|
「明日のクリスマスは、仕事を入れないから、皆でパーティよ!!」
仕事の鬼で「休んでる暇があったらキビキビ働きなさい」が口癖のような社長のナミさんが、今年のクリスマスは休みの上にパーティまでしてくれると言う。
「雪でも降るのか?」
とゾロが怪しむのも無理はないだろう。
もちろん、俺は、パーティの為の料理を作るコックへと変身する訳だから、1日中忙しくて休みなんて無いようなものだが、楽しいことの為ならもちろん大歓迎だ。料理が不得意なお嬢様方にお任せするよりも自分でやった方が落ち着くし安全だし。
「そうそう。明日はロビンが久しぶりに帰国するから、ゾロは成田に朝10時、迎えに行ってきてね。」
「あぁ?なんで俺が?」
「あんたのパートナーだったんだから、当然でしょ?なんか文句あるの?」
ナミさんに睨まれたら、逆らえないのはゾロでもウソップでも一緒なんだな。
俺は、睨まれるようなことは絶対しないけど。
「ロビンって?」
「ああ、サンジ君は会ったことないんだっけ。ロビンは、海外の支店の方を仕切ってもらってるんだけど、もともとは、こっちでゾロのパートナーだった人なの。美人なお姉様でね、ゾロは苦手そうだったけど、なぜか息はピッタリだったのよね。」
ナミさんは何故かニヤニヤ笑いながらゾロを見ている。
俺は、気になって、その視線の先にいるゾロの様子を伺った。
滅多に表情を変えない彼だが、困ったような憮然としたような、なんとも言えない不思議な表情をしていた。
「へぇ・・・知らなかったな、そんな人がいたんだ・・・。」
「私も電話では何度か話してたけど、会うのは5年ぶりなの!嬉しいわ〜楽しみvvv」
ナミさんが喜んでるなら俺も嬉しいはずなんだけど、素直に喜べないのは、俺の心が狭いのか?
なんかモヤモヤして気持ち悪い。
ゾロが悪いわけではないのはわかっているのに、ついつい睨みつけてしまった。
(あ〜っ!ゾロを好きな俺って、めちゃめちゃ女々しいかも)
昔パートナーだった女性の事を考えてヤキモキするよりは、1秒でもそんな状態から抜け出す為に一緒に迎えに行ったほうがマシのような気がする。
「ナミさん、俺も一緒に・・・・」
「サンジ君は、16時からのパーティに備えて料理の準備をお願いね。買い物はウソップとチョッパーが一緒にいくから。」
俺の台詞に被るようにナミさんの命令に近い指示が飛ぶ。
「・・・・はい、喜んで」
そりゃそうだよな。わかってたのに何言おうとしてんだ俺。
「では、明日の分も今日はバリバリ働いてもらうわよ〜。」
ナミさんの麗しい口から、ちょっと恐い指示を聞きながら、俺は現実逃避のように明日のメニューへと頭を切り替えた。 |
|
|
|
|
俺たちの働いている会社は、いわゆる便利屋と呼ばれているもので、健全な依頼から危険な裏の仕事まで何でも請け負っている。
但し犯罪に手を貸すような事だけはやらない。
まあ、犯罪に近いような状態になっちまった事が無いとは言えないが。
ま、大概は警察や国家関係の仕事で命をはる危険な場合が多いから、大概の事は大目に見てもらっているってのが実情だ。
じゃなきゃ今頃、銃刀法違反でブタバコに入って臭い飯くってるところだ。
この治安のいい日本で、いったいどんな危険な仕事があるのか疑問だろうが、それは他の便利屋シリーズを読んでもらえば少しはわかってもらえるだろう。
とにかく、そういった仕事をする社員は、2人1組でチームになって事にあたるように義務付けられている。単独で動く事ほど危険なことは無いとわかっているからだ。
その、チームを組んでいたのが、この目の前を歩く女、ニコ・ロビンだ。
頭は切れるしフットワークも軽い。女にしておくのはもったいないヤツだってのもわかってるし、相棒としても文句のつけようがない事も頭ではわかっているが、どうも、こいつの事は昔から苦手だ。
美人のやり手なのに何故ここまで苦手になったのか。
もちろん、理由は沢山ある。
例えば、
必ずと言っていいほど、2人でいるときにトラブルが発生したことも起因しているかもしれない。あまりの酷さに、あのナミも降参して俺達2人のチームを解散させたくらいだからな。
多分、いまだにこの女は俺の事をトラブルメーカーだと思ってるんだろう。
俺も、この女が原因だと今も思っている。
今日だって、何か起きるんじゃないと気が抜けない。
ナミのヤツも、それを知ってるクセにわざわざ面白がって迎えに来させたに違いない。
遊んでやがるんだ。あの○×△◇■!
本人には聞かせられないような言葉を心の中で叫ぶ。
それでも、収まりきらない憤りがゾロの身体からオーラとなって発しているように感じるのか、結構混雑しているはずの空港内であるにもかかわらず、周りが避けてくれているように見える。
この方が楽でいいか
ゾロは苦虫を噛み潰したような表情をしていることを自覚しながらも、それを崩すこともせず、周囲をイカクしてガンを飛ばしまくりながらロビンの後に続いた。
『美女の後ろに目つきの悪い怖い男』の図が出来上がり、周りがひそひそと話している内容が「ヤクザの愛人とそれを護衛しているチンピラ」だとか言いたい放題であることを、本人達だけが知らなかった。
「キャーッ!!」
空港の到着ロビーに女性の悲鳴が響きわたる。
ゾロは先ほど通ってきた方向から聞こえた悲鳴に、後方を振り返ると人垣が出来ているのを確認した。
(やっぱりトラブルからは逃げられないか)
そう思いながらも声のした方に反射的に走り出しているのは、仕事がらというより性格の問題かもしれない。
チラリと視線を後方に向ければ、ロビンは自分の荷物が盗難に合わないようになのか動くのが面倒なのかどうかはわからないが、その場から動く気配すら見せなかった。(多分後者だろう・・・)
まあ、2人で駆けつけなきゃいけないようなもんでもないか。
そう、甘くみて現場に駆けつけた時、そこには、男がうつ伏せに倒れており、その腹部付近の床に真っ赤な血の海が広がりはじめていた。
人垣を掻き分け近づいてしゃがみ込むと、被害者の首を触って脈があるかを確認する。
とりあえず、まだ息はあるが、急がないと危ない状態だ。
「携帯持ってるヤツ!警察と救急車っ!!」
ゾロは簡単に応急処置を施しながら叫び、近くに立って顔面を蒼白にしている男性の腿をたたいた。
たたかれた男は、我に返り携帯を取り出すと、ゾロに指示された行動をとり始めた。
そういった一連の動きをしながら、周りの状況を瞬時に把握することも忘れない。
コレだけの騒ぎなのに、興味なさそうに去っていく女の姿を、ここへ到着した時に目の端に納めていた。
不振な女が去った方向へ走り出しながら、言い忘れてたことを叫ぶ。
「第一発見者と目撃者は動かずに警察が来るまで、この場に待機!」
更に後方を見るとロビンは携帯を耳にあて、それを指差していた。
電話するから取れということらしい。
いつもサンジがそばにいるから、滅多に使うことの無い携帯をコートの内ポケットから取り出すと、それを見計らったかのように携帯のバイブレーターが震え始め、液晶も確認せずに通話ボタンを押し、耳にあてた。
『不振人物は京成線の乗り場方向に行ったわ。たぶん、途中下車できるように各駅か快速に乗るわね。待ってるから急いで戻ってきて。』
言いたい事だけ言って通話が切れる。
「はいはい、せいぜい電車に乗る前に捕まえられることを祈ってくれよな。」
独り言をつぶやいて全力で走る。
自分勝手なようでいて、しっかり見ているところは、やはりさすがに海外支部を任されている実力者だけある。
そういった実力の面ではしっかり信頼しているのだが、性格が合わないとしか言いようがない。
『仕事中、これだけ息が合って、いつも一緒にいるのになんでくっつかないわけ?』
昔、ナミに耳にタコができるぐらい繰り返し言われたことを思い出す。
「冗談じゃねぇ」
ホントに冗談でも言って欲しくないほど嫌な現実的じゃない話だ。
全くと言える程にありえない事。
ロビンとは一緒にいたいと思ったこともないし、離れて寂しいと感じたこともない。
もとから心に触れるものが無ければ、恋人になんてなれるはずもないのだ。
自分が切ないほどに心から望む人
初めて愛していると自覚させられた、その奇跡とも言える存在
思い出すのは、金髪の恋人の顔
あの吸い込まれるような瞳の色を思い浮かべるだけで幸せになれる
早く、あの細い腰を抱きしめて濡れたような赤い唇に口付けたい
なんだって、俺は今あいつと一緒じゃないんだろう
なんて、今は考えてる場合じゃなかったことを思い出す。
「このままじゃ、あいつの料理食べ逃しちまうっ」
とっても、嫌な結論にたどり着き、またしても、気持ちが沈む。
なんとしても、即効で捕まえて解決するぞと勢い込んで、今にもホームから出発しようとベルを鳴らしている電車に飛び乗ると、一気に車両を駆け抜けた。
ホームの反対側にも各駅が停まっているが、先に出る方に乗っているだろうと賭けてみた。
(頼む、こっちに乗っててくれよ)
扉が閉まるのと同時に俺の目には、更に向こうのホームで成田エキスプレスを待つ人の列に、探していた不審な女が並んでいるのを捕らえた。
「かーっ、頭よくない女だったのか〜っ」
それとも、逆をついてきたのか?
なんにしても、次の駅で降りて戻っても、もう間に合わないかもしれない。
「これは、捕まえられないか・・・。ホントに時間までに帰れないかもな・・・・」
ロビンに助けを求めようと携帯を取り出すが、そこには圏外の文字が・・・
事態が悪い方向へ進んでいくのを止められない。
事情聴取にモンタージュ作成協力・・・何時間かかるのか・・・気が遠くなってきた。
やっぱりあの女、疫病神に違いない!! |
|
|
|
|
「では、本日は無礼講です。って、いつもか・・・・えー、遠慮なんかするメンツじゃないけど、一応ね。じゃんじゃん食べて、じゃんじゃん飲んじゃってね。今日の料理はサンジ君が一人で頑張って作ってくれました!」
スポットライトがあたるように、サンジへと皆の視線が動く。
「100人前ある。残しやがったら、ただじゃおかねーからな。わかったかてめーら。」
俺は、タバコに火をつけると、大きく煙を吐き出した。
「「「はーい。」」」
ルフィ、ウソップ、チョッパーは優等生のように右手を高く挙げながら、元気に返事を返してきたが、ルフィの兄であるエースは乾杯の合図の前に、すでに食べはじめていた。
「食べ物の事は問題ないでしょ。では、今年も1年お疲れ様vvまだまだ働いてもらうけどね。来年もよろしくvvvカンパーイ!!」
ナミさんの掛け声に、皆が答えるように唱和し、グラスを近くにいる者と軽く打ち付けてチンと綺麗な音をあちこちで響かせた。
で?
なんであのクソ馬鹿は帰って来ないんだ?
パーティが始まる時間になっても戻らない二人を待たずにナミさんは乾杯を始めてしまった。
しかも心配するそぶりもないっていうのはどういう事だ?
ほかのヤツラも疑問にも思ってないようなのは、俺が気にしすぎ?
二人の事はほっておいて大丈夫みたいな空気が俺をいらいらさせ始めたが、ひっきりなしに話しかけてくる来客達3人(もちろん、綺麗なレディ)のおかげで気づいた時には、ソファの上で横になって眠り込んでしまっていた。
はっきり言って、こいつら化け物だ。
いったいどれだけ飲めば気が済むのか・・・。
トラックが横付けされた時には、宅配関係かと思って気にもとめてなかったのだが、降ろされる荷物の量が半端でなく、近所のテナントに入っている馴みの店の店長から「引越しですか?」と声をかけられ、やっと事態に気がついた。
「ナミさん!これ 何ですか?」
事務所の中は、あっという間にダンボールやプラスチックケースで埋め尽されていく。
ケースって言ったって、衣装ケースとかじゃなくて、ビール瓶が並んで詰まっている方の
ケースだ!
渦高く積まれていくのを見上げ、何本になるのか計算するのが怖くなり、ダンボールへ視線を移した。
「サンジ君、ダンボールの中は全部食材だから、料理はよろしくね。」
ボーゼンと見ている俺を見つけてナミさんが中身を教えてくれる。
「はい。ってナミさん!何人分作る気ですか?」
「うーん、そうねー、100人分も用意しとけば足りると思うけど。」
「100人分?!」
「ええ」
ナミさんは何でも無いことのようにニッコリ笑って社長室へと戻って行った。
「素敵な笑顔だナミすわ〜んvvv100だろうが1000だろうが俺はあなたの為に頑張りま〜すvvv」
そうは言ったものの
100…足りるも何も、この事務所にそんな人数入らないだろ?
だからって、朝から皆ではりきって飾りつけているこの部屋が会場じゃないとも思えないし。どうなってんだ?
都内にある事務所としては大企業並のスペースを保有していると言ってもいいくらいだから、たかだか20人にも満たない社員だけならば十分騒げる広さがあるが、100人というなら話は別だろう。
「大丈夫。そんなに集まらねぇって。でも、これ全部使って調理しとけよ。間に合わんwねぇから。」
困惑顔の俺を見かねたウソップが助言してくれるも、更にハテナマークを飛ばす事になってしまった。
だったら何で100人分・・・
ま、ナミさん命令ですから何でもやりましょう!もう考えるのはやめだ。
パーティ終了。
全員酔いつぶれて屍と化している。
まともに起きている人間がいなければ、自然とお開きにするしかない。
本当に恐ろしいパーティだった・・・
なんで、20人弱で100人分の食事と、あれだけあったビールがなくなるのか・・・・
床に転がってる同僚達の顔がバケモノに見えてきた。
そういえば、あの馬鹿も大食らいの上にザルだよな。
おれは、緑色の髪の愛しい男の顔を思い浮かべた。
とうとう2人はパーティに間に合わなかった。
来客達も酔いつぶれたものを送ると言いながら、食い散らかして汚れた会場もそのままにして帰っていってしまった。
俺には、汚いまま帰るなんてことは出来ない。
綺麗好きとか潔癖症ってことはないが、明日これを片付けるのが結局自分なら、このままスッキリ綺麗にして帰った方が何倍もいい気がする。
「はぁ・・・」
少し悲しい気持ちになりながら片付けをしていると、バタンと事務所の扉が勢い良く開く音が聞こえた。
「何か忘れ物か?」
俺は、誰かが引き返してきたのかと思って片付けの手も休めずに下を向いたまま呼びかけたが、返事がない。
それだけでなく、怒りのオーラというか殺気のようなものを感じ、後ろに飛び退りながら戦闘体制を整えた。
「あ?」
のに、そこには、不機嫌丸出しのゾロと、やはり機嫌良さそうには見えない美人のお姉様が、にらみ合いながら立っていたのだ。
「お前のせいで、やっぱり間に合わなかったじゃねぇか!」
大声で叫ぶでもなく、歯と歯をかみ合わせた状態のまま搾り出す声は、いつもよりも迫力を増している。
「それはお互い様だわ。あなたがモタモタして犯人取り逃がすから、時間がかかったんじゃない。」
「お前が余計な口出さなきゃ、とっくに解放されてただろうがっ!!」
「半分は、あなたの方向音痴のせいだと思うけど?私の言うとおり、道を間違えずに行ってたなら、もっと早く解決してたはずだし。」
「!・・・・・・クソっ!!」
美人のお姐さん(たぶん、彼女がニコ・ロビンさんだろう)は、大きな溜め息をついた。
「2人とも本来は行動派だから、サポートって向いてないのよね・・・。気も合わないし。・・・おかげで、いつもの3倍くらい時間がかかっちゃったわ。これなら1人の方がマシだったわね。」
「だったら最初から赤髪のヤローに迎えに来てもらえばよかっただろーがっ!!」
「だって、あの人、朝弱いんだもの。」
「お〜ま〜え〜わ〜っ!!」
「まあまあ、2人ともおちついて。」
「私は落ち着いてるわよ?喚きちらしてるのは、この筋肉男さんだけね。」
「!!!!」
なんか、この2人って・・・・
嫉妬してた自分が馬鹿みたい?
「クソ馬鹿剣士。これでも食っとけっ!!」
俺は、まだ喚きそうなゾロの口に、特別に取っておいた料理を放り込む。
「うまいだろ?」
「・・・・ああ。」
「取っといてやったんだ。残さずに感謝して食えよ。」
「・・・・」
「綺麗なお嬢さんにはこちらを」
ばかばかしい嫉妬をさせられてたことに腹が立ってきた。
俺は、八つ当たりだとわかってはいたが、ゾロの足を思い切り踏みつけてやった。
「いっっつ」
そのまま、事務所を出てビルの屋上へとエレベーターを使わず、階段を使って上がった。
何も言わなかったが、ゾロは自分のあとをついて上がってきた。
屋上へと続く扉を開くと、途端に冬の寒い空気が襲ってくる。
吐く息が白い。
上着も着ずに出てきてしまった俺の肩に上着をそっとかけてくれ、その上からギュッと抱きしめてくれる。
「なんだ?ヤキモチか?」
ゾロが俺の耳元で囁いた。
冗談で言ったんだろうに、俺の頬は真っ赤に染まっていき、本心を隠すことに失敗してしまった。
俺は、火照った頬をこれ以上見られないために、ゾロの腕を解くと、鉄柵にもたれかかり、いつもは車の通りの激しい下の道路を見下ろした。
俺の狼狽振りに、言った本人も焦っていたようだが、それもほんの一瞬のことで、すぐに自分のペースを取り戻すとニヤリと笑って俺の横に並び、腰を引き寄せた。
「いっつも俺ばっかりがヤキモキさせられてんだ、たまにはヤキモキやかれんのも悪くねぇな。」
チラリとゾロの顔を見やると、こんな事が本当に嬉しいのか、めちゃめちゃニヤけた笑顔があって
なんか
許せないような
でも
めったに見られない幸せそうな笑顔が見れて嬉しいような
で、やっぱり、この笑顔があれば何だってできるという結論になってしまうんだから、
俺ってメデタイ?
いや、
世界一幸せなんだよな
改めてゾロへと向き直る。
ゾロの向こうには夜中だというのに、都会のビル群の明るい光がともり
頭上にはいくつかのキラキラと輝く星が見える。
隣のビルの明かりで床にできた2つの影が1つへ重なる。
都会ではいくつかしか見えない星。
でもそれは、この場所が明るすぎるから目に見えないだけで、本当は無数の星星の光が瞬いている。
俺達も この沢山の人間という星の中で、本当の姿を見てもらうことができないかもしれないけど
それでも
俺達2人で、精一杯幸せに輝いていこう
|
|
|