自分で作る工具

 
 治具や一部の工具は自分で作ります。 でも、そんなに難しく考えることはありません。要は用途を理解し楽しんで作ればそれでいいのです。



 
 内型

 側板をまわりにそって張りつけ、バイオリンの輪郭を作るのに使います。平らで狂いの無いベニア板を使って、必要な厚みに仕上げます。周囲は側板が垂直に付くようにスコヤとやすりを使って完全に直角をだしておきます。
 


 
クランプ 

  上がバスバー(力木)を表板に付けるときに使うクランプで5、6個必要です。下は横板に裏板や表板を張りつける時につかうクランプで2ダースほど必要です。どちらも堅い木を使い、ボルトとナットで締めつけるようになっています。作業をやりやすくするために、蝶ナットを使っています。直接バイオリンに接触する部分には、コルクの薄板を付けて、バイオリンを傷つけないようにしてあります。


 
ライニングクリップ

 横板にライニング(のりしろと補強になる細い木)を張りつけるのに使います。木製の選択挟み(上)の先を鋸で切って、下のように先を短くします。20個ぐらいあれば十分です。


 
ゲージ

 ネックの型や指板の形状などはあらかじめゲージを作っておき、これにあわせていきます。アクリル板を使うと加工が簡単ですが、アルミ板や木材でもかまいません。


 
ゲージ

 表板や裏板の隆起見本などです。厚手のクラフト紙を使えばカッターナイフなどで正確な形に作れます。


 
指板用の治具

 左はネックを胴体につけるときにネックの角度を調整するのにつかうジグで、右は指板を加工する時に万力に固定して使うジグです。

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