それぞれのゲームマシンの特徴

労力の問題で、全機種を紹介している訳ではありません。
各ゲーム機の名称等については、各メーカーの商標である事にはご注意。


1:ファミリーコンピュータ

言わずと知れた、任天堂が送り出したバカ売れゲームマシン。
略称、ファミコン。
1983年に登場、スーパーファミコンが出る前の1989年辺りまで全盛。
ただし、使用可能な色数が52色、 スプライトキャラが横に5つ以上並ぶと表示されない、 などなど、現在となっては2世代前の物。

2:スーパーファミコン

言わずと知れた、任天堂が送り出したバカ売れゲームマシンその2。
略称、スーファミ。
1990年に登場、現在に至る。
画面拡大縮小、回転機能をハードウェアでサポート、 使用可能な色数も32768色中256色、 現代のゲームマシンとして標準とも言える機能を装備。(本当か?)
ただし、ROMカートリッジ採用のため、現在は大容量化に伴うゲーム ソフトのコストアップがネックとなっている。
最近、その辺りを考慮してか、ソフト自体の値下げが行われている。

3:PCエンジン

NECホームエレクトロニクスが、家庭用ゲーム機に殴り込みをかけるべく、 1987年から登場させている。
機種の多彩さでは他の追従を許さないが、逆に言えばそれだけ売れなかった機種も多いといえる。(苦笑)
ゲーム機で初めてのCD−ROMドライブ対応となっているが、 その大容量をどう振り向けたかという点では、若干の疑問が残る。 (殆どが普通のCDプレーヤで再生出来る音声、というのもあった)

4:メガドライブ

セガ・エンタープライズ社が、業界初の16ビットゲームマシンとして、 1988年に登場させた。略称、メガドラ。
それまでにも、同社は数々のゲーム機を出していたが、このマシンで 一応の流れを作ったと言える。
実際、アメリカでは"Genesis"として、海外版のスーパーファミコン"Super NES"と互角に渡り合った事もあった。 ただし、日本ではそこまでのレベルには達していない。

5:3DO

元々はゲーム機ではないが、一応書いておく。
そもそもは、マルチメディア端末の規格ということである。
一応、日本では松下電器産業と三洋電機がこの規格にそったマシンを作っている。 M2という、64ビットへの進化が期待されるが、登場がいつかは不明。(苦笑)

6:サターンシリーズ

一応、セガ・エンタープライズ社が出したSEGA-SATURNが本家。
ビクターが出したOEM互換機をV-SATURN、日立製作所が出した、フォトCD、 ビデオCD再生機能を標準装備した互換機をHi-SATURNといい、まとめて サターンシリーズとされる。1994年11月に登場。
なお、サターンとはセガの出したゲーム機の6番目、という事に合わせて 付けられた開発コードがそのまま採用された。
(それまでの5種類については割愛)
日立が開発した32ビットRISCチップをCPUに2個採用。 だからといって64ビット級というのはどうかと思うが・・・。
電機メーカーのOEM参加もあるせいか、当初からマルチメディアを意識 した周辺機器の予定が多い。
発売して7ヶ月後、それぞれ発売価格を1万円下げて再登場。 この時、登場と同時発売された格闘ゲームソフト「バーチャファイター」に テクスチャーマッピングを施した「バーチャファイターリミックス」が同梱 されていた時期もあった。
また、1995年12月から1月にかけて、5000円キャッシュバック セールも行われた。
さらに1996年3月から、デザインを変更して20000円で発売。
また、1996年12月には、クリスマスナイツ(ゲーム「ナイツ」の クリスマス仕様)も付けて販売された。

7:プレイステーション

ソニー社が、別会社としてソニー・コンピュータ・エンタテインメント社 (SCE)を設立し、そこから出た新しいゲーム機。
略称はPSという事らしいが、プレステと呼ぶ人も少なくないようだ。
「1・2・3」で1994年12月3日に、同時発売ソフトと共に登場し たのは印象深い。
CPUはR3000カスタム、という事で、グラフィックワークステーション に使われるもののカスタム版、と言っても過言ではない。さらにこれだけ ではなく、画像、動画処理、音声等の専用プロセッサを搭載し、分散処理 も実現している。
ソニー・ミュージック・エンタテインメント社(SME)で培った、CD やレコードの流通システムを流用した、生産工場主体の流通システムは、 それまでの卸し問屋主体の玩具業界の流通の常識を覆すものだと言える。
ただしそれらを含めた流通システムについては、賛否両論のようだ。
CM、開発ツール、開発支援体系にも積極的なアプローチを見せている。
なお、発売7ヶ月後、S端子を省略したモデルを、従来より1万円下げた 価格で販売している。その4ヶ月後にはオープン価格制を取っている。
1996年3月に、ファイティングBOXという事でコントローラ2つ、 メモリーカードをセットにして24800円で発売するキャンペーンが実施 された。 ただし、ナムコ「鉄拳2」の発売によるものが大きい、という噂もあった。
また1996年6月22日から、コントローラケーブルを延長した分を、 19800円で発売するようになった。 下記のNintendo64に対する牽制と言えるかも知れない。
1996年の冬、でか靴下を付けて販売している。
1997年に入ってちょっと品薄気味になっている。

9:Nintendo64

その名の通り、任天堂から出る業界初の64ビットゲームマシン。 1996年4月21日登場予定が6月23日に延期となった。 ファミコン時代からのROMカートリッジ形式を踏襲しつつも、大容量ソフト にも対応出来るらしい。操作パッドにも特徴がある。ただし、ソフトは高い(^^;)
ディスクドライブも出すらしいが・・・。

10:ピピンアットマーク

これも、厳密にはゲーム機とは言えないが、書いておく。
アップル社が出したパソコン、Macintoshと下位互換であるが、良く言えば ホームPC、穿った見方をすれば「NetScapeマシン」の位置づけ?
日本では、バンダイ社が製作にかかわっている。(プレイディアはどうなる?)
これも、入力パッドに特徴あり。
さらに、普通の店頭販売でなく、通信販売制が取られている。
#・・・と思っていたら、パソコンショップ辺りで店頭に出ていた(苦笑)


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