ベンディングアイロンの制作
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ベンディングアイロンは横板を曲げる大切な道具ですが、一般的には販売されていませんし、輸入品は数万円します。半田ごてで代用してみたこともありますが、こての先が細い上、熱量が充分でないので、板が曲がらなかったり、無理に曲げようとして板を割ったり、となかなか大変です。比較的簡単に入手できる材料で、半田ごてを改造してみました。まずは、日曜大工店などで普通に手に入る半田ごてを購入してきました。
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電気配線用の半田ごては普通30W程度ですがこれでは、少し熱量が足りないので、値段が少し高くなりますが、100Wのものにしました。容量的にはこれで充分と思います。
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半田ごてはプラスドライバー1本で簡単に分解できました。もとどおり組み立てることができるように、分解手順をよく確認しておきます。また配線材を傷めないよう充分に気をつけます。特に断熱材が入っている場合は、もとどおりに挿入できるよう、その入り方をよく見て記憶しておきます。
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東急ハンズ神戸店で、銅の丸棒(写真下)を購入しました。長さ約10cm、太さ約2cmです。この丸棒を、半田ごての先(写真上)と交換します。といっても、そのままでは半田ごてに入りません。本物のこての先の形状をよくみて、本体に取り付けできるように、丸棒を加工します。
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銅材は鉄や真鍮にくらべて柔らかいので、小ぶりの金鋸で簡単に切断できます。といっても、この場合、ざっと3時間ぐらいかかりました。
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鋸で粗取りして、そのあとヤスリで形を整えます。平らなヤスリ1本で、これも大体3時間ぐらいかかりました。最後に本体に止めるねじ穴をドリルであけます。
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出来上がった、改造こて先です。これだけの体積があれば、熱量を充分蓄えることができるので、横板をまんべんなく加熱することができますし、直径が大きい(太い)ので板に局部的に圧力がかからず、曲げすぎも少なくなります。
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実際には、半田ごてを万力に固定して使用します。
*熱の出るものですし火災の危険もあります。本記事はあくまで参考であり、読者に改造を薦めるものでは一切ありません。同様の改造と使用に関する事故については一切責任は負いません。また、未成年の方は絶対に改造/使用しないでください。

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・・・StudioBeboo編 「バイオリンの作り方」・・・
著者Luthier Beboo