三つ子妊娠中(〜16週目)

   

4週目 1999/ 8 /9 運命の体外受精の判定日! 基礎体温は下がる気配はなし。もしかしたら♪と思いながらも息も止まりそうなぐらい不安。
クリニックへ行き、尿検査。その後、内診台へ上がりました。すると先生から「出てますよ」の一声が・・・・・。
何のことやらわからず、「何がですか?」と聞くと、「陽性反応出てますよ」。信じられないやらうれしいやらで頭は真っ白。
その後「複数だね・・・・・」との先生の言葉があるけれど、妊娠したうれしさで全然気にならなかった。
そして主人と母に電話をした。
帰り道、怖くて試せなかった市販の判定薬を購入し、早速検査。一日中陽性反応の窓を見て過ごしました♪
5週目 1999/ 8/16 胎嚢確認。「やっぱり三つ袋があるね。」と先生はすまなそうな顔。看護婦さん達も気を使ってくれてる。
でも、私はうれしくってたまらなかった。今までできなかった分いっぺんに赤ちゃんが来てくれた!とのんきなものでした。
「心拍が確認されるまではまだ三つ子とは決まってないから。」、
「減数という方法もあることはある。」とも言われました。減数なんてとんでもない! 3人とも心拍確認できますように!

6週目 1999/ 8/23 心拍、3つ確認。小さい丸にしか見えないけれど、確かに3つの命が動いていました。
喜んでいるのは私と主人(?)だけ。周りの人は母も妹も先生も心配そうです。
特に母は心配と不安の方がかなり大きい。つられて私もちょっぴり不安に。
「おめでとう!」の一言がとっても聞きたい時期でした。
小児科の設備が整っている大きい病院を紹介していただきました。

初期の流産が怖く、安静にして過ごしていました。トイレに行くのも赤ちゃんが流れそうで怖かった(そんなことあるわけないのに)。


1999/8/23  胎嚢の中の白い丸が赤ちゃん。パクパク動いてました。
9週目 1999/ 9/11 お腹の痛みがひどく心配だったので、今までお世話になった不妊治療のクリニックへ行きました。
3人とも無事に育っていて一安心。座高は2センチになってました。
先生は、「やっぱり3人かぁ。」と苦笑い。
始めは三つ子ということに戸惑い、不安がいっぱいだった私ですが、楽しみでしょうがなくなってきました。
お揃いのおむつカバーで並べて写真を撮りたい!
10週目 1999/ 9/15 体重はつわりで3キロ減りました♪
1999/ 9/17 体重4キロ減! 
腰の痛みがひどく、寝転ぶと痛いので夜があまり寝られなくなってきました。
1999/ 9/20 2回目の健診日。3人ともとっても元気。初めて人間の形になっている3人をモニターで見ました。すごい。感動して涙が出そうでした。


1999/9/20  子宮の中。三つに分かれているのわかりますか?一番左の赤ちゃんは下を向いてます。

つわりはまだまだ。お肉、油物、ごはんは全くうけつけず、トマト&水で生きてる状態。
でもなぜか、どん兵衛は食べたくなってしまう。不思議です。
11週目 1999/ 9/27 3ヶ月目も終わりに近づき、やっと流産の恐怖が少なくなってきました。つわりで吐く回数も少し減ってきた気がします。
12週目 1999/10/ 1 主人と病院に行き、子宮口縫縮術の説明を受けに行ってきました。赤ちゃんが落ちてしまわないように子宮口を縛ってしまうのです。
10/14に手術予定でしたが、血液検査の結果、貧血&炎症反応ありとのことで鉄剤と抗生物質を処方されました。
これが治らないことには手術もできないとか。
超音波検査のとき、主人もいっしょにモニターを見せてもらいました。初めて赤ちゃんが動いているところを見てどう思ったのかな?
近頃、お腹が出てきました。先生に、「太ったのか、便秘かと思ってるんですけど」と聞くと、
「それはもうお腹が大きくなってるんですよー」とのこと。
13週目 1999/10/11 検査の結果、子宮口の炎症反応が治まらず、手術は延期となりました。炎症の原因は、今までの人工授精のなごり・・・かも?らしいです。
今日の朝、基礎体温ががくっと落ちました。「流産の兆候???」と心配して先生に聞いたら、もう体温が下がってくる時期だとか。
何年かぶりで朝の検温から解放されました!
お腹はもうだいぶ出てきて、憧れのマタニティを着るようになりました。ビデオも購入しました!!!
1999/10/12 初めて、電車で席を譲ってもらいました。妊婦というのを実感!
今日の超音波では、赤ちゃんの背骨が見えました。座高は7センチくらい。
お腹も日増しに大きくなっていき、先生に「やっぱりこれは三つ子のお腹だね。」と言われました。
診察では、3人とも元気という言葉を聞くまでは、いつもドキドキです。


1999/10/15  向き合っている2人です。もう1人はこの裏側にいるみたい。何かお話していたのかなぁ。
14週目 1999/10/16 検査の結果、炎症は結局治ってなくて、かといってひどくもなっていないそうです。
どっちみちお腹は張ってくるから、張っていない今のうちに手術をしようということになりました。
19日に入院、20日に子宮口縫縮術をすることになりました。
1999/10/19 いよいよ入院です。生まれて初めての入院。不安なことだらけです。
部屋は6人部屋。婦人科、眼科などの患者さんがいます。年も色々。みんないい人そうでちょっと安心。
初めて、赤ちゃんの心音を聞きました。不思議な音です。早速、お腹の張り止めの点滴が始まりました。
1999/10/20 いよいよ手術。
腰椎麻酔での手術なので、意識はあります。だんだんと下半身の感覚がなくなっていくのは変な気分でした。
かなり緊張している私に、先生は「BGM何がいい?」などの質問を・・。緊張をほぐそうとしてくれていたみたいです。
結局BGMは『ゆず』でした。もう一人の先生が手を握ってくれていてそれで、だいぶ気が楽になりました。
この日から3日間は、導尿の管、点滴につながれてベット上での生活。動けないので腰と背中の痛みが辛かったです。

その後、お腹の張り止めの点滴をずっとしてました。術後の経過もよく13日目に点滴から内服薬に変わりました。
16週目 1999/11/ 2 プレ母親学級に参加。同じ月数の人ばかりなのに、私一人異様にお腹が大きくちょっと恥ずかしかったです。
前期、後期の母親学級の案内などがありました。でもそのころには入院しているので、私には関係ないか・・・・。
1999/11/ 3 退院!!   その前に外来の診察室へ行きました。久しぶりの違う空気!
家に帰ってまず一番にお風呂に入りました。やっぱり家のお風呂がいい♪
でも、実家で14年間飼っていた犬が私の入院中に死んでしまったことで落ち込んでました。
あと、先生からいっぱいドクターストップも頂いたし・・・。これからがちょっと不安です。