ポルトガル・グルメの旅

  イベリア半島の最西端ポルトガルへ行ってきました。(H14.4.7)ポルトガル は種子島銃の伝来や、フランシスコ・ザビエルの来航、日本語化したポルトガル語、ボタン、パン、タバコ、コップ、 カルタ、テンプラ等日本とは関わり深い国です。
  EUに加盟し急速に近代化も進み、立派な高速道路も出来、今あちこちで建設ラッシュが続いています。 歴史ある王宮、カテドラル(教会)、修道院、大航海時代の遺跡など見るべきところが多く、二度三度と訪れる人が 多いというのも頷けます。
  市街地は石畳の道が続き、歴史を偲ばせるアズレ−ジョ(藍色の装飾タイル)があちこちに残っており、かっての繁栄がうかがえます。 そしてポルトワインの発祥の地であり、郊外には広大なブドウ畑や果樹園が見られます。 但し閉口するのは道路のいたる所に停められている車の列で、その無法ぶりには驚きます。

旅のコ−ス
関西空港→アムステルダム(泊)→ポルト(泊)→ギマランエス→プラガ→プサコ(泊)→コインブラ→ファテイマ→
バタ−リャ→オドビス(泊)→ ナザレ→ロカ岬→カスカイシュ(泊)→シントラ→リスボン(泊)→セジンブラ→セトゥパル→
リスボン(泊)→アムステルダム→関西空港

  天気には比較的恵まれ、すばらしい旅行を楽しみましたが、今回のもう一つの楽しみポルトガル料理と、 ポルトワイン・アズレ−ジョ・宮殿ホテル・海岸風景の一部をご紹介します。

1. ポルトガル料理

  ポルトガル料理は魚介類や米を多くつかい、そしてあまり脂っこくなく日本人の口に合うといわれていました。 全般的に塩辛く少しなじみ難い味のものもありましたが、ご飯が多く使われており、日本人に合うものが 多いと感じました。前菜、メインディッシュ、デザ−トと三品が揃い、デザ−トは相当甘ったるいものでした。
  ポルトガルの名物料理「いわしの炭火焼き」はまずまずの味で、日本の鰯とはとは少し平べったい種類のものでした。 特にセトゥパルのレストランでの昼食のレバ−料理は絶品で、タラのクリ−ム煮も素晴らしくおいしいものでした。そして最終の リスボンのホテルでのシ−フ−ドバイキングの30cm級の伊勢海老(片身)は本当に美味しく、海老、蟹、いか、たこ、更に生牡蠣 までいただきました。
  今回の旅の昼食と夕食の前菜とメインディッシュをご紹介します。朝食はビュッフェスタイルでした。 昼食は町のレストラン、夕食は宿泊したホテルでした。一部機内食のものもあります。
  今回、特に興味のあったタラ料理は300種以上あるといわれていますが、今回賞味出来たのは3種類でした。
料理名の上段はポルトガル語の分かったもののみポルトガル語で表示しました。

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ポルトガル料理の材料
干だら
一日目 昼食 アムステルダム→ポルトの機内食
夕食 ポルト・ホテル
二日目 昼食 プラガ・レストラン
夕食 プサコ・宮殿ホテル
三日目 昼食 コインブラ・レストラン
夕食 オビドス・ホテル
四日目 昼食 ナザレ・レストラン
夕食 カスカイシュ・ホテル
五日目 昼食 リスボン・レストラン
夕食 リスボン・ファド・ディナ−ショ
六日目 昼食 セトゥ−パル・レストラン
夕食 リスボン・ホテル・シ−フ−ドバイキング

前 菜 メイン 前 菜 メイン
一日目
アムステルダムの
ホテルでの夕食
アムステルダム→
ポルトの機内食
Sopa de Tomate
トマト風味のス−プ
Arroz de Marisco
シ−フ−ド・リゾット
二日目
Sopa de Legumes
野菜の煮込みス−プ
Pasteis de Bacalhau
タラのコロッケ
果物を丸くした甘くて
おいしいものでした
Leitao Assado
子豚の丸焼き
三日目
Caldo Verde 野菜
とヌ−ト゛ルのサラダ
Arroz de Pato
鴨・ベ−コン・ライス
ポタ−ジュ風の野菜
とポテトのス−プ
七面鳥の煮込みと
ライス・ポテト
四日目
Creme de Marisco
魚ス−プ・タラ入り
Saldinhas Assadas
鰯の炭火焼き
パイ生地とハムの
生クリ−ムソ−ス
スズキとポテト、
ニンジン、ブロッコリ
五日目
Sopa de Legumes
野菜煮込みス−プ
Cataplana
シ−フ−ドの蒸し煮
Caldo Verde
キャベツのス−プ
シ−フ−ドの盛り合わせ
六日目
レバ−のソ−セ−ジ風 Bacalhau com Natas
タラのクリ−ム煮
ホテルでのシ−フ
−ドバイキング
伊勢海老、かに、
牡蠣、イカ、タコ他

ポルトワイン・アズレ−ジョ・宮殿ホテル・海岸風景

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