【2003年 ヨウスケのアカデミック園芸ワールド】7月








2003.7.25(金)・・・網目
 すんごい斑入り・・・・。

 Heliopsis ‘Helhan’(キク科)

 ここまでくると、病気かと勘違いしてしまいそうな葉です。贔屓目に見て・・・そうですねぇ・・・肥料切れ?

 私は、このグロテスクさが気に入っていますが・・・どうなんでしょうね。

 これだけ白いと、葉焼けが心配されますが・・・強光でもなんともありません。そう言う面で、素晴らしい植物です。白斑入りで、葉焼けしないものなんて、そう多くないですからね。しかもここまで白い斑入りで・・・。花は、黄色です。


2003.7.24(木)・・・赤
 衝撃的な赤!

 Cyrtostachys renda(ヤシ科)

 和名はショウジョウヤシ。この赤が、何とも言えないぐらいいいですね!ヤシ類の中で、気に入っている1つでもあります。

 ボルネオが故郷であるため、寒さには強くありません。10℃ぐらいは欲しいものですね。5℃ぐらいでも耐えるのかな?5℃までは試したことがないので、何ともいえません。

 観葉植物として、たまに流通しているのを見かけます。人が暮らす部屋の中では、容易に冬を越すことができるので、ぜひお部屋に1ついかがですか?

 夏場は、戸外でもOK。ご近所さんの人気者になること間違いなし!


2003.7.17(木)・・・ストロベリー
 なかなかよい色です。

 Coreopsis rosea ‘Sweet Dream’(キク科)

 コレオプシスの新しい品種です。このタイプの(ロゼア種)有名な品種は、ピンク色の花を付ける‘American Dream’ですが・・・あれはピンク一色です。

 この品種は、弁底がかなり赤くなり、ツートンカラーでお庭を明るくしてくれます。コスモスのミニ版みたいな感じ・・・でしょうか。

 なんだかストロベリーのデザートを見ているようで・・・第一印象は食べてみたい!でした。

 


2003.7.16(水)・・・咲きました!
 2年前の・・・・アカデミック2001年11月5日で紹介した植物です。

 今年初めて花が咲きました。なかなか花に出会えなかったのですが・・・知らない間に咲いていました。

 と〜ってもよい香り。幸せを呼ぶ香りですね。

 意外に強光でも葉焼けせず、オススメ植物です。

 斑の入り方も、嫌味ではなく、これはいろいろな場面で使えそう。常緑ですから、冬のお庭に彩りを添えます。

 お庭にこの斑入りクチナシを植えて見ませんか?

 メールお待ちしておりま〜す!


2003.7.15(火)・・・巨大
 人の背丈以上の大きさ・・・。

 Eupatorium sordidum(キク科)

 メキシコが故郷です。アゲラタムを何十倍?にも大きくした感じの植物です。

 この画像で170cmほどあります。花の色は、淡い藤色でキレイでしょ?

 手のひらサイズの花の集合体です。

 夏場のお庭にこんなのあったらいいな〜。


2003.7.14(月)・・・斑入り
 こんなものにまで斑入りが・・・・。

 Phytolacca americana ‘Variegata’(ヤマゴボウ科)

 セイヨウヤマゴボウ(アメリカヤマゴボウ、セイヨウヤマゴボウ)の斑入り品種です。見事なスプラッシュの斑入りです。これはキレイですね。

 見後の画像では、実ができていますので、セイヨウヤマゴボウであることが見て取れるでしょう。

 スプラッシュの斑入りは、病気みたいでキレイなものとそうでないものに分かれますが、これは爽やかな感じで、お庭の植物として、取り入れてみたいですね。

 これも、いろいろなところに勧めています。


2003.7.13(日)・・・黒い!
 黒葉の中でも特に黒い!

 Dahlia ‘Hanasumire’(‘華すみれ’)・・・キク科

 黒葉のダリアは、数品種が出回っていますが・・・この品種が黒葉ダリアの中では一番黒い葉をしています。

 本当に真っ黒で、オオバジャノヒゲのコクリュウの葉の色と変わりません。

 しかも、夏場でも色がボケずにこのまんま。暑い大阪の夏でも、色がボケないというからには、育てて見る価値あり!です。

 私は大好きな品種で、いろんなところに勧めてみました。


2003.7.12(土)・・・よい香り。
 茎葉に香りがあります。

 Agastache cana(シソ科)

 葉が小さく、花序も端正な形です。気温が低いと、もっとローズピンクを示すのですが・・・すこしボケています。
 
 アガスターシェと呼ばれている植物で、原生はアメリカです。夏緑型の落葉植物で、扱いは至って簡単。

 風で揺れると葉がこすれ、とてもよい香りがします。

 生育旺盛で、言うことなし。オススメ植物です。秋まで咲きつづけるところがいいですね。


2003.7.11(金)・・・朱赤の花
 あまり見かけない花を・・・。

 Zauschneria californica(アカバナ科)

 日本でこの花を見かけたことは、今まで一度もないのですが・・・海外ではよく見かける花です。昨年のイギリスでも、たくさん写真に収めることができました。

 Californian Fuchsiaという名前で親しまれています。

 ブッシュ状に生長しますが・・・この株は地植えにしていないので・・・日本でどうなるかは分かりません。葉が毛むくじゃらでシルバーリーフのものもあります。

 種小名の通り、出身はカリフォルニアです。


2003.7.10(木)・・・白花
 スギナの花ではありません。

 Russelia equisetiformis(ゴマノハグサ科)

 ハナチョウジなのですが・・・よく見ると白花。メキシコを故郷とするこの花は、通常は朱赤ですが、これは珍しい白花品種。実は、ピンク色もあります。

 スギナの花・・・と書きましたが、ちなみにスギナには花は咲きません。けれども・・・スギナと表現したのにはわけがあります。種小名は・・・このスギナからきています。

 マリポサ5月のテキストをお持ちの方は、それをご覧になると・・・答えがわかるはず。


2003.7.5(日)・・・ウサギちゃん
 花の形がかわいいですね。

 Cuphea sp.(ミソハギ科)

 クフェアの一種です。種名は不明です。

 花の形が、とても印象的です。ウサギの耳のような形ですね。色も、淡いラベンダーからピンク色で、紫がかった筋が画像から確認できます。

 筒の部分は赤から濃いピンクで、コントラストも美しいです。

 花つきは非常によく、やや肥糧を切らしぎみに育てると、株全体にビッシリと花が付きます。耐寒性はないようですが、春〜秋の素材としては最高です。


2003.7.4(土)・・・葉芸
 見事な斑入りです。

 Commelina communis(ツユクサ科)

 ツユクサなのですが・・・非常にキレイな斑が入っています。特に一番左側の部分は、白い部分の割合も程よく、Tradencantiaのような葉です。

 残念ながら、花の写真は撮ることができませんでしたが・・・中央より右上に、しぼんではいますが青い花の部分が確認できますでしょうか?

 間違いなく、ツユクサです。本当に、キレイな斑入りですね。

 遺伝しますが、キレイな斑入りを残すには、選抜が必要なようです。


2003.7.3(金)・・・斑入り
 これもキレイな斑入りです。

 Hemigraphis exotica(キツネノマゴ科)

 マレーシア等に分布しているものですが、その斑入り品種です。トリカラーですね。こんな斑入り品種、出回るといいですね。