紹介していますので、よろしければそちらもご覧下さい。
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