カクテルの戯言

このページでは私のカクテルに対するうんちくなどを
好き勝手に語ったりしてます。
 


Vol.2  まず揃えたい道具とは?

本格的にカクテルを作ろうとすると、色々な道具が必要になってくる。
シェーカー、ミキシンググラス、メジャーカップ等さまざまな道具があるが、始めからすべて揃えるとなると、結構な出費を強いられる。
そこへ、カクテルの材料費を考えると、カクテルを始めるための初期出費はかなりのものになる。

材料がなくてはカクテルは作れないので、道具を最小限に抑えて、この初期出費を少しでも抑える為の技を伝授しよう。

まず、「シェーカー」。
これだけは必ず購入したい。
この道具だけは代替が難しい。食器店などで2〜3千円程度なので、この出費だけは涙を飲もう。

ステアで作るカクテルを作るための「ミキシンググラス」は大きめのグラスで代用できる。
本来、そのミキシンググラスで作ったカクテルを注ぐときに使う「ストレーナー」は茶こしで代用できる。
この組み合わせで、ステアで作るカクテルは作ることが出来る。
ただし、カッコ悪いけど・・・。

カクテルの材料を量るための「メジャーカップ」は、料理用の計量カップや計量スプーンで代用できる。
実を言うと少ない量の場合、メジャーカップを使うよりも計量スプーンを使うほうが正確な場合が多い。
計量カップは、製品によってバラつきがあるのでなんとも言えないが・・・。

ステアするときなどに使う「バースプーン」は単なるスプーンでも代用できる。
しかし、単なるスプーンではステアしにくいので、マドラーを使ったほうがいいだろう。
その「マドラー」すら省略したい場合は、割りばしを割らずに使うという荒技もある。

柑橘類の果汁を搾る為の「スクイーザー」は、材料を本物のレモンやライムを使わず、レモンジュースやライムジュースを使うことによって省略できる。
実際、本物のレモンなどを使うよりも手っとり早く、保存も出来て経済的なので、バーによっては、このジュースを使っているところも多い。
ただ、やはり味にこだわれば、本物の果汁を使うほうがいい。
その場合、根性で手絞りという手段もあるが・・・。(笑)

クラッシュド・アイスを作るための「アイスクラッシャー」は比較的安価なアイスピックを使うか、もしくは、布巾で氷を包み金づちで叩くという方法がある。
どちらにしても、たたき割るという方法なので、結構疲れることは付け加えておきたい。

このように、専用の道具を使わなくても、意外に代用品があることが解って頂けただろうか?
とりあえずシェーカーだけを買えば始められるということである。
私の場合は、シェーカーだけを買って始めたパターンだった。

このシェーカーを省略したい場合の方法がないわけでもない。
ごく稀に、メーカーのキャンペーンなどで、酒を買うとシェーカーがついてくるということもある。
以前、「コアントロー」というリキュールを買うとガラスシェーカーがもれなくついてくるというキャンペーンがあった。
もちろん市販のステンレス製に比べれば粗い作りのモノだが、機能は果たしている。
ただ、こんなキャンペーンがいつもやってるワケではないので、待っていたら、いつまでたってもカクテルなど作れないが・・・。


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