パリに行ったら…
クルマ好きにとって楽しいスポット(^^;)が誕生していましたのでご報告致します。

以前に紹介いたしましたプジョー本社前はす向かいの自動車用品ショップが大幅にグレードアップし、移転したもののようです。(もともとチェーン店のようですが。まあその高級大本山、スーパーオートバックスみたいなものでしょうか…)

▲…という店です。ずいぶん立派になりました。
場所は、凱旋門を挟んでシャンゼリゼ通りの反対側の通りには変わりませんが凱旋門のすぐそばになり一層便利になしました。凱旋門から新凱旋門に向かって右側です。

「シャンゼリゼ通りの反対側の通り」です
今までは、オートバックスをもう少し油臭くし、もう少しマニアックにした感じの店でしたが、今回総合クルマグッズデパートのようになっていました。建物は6−7階建ほどのビルで、中はもうクルマ関係のものでいっぱいでした。まず一般受けしそうなものはF−1各チームのオフィシャルグッズ(服飾関係など)。このあたりならクルマにあまり興味の無い方とご一緒でも楽しめると思います。階を上っていくとオートバックスで売っているような種類のものはカーステからタイヤ、ホイール、ステアリング、チャイルドシートその他小物まで凡そ全てあります。オイルも当然売っていて、モチュールも普通に売ってました。(モチュールだからといって飛び抜けて高くなかったような…)

それ以外でちょっと欲しくなるのは、レーシングスーツメーカーのドライビングシューズ。当然レーシングスーツも売ってました。

面白いところでは、ミニカーやスロットカー。スロットカーは車輛もレール(?)も売ってました。
そして書籍。様々な整備書など非常に面白そうな本を売ってましたが残念ながらほとんど(全部?)仏語。う〜んこれじゃあ私にとってはただの絵本なってしまうので諦めました(インジェクションシステムの本もあって155も載ってるようでした…)

ヘッドライトのバルブは当然として、ヘッドライトそのものからテールライトそのもの。バックミラーのミラー部からバックミラーそのもの…。そして、ショックやキャブレターまで。見てるだけでも楽しいです。

工具は以前に書いたFACOMも充実してました。(でも前の店のときよりちょっと減ったかな?)FACOMもよく見るとFRANCEと刻印のあるものとないものがあるようでした。FRANCE刻印があるのが仏製なのかな…。

結局、なんとなくかっこよくてコンパクトだった三角停止表示器(独製)とファコムのドライバを買ってきました。

凱旋門の至近になったし、店には、(多分)軽食などもとれるカフェテリアもありましたので、シャンゼリゼの散策を楽しまれた方(或いはショッピングに付き合わされた方^^;)は是非お寄りになることをお勧めします(って別に宣伝しているわけではないんですが…)。

尚、シャンゼリゼにはプジョー・ルノー・シトロエンのショウルームがありますが、シトロエンとルノーはともにレストランを併設していました。シトロエンのショウルームは以前からステーキハウスのチェーン店に併設する形になってしまっていましたが、実はシトロエンのショウルームとしては戦前からの伝統がある場所らしいです。

▲カバのマークのステーキハウスと併設
ここでも以前はシトロエングッズを販売していましたが、最近見なくなりました。

また、ルノーは最近まで、2階はルノー車を集めたちょっとした博物館になっていましたが改装してレストランになっていたようです。同時にかなり充実していたルノーグッズの販売も改装を期に辞めてしまったようです(というか見つけられませんでした。

▲ルノーAVANTIME 
邦貨約450万(1ユーロ=109円)だそうです。いかがですか?

2階のレストランには上がっていないので不明ですがひょっとしたら2階で続けてたかも…でも雰囲気が以前とちょっと違ってました)。

プジョーは、シャンゼリゼのショウルームには寄っていないのでどうなっていたかわかりませんが、グッズ販売からカタログまで本社一階が充実しているので直接そちらに行った方が全てが揃うと思います。場所は凱旋門を挟んでシャンゼリゼ通りの反対側の通り凱旋門から新凱旋門に向かって左側です。

▲プジョー本社
凱旋門から十分歩いて行ける距離ですが、地下鉄1駅分以上です。(一般に「ポルトマイヨーのプジョー本社」といわれるようですが、ポルトマイヨーまで行かない方が便利かも。)

以上、ファッションブランドショッピングに付き合わされたあとに、ちょっとは役に立つかもしれないクルマ関連ショッピング案内でした。

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