◆ダイオキシン類とは、ポリ塩化ダイベンゾパラダイオキシン(PCDDs:通称ダイオキシン)、ポリ塩化ダイベンゾフラン(PCDFs:通称ジベンゾフラン)、及びコプラナーPCB(PCBs)です。 ※なお、町田市でコプラナーPCBが測定対象となったのは1999年度からです。

■この情報は、町田市環境部からの情報提供に基づき、そのデータをグラフ化したものです。

※2002年6月13日測定分から7日間の測定に変わりました。データはこちらから


町田市では、リサイクル文化センター周辺の、小山田小学校、小山田中学校、少年野球場、大賀繭糸館、埋立処分場、桜美林大学、及び比較地点として大地沢青少年センターの各地点で、大気中のダイオキシン調査を行っています。調査は2日間かけて行われます

・図中、TCDDとあるのは通称ダイオキシンの同族体(4〜8塩化)の値を、TCDFとあるのは通称ジベンゾフランの同族体(4〜8塩化)値を示しています。※今回は同族体の傾向の概要を見るために、コプラナーPCBのデータは省略しています。

・1998年〜2003年までの実測値の変化は下図@の通りです。
1999年8月に一旦下がった値が、2001年6月には上昇し、また下降をたどってる事が解ります。

・各地点ともCの2001年のデータを除き、4塩化、5塩化、6塩化ジベンゾフランの順に比率が高い傾向を示しています。Cでは7塩化6塩化5塩化ジベンゾフランへと、高塩化ジベンゾフランの比率が高い傾向に変化しています。

・Bで、比較対照の大地沢のデータは8塩化ダイオキシンの比率が突出し、他の地点とは明らかな違いを示しています。


@1998年〜2003年までの地点別変化



A同計測日の各地点のダイオキシン類の同族体別の存在量比 


B同計測日の各地点のダイオキシン類の同族体別の存在量比 


C同計測日の各地点のダイオキシン類の同族体別の存在量比 


D同計測日の各地点のダイオキシン類の同族体別の存在量比