アテンザスポーツ23S


カレンZSに5年乗って、次はアテンザにしました。2006年12月2日に中古で購入して、12月10日に納車されました。


全体

マツダ アテンザスポーツ23Sです。色はシルバーコントレイルメタリックで、ほとんどシルバーですが、少しだけ青緑のような色も入っています。この画像は特に緑っぽさが強く出ています。年式は平成14年(2002年)で、MC前のものになります。

このMC前のアテンザは、MC後より外装がスポーティで好きです。ただ、フロントグリルはMC後のほうが好きだったりします。

カレンに乗っていたとき、セダン系で見た目が好みの車がないなぁと思っていましたが、そのときはアテンザスポーツの存在を意識していませんでした。いざ調べてみると、私にぴったりな車でした。こんなにスタイルのいい車を見逃していたとは不覚です。


サイド

標準装備のサイドステップです。何の特徴もないですが、まぁいいんじゃないでしょうか。

ドアに傷があるように見えるのは、自転車が映り込んでいるだけです。


リア

この角度から眺めるのが好きです。リアスポが大きすぎず小さすぎずで気に入っています。これがMC後だと、小さくて地味なリアスポになります。

今までクーペに乗っていた身としては、当たり前ながらも、後ろにドアがあるのは便利だなと感じます。


ラゲッジスペース

アテンザスポーツはセダンに見えますが、実はハッチバックで、リアウィンドウごと開きます。リアシートを倒すと、驚くほどの空間が現れます。

ワゴンではないので、後部に背丈の高いものは積めませんが、底面積は申し分ないです。外からはセダンに見えて、中はこんなにも広いというのは、アテンザスポーツならではでしょう。


マフラー

購入時からついていたマフラーで、柿本改のRegu.06&R(レグ・ゼロロクアール)です。2006年に発売されたマフラーが装着されているとは意外でした。柿本のマフラーはうるさいというイメージがありましたが、このマフラーはJASMA基準をクリアしているので、見た目に反して静かな部類に入ります。でも、軽くアクセルを踏んだだけで低音の効いた音が楽しめます。音質は、カレンにつけていたリアライズTTのほうが好きですが、こちらもまずまずです。

先端がチタンのようになっていますが、あくまでチタン調というだけで、材質はステンレスです。ちょっとしたアクセントですね。外出先の駐車場で、自分の車を探すときの目印にもなります。

車高は下げていないため、高さにはだいぶ余裕があります。ただし、同じアテンザでも、ワゴンの場合は低い位置になるようなので、マフラーの交換をするなら注意したほうがよいでしょう。


ホイール

ホイールは純正のアルミで17インチです。好みのデザインなので、このまま使い続けるつもりです。ただ、反対側のホイールは最初からガリ傷が多くて、気が向いたら補修しようかなと。

初期のアテンザはブレーキダストがすごいらしいのですが、思ったよりは出ません。たぶん、エンジンブレーキをよく使っているからだと思います。ブレーキはよく効いて、安心感があります。最初はその強力さにとまどいますが、すぐに踏み方の加減がわかるようになります。

その後、フロントのブレーキパッドをWedSport REVSPEC SCに交換しました。制動力がゆるやかになり、ブレーキダストが激減しました。

タイヤは納車時に新品にしてもらったもので、横浜ゴムのS.driveです。


プラグコード

永井電子のウルトラブルーポイントパワープラグコードです。エンジンカバーをはめると、隠れてしまいます。

アテンザスポーツは、最初からイリジウムプラグなので、とりあえずプラグはそのまま使っています。


計器類

計器類は、キーをひねるとオレンジで点灯します。オフにするとブラックアウトして、数字や目盛りは全く見えなくなります。赤系統の色は好きではないのですが、もう慣れました。

1速の回転数の上がり方がカレンより鋭く、早めにシフトアップしないと、思ったより回転数が上がっています。目盛りの間隔が広くて、針の振れ方が激しいのも、なおさらよく回るエンジンという気分にさせます。

燃料計については、満タンにしてから150kmくらいで、一番上の目盛りより下になり、約350kmで半分、後半は早めに落ちていく感じです。もちろん走り方にもよります。燃費は、一回の運転が15〜30分程度でも、9.5〜11.5km/Lなので、悪くはないです(ちなみに、カタログスペックは12.2km/L)。

警告灯が点灯してから、ガソリンが空になるまでの余裕があまりないらしいので、早めの給油を心がけたほうがよさそうです。カレンの場合は、警告から100kmは走れましたが、同じことをするとガス欠になるのではないかと。


シフト

シフトはカレンに比べてかなりゆるいというか、たらたらという感じで、入れたあとの遊びも大きいです。カチッとしたスポーティなシフトのフィーリングを期待していると、拍子抜けするでしょう。さすがに最初は違和感がありましたが、慣れてきました。しばらく乗ってみるとわかりますが、ゆったりとした運転が心地よい車なので、こういうシフトも悪くないなと思えてきます。

クラッチは軽めですが、移動する範囲が広いように思います。クラッチの調整で改善しました。

回転数が落ち込んでもガタガタと振動することが少なく、エンストしにくいです。限界がどこなのかがわかりにくいともいえますが、マニュアル車としては乗りやすいほうだと思います。なお、エンジンブレーキはあまりかかりません。

コンソールボックスは、ひじをつくのにちょうどいい位置と高さにあります。でも、小柄な人には合わないかもしれません。実際、じゃまだから取り払いたいという人もいるようなので。


ルームミラー

ルームミラーに映る後方視界です。これから車を購入する人にとって、後方視界がどんな感じなのかは気になるところだと思います。こういう写真はあまり見かけないので、撮ってみました。ワイドミラーをつけていますが、アテンザのミラーはもともと大きくて、横幅はたいして変わっていません。

決して視界がよいとはいえないでしょうが、カレンに乗っていた私にとっては、普通だなという印象です。リアガラスは、外から見るとかなり黒いのに、内側から見るとほぼ透明に感じます。

リアスポがけっこう目立ちます。夜、後ろの車のライトがリアスポのあたりを照らしていると、明かりが見え隠れするのが少し気になり、それによって後ろの車の存在もわかりにくくなります。バックのときの目安にはなるので、一長一短といったところでしょうか。


サイドミラー

左のサイドミラーに映る後方視界です。角度と向きは調整できるので、参考程度に。カレンよりは大きいミラーです。

あまりはっきり見えないのは、写真の写りの問題です。


カーナビ

カーナビは、カレンで5年使ったカロッツェリアのAVIC-DR2000をまだ使っています。前のオーナーも社外製のナビを使っていたらしく、ナビ用のトレイが用意されていたので、設置は楽でした。台座を180度回転させて、先端を少し曲げれば、うまく収まります。

その右にあるのは、レーダー探知機のGL875です。この位置は運転中に見やすくて、速度計としても活躍しています。ブログにGL875のレビューを書きました。


カーナビの後ろ

カーナビのモニタの後ろには、ビーコンの受信機があります。この位置だと、運転席からは隠れて気になりません。手前にあるのは、ワンセグチューナのリモコンの受信機です。

モニタを後ろにぴったりくっつけている車を何台か見たことがありますが、台座が使えるなら使ったほうがいいと思います。モニタの背面にスピーカがある機種だと、音がこもってしまうのと、この画像のようにカバーをかけるのが難しくなるからです。台座があれば、向きや角度の微調整もできますし。


レシーバー

アテンザのインパネは、専用設計になっているため、社外のオーディオをつけることは困難です。多少なりとも、いい音で楽しみたいという人は、BOSEサウンドシステムを選んでおくのが無難です。

シルバーのパネルが安っぽいという意見が多かったからか、MC後は黒の落ち着いたパネルに変更されています。私も、どちらかというと黒のほうがいいとは思いますが、これでも特に気にはなりません。

MC前のアテンザは、BOSEサウンドシステムを選ぶと、6連装のCDチェンジャーも装備されています。ただし、MP3には対応していません。この車には、オプションのMDプレイヤーもついていました。

オーディオの操作は、ハンドルについているボタンでも行えます。

エアコンの風が出る場所の設定が、真ん中の一番下のボタンひとつだけで選ぶようになっているのが、ちょっと使いにくいです。よく設定を変えるので、独立させるべきでしょう。


ハンドル

ハンドルについているボタンがこれです。音量、次の曲、ラジオのプリセット、モード切替、ミュートがあります。ラジオのプリセットのボタンは不評だったためか、あとに出たアテンザでは、前の曲のボタンに変わっているようです。

ちなみに、23Sではハンドルの左右の部分がシルバーになっています。これもいまいちという声が多かったのか、MC後ではブラックで統一されています。


スピーカ

BOSEサウンドシステムの場合は、スピーカの中央にBOSEのロゴがあります。外見では、こことツィーターの有無くらいしか、ノーマルとの違いがわかりません。中古車のサイトで、BOSEサウンドシステムなのに、それが記載されていないことも多々あります。この部分の写真があるなら、ロゴの有無を確認してみるとよいでしょう。この車も、掲載時はBOSEサウンドシステムとは書かれていなくて、写真を見て「もしかしたら」と思い、やっぱりついていたというわけです。

実際、音はいいのかというと、そこそこという答えになります。ロックは迫力が出なくて向かないと思いました。どちらかというと、臨場感が楽しめるセッティングになっているようで、BGM的な音楽が合います。


ツィーター

BOSEサウンドシステムの場合、この位置にツィーターがあります。

あまりいい音とはいえないので、コンデンサを交換して音質を向上させている人が多いようです。


レカロシート

純正シートは、座ったときの異音がどうしても気になって、交換しても直らなかったので、思い切ってレカロシートを購入しました。結果的には、座り心地も改善されて、非常に満足しています。

詳しいことは、レカロシートの装着にて。


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