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●ボンネットダンパーを取り付け

BMWには標準装備のボンネットダンパー。軽四のボンネットは軽いし、ランカスターはFRPだったので今まで特に必要性を感じなかったのですが・・やっぱり真似しましょう(^o^)

2010年5月発売の新製品です。MAROYA製 クロスロード・ボンネットダンパー [ スタンダード 価格 \13,800 ] [ ブラックカーボン 価格 \17,800 ] [ シルバーカーボン 価格 \19,800 ]

ダンパーロッド先端は、クリップピンでボール部を固定するタイプ。車両側の取り付けステーが左右で異なるため、微妙に長さの異なる2本のダンパーを使っています。DIY用に詳しい説明書も付属しており、また、助手席取り付けステーをアース兼用とするため、接点グリースも付属しています。とりあえず注意点は、装着直前にダンパーを少し慣らしておくことと、ボール部の小さなクリップピンを絶対なくさないように気をつけること。また、バッテリー端子から直接アーシング等されている方なら必要ありませんが、助手席側はアースボルトを利用します。純正1本のままでアースを外すと電装機器のリセットの繰り返しとなるので、ボルトを外す前にバッテリーコードで先にアースを取っておきましょう。

  

  

製造メーカーの方がおそらく一番苦慮したのが、助手席側のステー取り付け部分かと思われます。バッテリーからの既存アースケーブルの取り付けボルトを使うため、このケーブルを取り付けるオリジナルステーまで製作しておられますが・・。

実はクロスロードには、すぐ下にもう一箇所アース用のボルト止め位置が存在します。純正OP等調べてみると・・ありました。純正リモコンエンジンスターターのボンネットフードのハーネスで利用するアースボルトですね。回転防止用の穴まで開いている純正のアースポイントになりますので、ここにアースケーブルを接続する方法をお勧めします。ステーを経由してのアースをあれこれ心配する必要もなくなりますし・・(^o^) ただし、バッテリーからの純正ケーブルがECUカバーのステーに固定されているため、外してただの1本のアースケーブルにしておかないと届きません。トヨタほどではないものの、ホンダ車もなかなか・・無駄なステーが多い(^^;)

  

  

さて、アースケーブルの移設が終われば、そこにボール部ステーを付属のフランジボルトで固定して助手席側は完了です。運転席側はウォッシャータンクのクリップ穴を利用。ここはクリップ用のただの穴ですので、付属の大型丸ワッシャを挟んでフランジボルト&ナットで固定。ロッドを差し込んでみて角度を調整しながらの作業です。

  

 

ダンパーのボンネット側はヒンジ固定ボルト前側を使用。ヒンジ固定ボルトを10mmソケットで外し、付属の滑り止めワッシャを挟んでボール部ステーを取り付けます。やや厚みが出るため、外したボルトは再利用せずに、付属の長いボルトを使用します・・でも付属のボルト、1本ねじ切ってしまいました(T_T) ボンネット部分、ここは手トルク注意です(^^;)

  

  

  

最後に各ボールジョイント部に少量のグリス(ここに接点用グリス使っちゃった(^^;))を入れて、ダンパーを取り付けてクリップピンで固定。小さいので、くれぐれも落とさないように・・

必要なくなった純正のアーム、700円のパーツは簡単に外せます・・アース線も含めてバッテリー周辺がすっきりしますよ。

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