最近の会の活動

トリック・アクション同志会の年間の活動の中で最も力を入れているのは秋に行われる荘厳司教ミサですが、荘厳司教ミサについては、別に紹介するとして、ここでは、日頃の活動について、ご紹介します。個々の詳細については、別表「カトリック・アクション同志会 最近の活動 年譜」を参照して下さい。

 ほぼ、月次に行われる例会では、教会に関することは、それぞれのご専門の司教様や神父様からお話をうかがえることはもとよりですが、会員の中には、社会の第一線で活躍しておられる方々が多く、ご当人、あるいは知り合いの方を紹介して、政治、経済、教育、医学、文化の分野で、多元的な視野から分かりやすく解説し、話していただけることも大きな魅力の一つとなっています。また、会員はそれぞれの小教区において、信徒の立場で活動しているので、事例発表や、情報交換、意見交換となる話にも興味があります。

 長年にわたり上智会館の特別会議室で行われていましたが、2006(平成18)年、上智会館の改築工事が始まって使用できなくなったため、交通の便がよい四ツ谷界隈に場所を探し、現在はパウロ会のサンパウロ宣教センターの聖堂と会議室を拝借しています。なお、荘厳司教ミサ準備委員会など、食事を伴わない会合には、上智大学構内にあるSJ(Societa Jesu イエズス会の意)ハウスの会議室を拝借することもあります。演題にもよりますが、平均的に30名程度が集まります。

 毎年11月の死者の月には、ご遺族の方をお招きして、その一年の間に亡くなられた会員の方のための追悼ミサをささげていただいています。生前、お元気な頃、祖父母やご両親を「レクイエム」で送った思い出から、私の葬儀のときにも是非「レクイエム」で送って欲しいという希望を持っておられた方々も、昨今の日本の教会では、諸般の事情から、希望がかなえられないことも珍しくなく、せめて、という思いから入祭唱「レクイエム」とミサ曲に死者のためのグレゴリオ聖歌(カトリック聖歌581番)(五線譜)(ネウマ譜)を歌うようにしています。ミサ後は食事か茶菓をともにして、ご遺族の方に故人の思い出話をうかがっています。


 会則に定められた通り、毎年5月下旬から6月上旬に定時総会を開催し、前年度の事業報告、決算承認、当年度の事業計画、予算承認、役員選出(2年任期)を行っています。総会後は懇親会を開き、顧問司祭を始め、時によっては月例会で講師をして下さった神父様方や、荘厳司教ミサで共同司式をして下さった神父様方の来賓をお招きして、会員相互の親睦を図るようにしています。

2008年6月9日現在、会則によって定められている役員(敬称略)は次のとおりです。

顧問司祭  ヨゼフ・ピタウ大司教
会長    志立 託爾
副会長   清水  司  澤田恵美子
専務理事  秋山晉一郎
常務理事  赤羽根恵吉  増田  洋
理事    赤沼 博子  ハンス・エンデルレ 坂井 広志 坂口 昂吉  荒木  脩
監事    渡辺 明紀  川崎 重行

 

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