からくりオルゴ−ル 「イルカ・オタリア ショ−」

 手回しカ−ド式オルゴ−ルを利用したからくりオルゴ−ル 「イルカ・オタリア ショ−」です。
 、 全体の拡大画像で、動く様子は上の Youtube の動画をご覧下さい。左側は「からくりオルゴ−ル」で 右側は小樽水族館で撮影した実際のショ−の動画です。
    「からくりオルゴ−ル」の方は前部が「イルカショ−」、後部が「オタリアショ−」となっており「イルカショ−」「オタリアショ−」を同時に表現していますが、 右側の実際の動画は「オタリアショ−」のみのショ−となっております。  なお「 からくり」では オタリアは7頭出演しておりますが、実際は3頭で、 飛び込み器楽演奏は動画でも分るように移動して行っています。
  オタリアは飛び込むのをいやがって「いやいや」をしており、トレ−ナ−オタリアとの絶妙なやり取りがこの場の見せ場です。オタリアはアシカの仲間で頭も良いそうです。    
「斜めから見た全体像」

    前部がプ−ルを表現しており、「イルカショ−」には色々な演技がありますが、ここでは製作可能な3種類のジャンプを取り上げました。

「からくりオルゴ−ル」 YOUTubeの動画での演奏曲目童謡「いるかはざんぶらこ」(若松 正司 作曲)です。唯一 この「からくり」に合った曲です。 オタリアが演奏した「うみ」、その他海に関する童謡や最近流行の曲を用意しております。

「イルカショ− ボ−ル突き ハイジャンプ」

    2頭による「ボ−ル突き ハイジャンプ」。このメカは高さを稼ぐため特殊な構造になっています。
「イルカショ− ジャンプ」

    2頭による「ジャンプ」。メカとしては最も単純な構造です。
「イルカショ− スピン ジャンプ」

    「ジャンプ」の中では最も苦労したメカで、回転しながら大きく上下させるのに複雑な構造になっています。スム−スに回転させる ために潤滑剤として蝋を使っています。
「オタリアショ−の舞台」

  後部の「オタリアショ−」の舞台で、7頭居ますが実際は3頭が移動して演じます。
  手前の1頭が飛び込み台上で飛び込み体勢になっていますが、これは実際は 左側の3頭の準備体勢の内の1頭です。この3頭が更に左へ移動して器楽演奏をします。 飛び込み台のオタリアは、レバ−を押すことによりバネ仕掛けによりプ−ルへ飛び込みます。
「オタリアショ−飛び込み準備の場面」

 この3頭の内の1頭が飛び込むことになりますが、このトレ−ナ−との駆け引きがこの動画の見せ場ですのでごゆっくりご覧下さい。
  このオタリアの いやいやをする仕草が可愛くて、この「からくり」を企画することになりました。
  この3頭には名前が付いていまして、右から「ハナちゃん」「ナナちゃん」「ユメちゃん」です。飛び込んだのは「ハナちゃん」です。
「オタリアショ−楽器演奏の場面」

  最後に3頭が器楽演奏をします。ピアノが調子悪く、調整のハプニングが入りますが、童謡・「うみ」を左からピアノ・ドラム・シンバルで 見事に演奏しました。
  オタリアがいくら頭が良くても自分で鍵盤を選ぶことは無理と思います。トレ−ナ−が弾いてオタリアが頭を動かして いるようです。

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