[[[ ホノルル 2013遠征記 ]]]
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3日目


ホノルルマラソン当日の朝を迎えました。レースのことについて書かなければなりません。

今回は記録に関しては、ノープランでした。サンタDEホノルルマラソンの衣装を身に付け、辛くないペースで写真撮影しながら、のんびり走る!ランニング歴15年目に突入し、ランナーとしての峠は越えた気がしています。ならば楽しもう!と。ホノルルマラソンをレースとして捉えるのではなく、レクリエーションイベントだと考えてスタートラインに立つことにしました。

 

朝食を部屋で済ませ、チームぴあファミリーとアストンワイキキサンセットのロビーで合流し、カピオラニ公園のオフィシャル送迎バスに乗って、スタート会場のアラモアナ公園へ移動しました。アラモアナSCの巨大サンタの向こう正面がスタート前イベントの集合場所です。今年も昨年に続き暖かかったです。半そでTシャツ1枚でも軽く汗ばむくらいで、過酷なレース状況になることが想像されました。

 

AM4時 チームぴあのスタート前イベントがスタートしました。Qちゃんの登場でテンションがググっと上がってきます。入念なストレッチを行い、気合いのひと声を上げてハイタッチ。毎度の事ですが、ここでも参加者以上に気合いが入っているのはQちゃんでした。とても頼もしいチームリーダーです。

 

チームぴあスタート前イベントが終わり、トイレを済ませ、いざスタートラインへ。今年も先頭から100mくらいの絶好のポジションを待ち合わせ場所に決め、ホノルルったーの皆さんと合流しました。ホノルルったーの面子は、アフロヘアや、ピンクのモヒカン、個性的な集団なのですぐに見つかります。そしてこれも恒例になりつつある、スタート直前の円陣を組んで気合いを入れました。

 

午前5時!!今年も花火を合図にホノルルマラソンの幕が開きました。随分と長く花火が打ちあがっていたような気がします。レースに集中していないからか、実際花火の打ち上げ数が増えたのかは分かりませんが、今まで以上に花火を堪能した気がします。 ペースは1km6分を軽く切るぐらいで走り出したような気がします。練習不足のせいで体が重く感じましたが、疲れたら歩くのもアリだな!と思っていたので、気分的にはラクでした。

・・・レース展開を語るような内容はないのでしばし写真で繋ぎます!

 
スタートの花火とスタート直後のチームぴあ集団(黄緑)

 
ダウンタウンとクリスマスイルミネーション

 
モアナサーフライダー前とダイヤモンドヘッドの坂を登るはまさんサンタ(ブレちゃった・・・)

 
ダイヤモンドヘッドを越えた辺りで空が白んできて、ハイウェイに上がった時は明るく♪

ハイウェイに上がったあたりが18km付近です。このあたりで夜が明けて明るくなってきました。ペースは1km6分を軽く切るくらいの感じでした。このまま行けばギリギリサブ4といったところですが、折り返してからは前々日にガイドのSonomiさんから託されたキャンディーを配りながらのウォーキング区間を設けているので、最終的には4時間30分~5時間くらいになるのかな?と予想していました。ここからあと3km走るとチームぴあの応援ポイントが現れます。Qちゃん&あやちゃんがいるので、それを楽しみに走りました。

 

ぴあの応援ポイントはハーフ地点付近です。スタッフの方が見つけてくれるとQちゃんがコースへ進入し大きなアクションで出迎えてくれます。そして激しいハイタッチ!! ここでテンションがぐっと上がるので暫くは惰性で走れます。ぴあ応援スポットを過ぎると、次の目標地点は25km付近のハワイカイとなります。

ハワイカイに到着する頃、まぶしい太陽の光が差し込んできました。逆行の中正面にココヘッドがそびえ立っています。とても景色のよい場所なのですが勝負レースとして挑んでいると早いときにはしんどくなり始める辺りです。いつもなら綺麗な景色を見る余裕も無く自分の内面と向き合いながら走るのですが、今回は意識を思い切り外へ解き放ち、綺麗な景色を堪能しながら、ハワイカイ周回コース約3.5kmを走りました。

 
正面の山がココヘッド、橋(写真右)を超えると25km地点になります

 
前々日にコナビールを飲んだレストランが右側に、ハワイカイにはぴあ応援隊もいます

ハワイカイをぐるっと回って元のハイウェイに戻るとたくさんの仲間たちとすれ違う事ができます。今回は割りとゆっくりペースだったので往路で既にすれ違った仲間もいましたが、まだまだたくさん残っている筈です。と言うことで帰りのハイウェイは仲間たちとハイタッチ&キャンディーのプレゼントをしながら歩いて戻ることにしました。ちなみに30km通過は2時間52分40秒と言うことで1kmあたりのペースに換算すると5分45秒。サブ4ペースに近い感じで進んでいたようです。

 

 

 

 

ハイウェイがちょうど終わること、キャンディーは全て配り終えました。ハイウェイを降りると残りは約7km。カハラの高級住宅街に入ります。この付近はこれまで数々のトラブルが発生してきた鬼門のような場所ですが、今日は大丈夫、なんてったって直前の5kmくらいはずっと歩き通しだったので。。。休養は充分、走りたい気持ちで身体中がウズウズしていました。時刻は午前8時45分頃、太陽は高く昇り、強い日差しが降り注ぎ、汗がほとばしる、これぞホノルル!! そんな雰囲気になってきました。カハラの高級住宅街を眺めながらのんびり走ると最後の難関ダイヤモンドヘッドの坂に差し掛かります。過去、何度も私の脚を苦しめてきた意地悪な坂です。でも今日は大丈夫!!まだ坂を上る脚が残っていました。時折現れるにぎやかな声援に応え、左手に広がる美しい海に目を奪われ、ゆっくり坂を上がると25mileの看板が見えてきました。もう上り坂はおしまいです。あとは坂を下ればゴールへの花道が待っています。

 

 

 

チームぴあウエルカムパーティーでQちゃんは坂の攻略法を語っていました。上り坂は『私は小猿』下り坂は『私は小石』そう思って走りなさい!と。小石のごとくコロコロと転がるように坂を下ります。岩のようにゴロンゴロンではなく、コロコロです♪ 坂を下り終えるとカピオラニ公園が待ち構えています。残り800m、楽しかった旅Runもこれで終わりです。ゴールへと続く花道ではたくさんの観衆が大きな声援でランナーを祝福してくれます。どの大会とも違うホノルル独特の温かな声援です。サンタDEホノルルマラソンの一団もいました。夢みたゴールまであと少しの横断幕をくぐり、終着点へ。。。

 

 

 

15回目のフィニッシュラインを超えました。順位は総合2171位、男子1613位(11789人中)、ちなみに金子という苗字では5位(48人中)、藤沢市出身者だと6位(67人中) ってな感じでした。順位とか記録とかそういうこだわりは無いレースだったので、楽しく走れた♪それだけで充分です。

このあとはチームぴあのテントで約6時間・・・ゆるやかな時間を過ごしました。ある意味、レースよりもこのチームテントで過ごす時間が楽しみだったりしています。

 
 こなっしーはレースディウォークに参加、ホノマラ通算20回目の完走VRさんと

 
 鈴木奈々ちゃんがQちゃんを訪ねてきました、あやちゃんと♪(目瞑ってる・・・)

 
Qちゃん&あやちゃんと記念撮影、テントの中はこんな感じ


 サンタDEホノルルマラソン参加メンバーの集合写真

スタートから10時間ほどが経過し、ぴあの社長さんのゴールをみんなで迎えたあとテントを後にしてホテルへ戻りました。時刻は午後3時、部屋に戻ってシャワーを浴びて、ラナイでビールを飲みながらしばし休憩・・・ そしてチームぴあ完走パーティー、さらにホノルルったー完走パーティー2次会へと続き夜は更けていったのでした。。。
 
 

 

楽しかったぁ~!の一言で終わったホノルルマラソン。メインイベントはこれで終了ですが、まだまだお楽しみは続きます。明日は恒例の?カネオヘマリンベースからのサンドバー!! どうか好天に恵まれますように♪

 


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