うえさんオリジナル

 

 

 スィエル アンブラゼ

 

ラム
シトロンジェネバ
コアントロー
レモン
グレナデンシロップ

1/2
1/4
1/12
1/12
1/12
左記材料をシェークしてカクテルグラスに注ぐ。
非常に口当たりのいいカクテル。
やわらかな甘味で飲みやすい。

ラムの風味とその他の材料の甘味のバランスが絶妙です。
甘口ではありますが、ほど良く酸味がきいているので、あとくちはさわやかです。
柔らかな甘味の口当たりで飲みやすいのですが、アルコール分はそこそこあるので飲み過ぎには注意です。

 

 

 

開発(?)エピソード 

「赤い色のカクテルを創りたい。」というコンセプトから創りはじめたですカクテルです。

赤い色を何によって得るかと考えたところ、グレナディンシロップの赤色を使うのがてっとり早いと判断。
グレナデンシロップはザクロ風味のシロップで当然甘味も強いので、その甘味とのバランスをとるためにレモンを使うことに。
そのあと初めてベースになるお酒をラムに決定。
普通はベースになるお酒を決めてから作りだすのですが、今回はまったく逆の手順でスタートしてしまいました。
ベース酒をラムにしたのは、レモンの風味をあとくちに残したかったので、ベース酒の風味が主張しすぎないお酒を・・・と考えた結果です。

まず、ラムとレモンリキュールであるシトロンジェネバ、それにレモンとグレナデンシロップだけで作ってみましたが、なにか一味足りません。
そこで、この材料の比率を変えて何度か試してみましたが、それでも何か一味足りませんでした。

何度か試作しているうちに、甘味が平たく薄いと感じるようになりました。
そこで甘味に深さを出すために何種類かの甘口のリキュールを試した結果、同じ柑橘類のリキュールであるコアントローに落ち着きました。

その後、トライアンドエラーを繰り返し、この分量になりました。
実際に作るときは数ml単位の誤差が出るでしょうが、グレナデンシロップの量が多くならないように気をつけると比較的いいカンジに仕上がると思います。

カクテルの名前である「スィエル アンブラゼ」はフランス語で「夕焼け」という意味。
最初から「夕焼け」の意味をもつ外来語で名前を付けようと考えていたのですが、やわらかな口当たりがなんとなくフランス語が似合うような気がしたので、この名前にしました。
ちなみにフランス語スペルでは「ciel embrase'」(「e'」 は「e」の上に「'」をつけます)と書くらしいです。

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