からくりオルゴ−ル 「日本昔話・浦島太郎」

 手回しカ−ド式オルゴ−ルを利用したからくりオルゴ−ル 「浦島太郎」です。
左は全体の拡大画像で 動く様子は上の Youtube の動画 をご覧下さい 。 演奏されているオルゴ−ル曲は童謡「 浦島太郎」 です。

  後方は浦島太郎が暮らしていた海岸一帯で、右側が太郎が両親とともに魚をとって暮らしていた頃の住居で、亀を助けた海岸です。左側は竜宮城から帰ってきた三百年後の変わり果てた海岸風景で、 新しい家が建ち 両親も亡くなり、顔も知らない人たちばかりでした。

  前方は竜宮城のある海の底で、サンゴが生い茂り 魚たちが泳ぎ 貝やサンゴに囲まれた海の楽園です。( 使われている貝やサンゴは本物です )     

「子どもたちが子亀をいじめる」

  帰り道 村の子供たちが 子亀をいじめていました。太郎は子供たちを諭して子亀を買い取りました。
「子亀を助ける」

    太郎は助けた子亀を海へ帰してあげました。手をふって見送っています。
「助けた亀に乗って竜宮城へ」

    ある日 太郎が釣りをしていると、助けた亀がやってきて、その亀の背中に乗せて竜宮城へ案内してくれました。

  

   童謡 「浦島太郎」

     (1) むかしむかし うらしまは
        たすけたかめに つれられて
        りゅうぐうじょうへ きてみれば
        えにもかけない うつくしさ

 
「竜宮城のおもてなし」

     太郎を歓迎する宴会が開かれました。見たことのないご馳走が並べられ、音楽にあわせて乙姫さまの踊りや魚たちの踊りで歓迎されました。
 

   
          (2) おとひめさまの ごちそうに
        たいやひらめの まいおどり
    ただめずらしく おもしろく
        つきひのたつのも ゆめのうち

 (3) あそびにあきて きがついて
   おいとまごいも そこそこに
   かえるとちゅうの たのしみは
        みやげにもらった たまてばこ
  

「玉手箱を開ける」

       楽しい月日が流れ あっというまに三年がたちました。太郎は父母が恋しくなり、故郷へ帰ることになりました。
   乙姫様は 「決して開けないでください」 と言って玉手箱をお土産にくれました。

      
           (4) かえってみれば こはいかに
     もといたいえも むらもなく
     みちにゆきあう ひとびとは
     かおもしらない ものばかり
「玉手箱から白煙」」

     故郷へ帰ると、もと居た家は無くなり 知らない人ばかりでした。
途方に暮れて 太郎は 「開けてはいけない」といわれていた玉手箱を開けてしまいました。
すると 箱から白煙 が立ち上り・・・・・・・ 
「太郎は白髪のお爺さんに」

     たちまち 太郎は 白髪のお爺さんに  
    竜宮城にいた三年間は 実は 三百年だったのです。     

 
         (5) こころぼそさに ふたとれば
あけてくやしき たまてばこ
なかからぱっと しろけむり
       たちまち たろうは おじいさん

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