Hexed One fifty five in HAKONE(2)
11月の霧のヤギサンコーナーは寒い寒い。でも皆さんクルマから外に出られてご歓談。寒いけど楽しいひとときでした。さて今回ご参加いただいた全員が揃ったところで、ティーポ別冊アルファ・アンド・ロメオVol4への掲載を強〜く意識した写真撮影となりました。15台の155V6を一列に並べては集合写真が撮れないので、前6台・後列9台の2列(前のおクルマは車高落としてくださ〜い、とはいきませんでしたが…)そしてその前に、参加者の方全員が集まって記念撮影。(SHUNさんありがとうございました。)


寒いけど元気いっぱい!("やらせ"ではありません^^;)

その後は前列車のエンジンフードも開けてけて燦然と輝く6本のインテークマニホールドのご披露。これぞ横置きV6の証!といった感じでした。


紛れもなくぜ〜んぶV6

そして、後列車もせっかく綺麗に並べたのだからということで、前列車を移動させ15台の155V6を変則的な扇形にぐるっと配置。壮観でした!

参加車輛全15台の155V6

この状態で155談義、V6談義に華を咲かせる方、はじめてお会いする方々同士で親睦を深める方、早速各々のアフターパーツの装着状況(?^^;)確認をされる方、寒いなか皆さんそれぞれ充実した時間を作ってくださってました。

他の方のENGルーム。やっぱり気になりますねぇ

到着後、1時間ばかりたった9時半頃まだまだお話は尽きぬようでしたがそろそろ出発ということにしました。ここで、ご都合によりOTHONIELさんとす〜さんとはお別れとなりました。ご予定の合間を割いて、朝早くから、お子さん、ご家族とご一緒にありがとうございました。

さてここからは、13台でツーリングの再開です。中低速コーナーの続く芦スカ、箱スカは155V6にとってはやや苦手な部類に入るかもしれなせんが、霧の中ヘッドライトやフォグを点灯した13台の155V6はこのワインディングロードを安全かつ気持ち良い速度で駆け抜けていきました。以前下手なりに紺色のロードスターで、よく通ったこの道を…そしてそのロードスターを自分の不注意により葬り去ったこの道を…

さて感傷モードは、個人的なことなのでどうでもいいとして(^^;)箱根スカイラインを抜けた13台は、長尾峠を神奈川県側に降りていきます。慎重に慎重に。そして同乗者にとってはもっとも辛くなるかもしれないルートです。

やがて国道138号に突き当たり、最初の信号なし右折、しかも細い峠道から国道へ出るという13台編隊には酷な状況。出れるタイミングを見計らって何台かづつ出て行きます。暫く走ると幸い路肩が広くなっている個所が。できるだけ後ろが長くなるようこの路肩の広い部分の全長を使って全車集合を待ちます。しんがりのよしこうさんに連絡をとり最後尾に着いたことを確認、出発!!(なんか戸ジメよし!出発進行…みたいな^^;)

ほどなく仙石原交叉点を右折県道75号に入ります。みなさん問題なく曲がってきてくれます。よしこうさんから連絡が入り、全車仙石原交叉点より県道75へ右折完了!先頭と最後尾で連絡を取り合います。(碓井のEF62とEF63か、はたまたセノハチのEF58とEF59か…なんでもありません-_-)おっと、前方に片側交互通行!!交通整理のおじさんに「後ろに同じ形のクルマが10数台続きますので、いっぺんに通して下さい!」とお願いして通過します。このわけのわからないとっさの申し出に対し嫌な顔ひとつせず「ハイ!わかりました!」と言ってくれたおじさんありがとう!元ポルシェ博物館の変わり果てた姿を見て、今回ルート中のわかり辛い個所ワースト3に入る「一瞬左に入って、え?ここ?といういう道を右」に入る強羅方面県道733号へ。高い難易度にもかかわらず皆さんそつなくクリア。ほんとうにご協力感謝です。

紅葉でも楽しみながらゆっくり走っていただければ、と思い選択したちょっと隠れ家的な道でしたが、とりあえず紅葉はしていたものの天気がぁ…。もうちょっと晴れていればなぁ…。

さて、次の難関ケーブルカーくぐり^^;。ここも皆さんクリア。強羅公園の前を通り突き当たり左折(左折はいいなぁ)。さあ次の突き当たり右折がこれまた信号なし。しかも意外と混んでました。だんだん分断されていく編隊。一般道だからある程度仕方ありませんね。右折後県道732で体制整えようとしましたが、退避しようとしたら後方でタクシーが一緒に止まっちゃったり、バスが接近してきて退避できなくなっちゃたり…。「ここは行っちゃっていでしょう。」「このへんで待ってみましょうか。」とSHUNさんの的確なアドバイスがなければパニクちゃっていたでしょう。

難関が続き、強羅入り口で国道1号へまたまた信号なし右折。ルートの選択誤ってんじゃないの?自分が恨めしい。天下の国道1号線へ3桁県道からスイスイ出れるわけもなくかなり分断。次の 小涌園方面へ入る個所に備えて、路肩が広いところで止まれる台数だけ待ちます。みなさんごめんなさい。バックミラーを確認し、一般車、一般車、一般車、155!!、一般車、一般車155!、155!…みなさん苦労して合流してきてくださったんですね(涙)。みなさんも心得たもので、待っていれば即、最後尾に着けてくれます。スバラシイ連帯感!5台ほどで路肩長も限界になったところで出発。小涌園前を県道734号へ。「見える場所で待てるだけ待ってみましょう」とSHUNさんのアドバイスもいただき再び退避。どんどん後ろに着いてくれる!だんだん編隊が復活していきます。ここで、緊急事態でした。ダンプが同じルートに入ってきて、やばいと思ったら案の定クラクション。Yasさんごめんなさい。やむを得ず出発。でも後方を見るとダンプや一般車を挟みながら確実に155V6編隊が再形成されつつあるのが見て取れました。よしこうさんから「全車小涌園を県道方面へ進行完了、一台一般の155が混ざってますよ」という連絡が入りました。小涌園から早雲山を経て湖尻に抜けるこのコースはオリジナルのアリヴェデルチ・ムゼオアルファで使われた道で気持ちの良いルートのはずでしたが、ダンプのペースになってしまいました。

大涌谷と湖尻方面に分かれるT字路手前の直線で退避できそうな場所を見つけ退避。ダンプ、一般車とともに一台混ざっていた155も一行を抜き去って行きました。再び13台編隊の姿に戻って、湖尻から箱根園方面へ。一般車が間に入ってもみなさん的確に曲がるポイントは曲がってきてくださいました。県道75号を箱根園前で右折。湖畔の道に向かってどんどん155V6が降りて行きます。

湖畔の道をしばらく走ると「山のホテルこの先150m」の看板、続いて「この先50m」そして遂にゴール!13台の155V6が次々に「山のホテル」のエントランスロードをパーキングに向かって上っていきました。2001年夏には様々なアルファが埋め尽くしたであろうパーキングに今度は155V6ばかり13台が身体を休めます。お疲れ様でした!

Hexed ONE FIFTY FIVE