ポルトガルは歴史的遺産、町の風景、自然景観、産業など見るべきところが多く、このペ−ジでは到底ご紹介出来ません。
今回特に印象深かったポルトワイン・アズレ−ジョ・宮殿ホテル・海岸風景の一部をご覧下さい。
人口30万人のポルトガル第二の都市ポルトは商工業の中心地で、大きな港があり
大航海時代の交易港でした。ドウロ川北部の旧市街地、南部のワイン工場地域、見るべき所の多い美しい、
素晴らしい街で、サン・フランシスコ教会をはじめ大聖堂、宮殿、広場など中世の面影を堪能することが出来ます。
ユ−ラシア大陸最西端のロカ岬では台風並みの30mの強風の中、体を飛ばされないよう必死の思いで写真を撮りました。 荒々しい大西洋の荒波と赤と白のツメキリソウの美しいお花畑が印象的でした。
ポルトに次ぐ第三の工業都市セトゥ−バルは造船、自動車工業の町です。この町の西のアルペンロ−ゼの赤い花が咲く
アラビダ山脈のはずれに建つ、元は要塞であったサン・フィリペ城から見たセトゥ−バルの美しい町と海岸です。
そしてサン・フィリペ城で食べた昼食の、前菜の肝料理、メインのタラ料理(Bacalihau com Natas)そしてデザ−トとその料理の
美味しさは今でも忘れられません。
1.ポルトの主な産業は繊維と靴そしてポルトワインで、今回はポルトのワイン工場をご紹介します。
ドウロ川上流には広大な葡萄産地があり、かっては運搬船ラベ−ロでポルトに運ばれました。現在ドウロ川左岸には
38のワイン醸造所があり、その一つを見学しました。ポルトワイン(日本のポ−トワインの語源)は甘味とアルコ−ル
が強く、普段酒を飲まない私には非常に美味しく感じました。葡萄の醗酵の途中でブランデ−を加えて醗酵を止めると
甘味の強いワインが出来るそうです。
2.アズレ−ジョは15世紀にアラブから伝えられた藍色の装飾タイルでポルトガルの工芸品の一つです。
街のあちこちで見かけますが、歴史的事実わ描いた国宝級のものもあり、教会の外壁や内装にもすばらしものがあります。
現在も装飾用として作られており工房も見学することが出来ました。
3.今回の名門ホテルに泊まる旅のハイライト、プサコの宮殿ホテルをご紹介します。
プサコはかっては修道院の土地でした。ポルトガル最後の国王マヌエル2世が離宮を建てましたがが、王政廃止後、
五つ星のパレス・ホテル・ド・プサコとなったものです。ネオ・マヌエル様式の華麗な建物で、シヤンデリアで飾られた
豪華な内装、そして二階へ通じる大階段にはインド攻略を描いた見事なアズレ−ジョがあります。
4.日本の三分の一の面積、十分の一の人口の国ポルトガルはイベリア半島の最西端に位置し、西は大西洋に面し、美しい
海岸線を持っています。ポルトガル人はあまり泳がないと言われていますが、それにしても素晴らしい砂浜です。
釣りをしている人もあまり見かけず、浜の魚市場の魚の種類もあまり多くはありませんでした。
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ポルトガルのシンボル ベレンの塔 |
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