事後の代表さんとの会話で「参加者はお客様ではなく、一緒に楽しむ仲間である」という方向でやっているとのこと。Webや店舗での広報宣伝も(うろついた限りでは)積極的ではなさそうに感じる一方、他コンベンションでの告知は活発のようだった。コンベンションというよりも、常連と口コミ主体の定例会(外部参加も可)、というような側面が大きいように感じる。実際、今日の参加者で一見さんは私一人だったそうである。 ただ、WEBで外部への告知を行っている以上、初参加者がいる可能性はあるわけで。タイムスケジュールや簡単な諸注意をまとめたものが一枚あれば初参加の人間は安心ではないかとも思う(常連には配る必要はない)。上記のコンセプトもホームページを眺めた限りでは(ちょっと内輪っぽいコンベかな?)位にしか感じられないため、来てみてびっくり、な可能性は捨てきれない。まぁ、HPは未完成らしいので、そのあたりを含めた更新に期待。 また、卓に関しても元ネタありな卓(仮面ライダーや、プレイステーションソフトのガンパレードマーチRPG(同人)、スーパーロボット大戦などもあったらしい)が割合的に多い。ヲタク文化に拒否反応を示す人、及びネタがわからない人は卓選択で二次希望以下の卓へ移動すると辛くなるであろうが、卓割の際にその辺への配慮は特になさそうであった。最近のヲタク文化に造詣の低いかじたは、もしもPL参加でじゃんけんに敗れた場合…、周りの皆様に基礎用語を尋ねて回る人になっていたかも(笑)。仮面ライダーは昔のしか知らないし(笑)。良くも悪くも参加者を選ぶコンベンションだと思われるが、肌に合う人ならば「ここにしかない雰囲気」を楽しめるかと。 |
昼の部、GM参加の卓については、テラで初回だといつも回している、孤児院と悪党のお話。もう方々のコンベンションで10回は回している手馴れたシナリオのはずなのだが、その割に色々進行を忘れることがある(苦笑)。一応、4名のPLで時間内にはきっちり終了したが、配分を気にするあまりシーンをずばずば切りすぎてテンポが悪くなったような気も。シナリオ回し部分の自己採点は50点くらいだが、キャラプレイでなんとか合格点をもらえたかな、という感じ。 なお、今回も何故かコンベンションの代表氏が卓に来られていたり。自分でいうのもなんだが、前のあたりんぼうさんといい、要注意人物に見えるような服装ではなかった(と自分では思っている)ので、初見GMにはどこも気を使ってくれるって言うことなのだろう(もしくは、問題GMだった場合の配慮かな)。いずれにせよ、関東の50人超え規模のコンベンションではなかなか難しい種類の気配りだなぁ、とか。 聞いた感じだと、代表さんも他のPLさんも普段よりぐっと『あく』を抑えたキャラクターをしていたそうで。そうかぁ〜、手抜きだったのかぁ、みたいな(笑)。次回、再戦の機会があるとしたら、もう少し準備を整えてから向かいたいものである。……電車の中でイメトレとか程度だが(笑)。 夜の部では熟考の末、オリジナルの「ガンパレードマーチRPG」卓へ伺うことに。システムの出来的には、コンシューマをそのままTRPGでやりましたという感じの作りで、この手のルールとしては無難にまとまっていると感じた。データ量が多めになるのでキャラメイクに時間がかかるのがコンベ的には難点かも。それと、RPパートとSGパートの両方をやるようになるので、それもあって時間的に足りなくなってしまった。ん? 某ドラゴンアームズの問題点と似ているのは、元ネタだけではないと見える(笑)。 『6名のPL人数でルール説明まで込みで3時間半』という今回の条件だと、SGのみに絞った方が皆で楽しめるかもなー、とか。RPパートについては、私ならカードイベントでまわすだろうなぁ。他PLの発言を喰ってないかと危惧しつつも、私は面白かったけど、卓の面子を選ぶのはコンベの傾向と同じという感想。 |