2006年4月17日(月)6:30
      4月18日(金)1:00
会場:横須賀市文化会館
    劇団文化座公演



原作=浅田次郎 「天国までの百マイル」(朝日文庫刊)

☆スタッフ
☆キャスト
☆あらすじ
☆亀田病院訪問



会員数 入会 退会 増減
1346人 27人 38人 −11人

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会員の方は、横須賀で見られないときは
神奈川県内どの鑑賞会でも見られます。
もちろん無料です。
2006年1月〜6月の上演スケジュール


原作=浅田次郎 「天国までの百マイル」(朝日文庫刊)
脚本=八木柊一郎
演出=原田一樹
美術=松野潤
照明=森田三郎
音響=小山田昭
衣裳=伊藤早苗
舞台監督=小林潤史
制作=中山博実

           
★キャスト
佐々木愛、有賀ひろみ、阿部敦子、酒井美智子、小谷佳加、前田海帆
           青山真利子、長束直子、姫地実加、高橋未央
           阿部勉、青木和宣、田村智明、鳴海宏明、橘憲一郎、米山実、後藤晋
★あらすじ
―奇跡を信じて走る百マイル―
バブル華やかなりし頃、何億もの金を動かし、毎日のように銀座へ繰り出していた男、城所安男。
しかしバブルの崩壊によって、彼は会社も金も失い、妻子とも別れてしまう。何もかも失い無気力な生活を送る安男。
だがそんな折、母親が重度の心臓病で入院する。実の兄弟も東京の高名な医師も見放してしまった母の命を救うため、天才的な心臓外科医がいるというサン・マルコ病院をめざし、奇跡を信じてオンボロの車で百マイルの道のりをひたすら駆ける安男。
その道のりの中で、安男は無償の愛情、そして人の善意というものが確かに存在し、それに支えられて生きてきたのだと気づいていく。
★総会での記念講演 佐々木愛さん
 
2月25日の総会で、劇団文化座の佐々木愛さんをお迎えしての記念講演がありました。素敵な笑顔がとても印象的な佐々木愛さんが登場しお話しを始めると、その優しくも凛とした声に会場の皆さんは熱心に耳を傾けていました。
 佐々木さんは、劇団文化座の創立者である佐々木隆さんと、鈴木光枝さんの一人娘として誕生し、母である鈴木光枝さんに「これからは女性でも手に職をつけて経済力を養いなさい」と言われて育ったそうです。そんな佐々木さんが女優になることを決心し、地方を公演して歩いた時の様々な体験や、人との大切な出会いを楽しく、また興味深く話して下さいました。
 敗戦を満州で迎えた文化座はその体験から「戦争と人間」を描いたものを多く上演してきたそうです。そんな中で「天国までの百マイル」を選んだのは、物語に登場するモデルとなった病院に興味をもっていたところに、作者である浅田次郎さんの体験が元になった原作に出会い、「日常の中で頑張ろうと思えばもっと可能性が広がる」という、自分達の想いを企画に取入れたからとのことです。
 今回、佐々木さんは主人公安男の愛人マリ役での出演ですが、「演出家の方からゴールデン街のオカマでいけばいいよと言われ、毎日のステージを楽しんでいます」と笑って語って下さいました。そんな佐々木愛さんが出演する舞台に多いに期待が持てました。  (0RION 難波)
★稽古場訪問 2月11日 2名参加

 初めての経験なので楽しみにしながら稽古場訪問に参加した。地図を頼りに駒込駅から文化座のアトリエに向かった。会場で川崎・湘南の方たちと合流し、 時から「通し稽古」が始まる。さほど広くない2階の稽古場で、演出・舞台監督などスタッフの方たちのテーブルの後ろに椅子を2列並べた席で見学する。装置・照明・音楽などは無く、セリフと動きだけの稽古で、息遣いが聞こえるほどの目の前での俳優さんの迫力は、公演の舞台でのそれとは、違うものがあった。芝居の内容にはジーンと来る場面が幾つもあった。
 第2幕の前「5分前です」の声が掛かると全体がシーンとして、各自がそれぞれの場につかれた。緊張感が高まっていくのが十分に感じられた。それを見て、私たちも観劇マナーとして開始5分前のベルを聞いたら、固唾を呑む気持で幕の開くのを待てたらと思った。そうすると俳優さんもより熱のこもった舞台を見せてくれるに違いないと思った。
 2時間 分の稽古の後、双方の紹介、質問、記念写真撮影などを行い、5時少し前に終了した。主人公の「おれはろくでなしだが、人でなしではない」というセリフが心に残った。
 アトリエのそばの八幡神社の冬枯れのイチョウやケヤキを見ながら、横須賀公演を楽しみに帰路に着いた。   (呆け花)
☆亀田病院訪問 2006年5月12日
『天国までの百マイル』公演後、あの舞台となった亀田病院に行ってみたいという要望が多数あり、事前企画に続き二度目の亀田病院訪問に28名が参加しました。
久里浜駅8時45分集合、チャーターしたバスに乗り込み久里浜港よりフェリーで千葉県に渡り金谷港へ。
2時間ほどで鴨川市にある亀田病院に到着。
海に面した巨大な病院の姿にまずびっくり、中に入ってホテルのような設備にびっくり、説明を聞き外観だけでなく医療の質の高さにもまたびっくり。
病棟や、外来棟を案内していただき、専属のアーティストによるアート作品が院内のいたるところに飾ってあり、しかも自由に触ってよいとのことでまたまたびっくり。
病室内もホテル並み、新しく建ったkタワーの病室(こちらは全室個室でしかもオーシャンビュー)にあるパソコンテレビの説明を聞き、またまたびっくり。
最先端の医療ばかりでなく、患者の立場に立った決め細やかな配慮が隅々まで行き渡り、本当に素晴らしい病院だと思いました。
13階にあるオーシャンビューのレストランで昼食を頂きましたが、丸テーブルにテーブルセッティングしてあるのを見ると、病院のレストランだということを忘れそうでした。
亀田病院のHP

亀田病院訪問の写真(スライドショー)
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4/1119人参加)

 あいにくの雨に千葉まで行く気力も萎えてしまいそうになるのを救ってくれたのは、フェリーで行く東京湾の景色。行き交う船の大きさに目をみはり、どこか浮き浮きして小学生の遠足気分。

 亀田病院は外来棟・入院棟・リハビリセンター棟etcと分かれているが、私達は最新設備で個室のみの13階建ての入院棟(Kタワー)に案内された。どの病室からも海が見え広大な景色が楽しめる。ホテルと見間違う行き届いた病棟作りは、病院とはサービス業だと改めて認識させられる。薬品の匂いがしないロビーには、ホテル並みにコンシェルジュがいて患者や訪問者に対応している。患者本位の立場から、患者に「様」をつけて呼ぶのに多少の違和感を感じたのは、今迄の医者と患者の関係に疑問も持たずに慣らされてきた為の拒否反応だろうか。又13階には、晴れた日は太陽が燦々と降り注ぐであろう霊安室があり、感激する。今生の最後の場所を天に一番近い所に作られた病院の姿勢こそが、浅田次郎さんに「天国までの百マイル」を書かせる動機となる実体験ではなかったかと、勝手に想像をめぐらした。(川)

5/1228人参加)

 舞台が好評で、会場で再度亀田病院見学を募集した所30名の募集があり実行された。

 見学して感動したことは、24時間家族が患者と一緒にいられるシステム(病室に泊まれる)・待ち時間は出来るだけ少なく最大30分、診察が終わって薬をもらう迄は13分・20分前迄に食事の注文が出来る・診療科ごとに待合室が分かれている・リハビリの患者に合わせた靴を作ってもらえる・患者の要求に対して「ノー」と言わないで方法を探す・患者の導線と従業員の導線が完全に分かれている・医者の履歴を誰でも見られるようになっている・緊急時に350人いる医師の内200名が駆けつけたなど数限りがないが、医療技術の高さと病院全体が明るく広く気持ちよく過ごせる施設になっていることが、なによりも患者の立場になってみるとありがたいことであり、病院の姿勢なのだと思った。(飛遊人)


★感想文(抜粋)
* 題名からして暗いお芝居かなと思っていました。だけど佐々木愛さんのセリフの中に心に留まるものがあったり、途中まで水島マリ役が佐々木愛さんだと知らず、誰だろうあの脇役の人はと思っていたのですが、水商売の役にピッタリはまっていました。でもその生き方には教えられる事がありました。場面の交錯の仕方が無駄が無くてうまいと思いました。自分の母親のことが重なり久しぶりに涙・涙でした。劇中のモデルとなった亀田病院ですが、とても興味があります。(40代女性)

* 大きい声のセリフで大変良く聞こえ、安心して内容に気持が入り込めた。いつもなら場中チョッとは眠りの世界に入る私も楽しめました。男に尽くす愛、親を思う心、自分に甘い独立心、今の世代に通ずる道を感じました。(50代女性)

* 僧帽弁膜狭窄症の母を亡くしてまだ20日くらい。ある朝目覚めないという旅立ちでした。大学病院から民間病院へ移ることも考えていて、見学に行こうと決めた日の朝に亡くなりました。いつもと違って観てしまう芝居となりました。百マイル運んであげたかったです。時間が欲しかった・・・。世の中にこんな暖かい人達ばかり、いろんな人に囲まれて生きているとつくづく思わせる芝居です。(50代女性)

* 時と場所の移動が重なってもスムーズで違和感がなく、舞台装置がうまく出来ていた。話の筋立てがよく出来ていて、心にジンと来る場面があり涙がこぼれた。病気の親を病院にまかせっぱなしでほっておく兄弟、私の身近にも居ました。人間の最後がどんな状態で終わるか・・・。考えさせられました。(50代女性)

* ややもすると沈みがちになる内容の劇なのに、底抜けに明るいマリにほっとするような女性の力強さがひしひしと伝わってくる舞台でした。身体一杯発する生きる力が胸に伝わってきてとても良かった。(50代女性)

* マリかわいい!母親の諦め感にも心から共感出来る。「やすお」「やっちゃん」の声は本当に母親の声と感じる。第二幕のマリの告白は圧巻。観客の誰もが涙腺がゆるんだことだろう。佐々木愛さんはやはりうまい。海辺の「イフユー」の場面は視覚的に美しい舞台であった(釣竿で指揮する場面)。この世にマリもお母さんも存在すると信じられる気持で観終わりました。私にとって忘れられない作品になるでしょう。(50代女性)

* 老人現代の生活様子をよく表していると思います。人間が年をとり、その子供達が親に対しどう接するか!様々な人間模様、身につまされ思わず涙してしまいました。劇中に流れたカントリー曲もとても懐かしく聴きました。佐々木愛さんの熱演も必見。(60代女性)

* 感情豊な作品に大変心が打たれました。人情薄くなっている現代、病院の命を救うという使命、豪快な曽我医師の人間性、病んでいない人でも心の悩みを取り除いてくれる自然な振舞い(劇中で少しオーバーな部分かも知れませんが)感動しました。病弱な母を思い自分の生活が大変なのに自分を犠牲にして無理に実行する姿、離婚した妻が影ながらの義母への思いやり素晴しいですね。兄姉の財力・教養があってもお金で処理してしまう心の貧しい人間、いやですね。ならぬように心豊に生活したいですね。(60代女性)

* 東京から千葉までの百マイルをベッド上の母、そして母思いの息子がワゴン車での輸送の長旅の周りの人々、背景を、気持を引き込んでしまう舞台装置に感動しました。「母ちゃん」「ありがとう」の言葉に涙したり、笑ったりと現実に吸い込まれる思いでいつまでも心に残ります。(70代以上女性)

* 原作・脚本・演出三拍子揃ったのでしょうか、ただ涙が自然に出てきました。医者が「患者は家族です」と言った言葉が耳に残りました。人生の最後にそのように言ってくれる名医に出会いたいです。(70代以上女性)

* 佐々木さんの動と病院の静とのコントラストがとても良く、印象に残る素晴しい芝居でした。途中で何度も涙が出てきました。私も2月に脳梗塞で倒れ、血管が細いと言われたので今日の芝居はとても身にしみました。(70代以上男性)

* 「お母ちゃんが生きても死んでも俺の車で運びます」「お母ちゃん海だよ、俺は一人でお母ちゃんを守る」「お母ちゃんは死んでも百マイルの天国へ行くんだ。あと5年生きてよ、お母ちゃん、大好きな俺のお母ちゃん」の数々の言葉に感動。「お母さんの手術は成功しました。安男さんもきっと生き変わります」と、やっさんを愛したマリさんが哀れです。(70代以上女性)

* 「天国に乾杯!演鑑にも!」良い芝居でした。夫と佐々木愛が良かったことを興奮して話しながら帰りました。泣きました、素敵な男と女に。マリさんに会ったら女でも惚れるね!(雨虎)
★ご意見より
* 仕事を終えてからの鑑賞会、とても楽しみにしてはいるのですが時間が2時間以上になると疲れを感じます。

* 会報作りご苦労様です。とても内容充実し、とても分かりやすく使えて頂いています。

* 客のマナーは相変わらず良くなく、私のそばの女性達の話し声、携帯電話のスイッチの切り忘れには困りました。40周年おめでとうございます。

* 相変わらず元気よく鳴り響く携帯電話の音、全員が自覚しなくてはいけませんネ。それとイビキがひどかったのですが、お連れの人がいるならその人が、いなそうなら隣の席の人が起こしてあげても良いのでは?何のために来たのかなー?

* 寒くて咳が出たので周囲の方にご迷惑ではと気に掛かりました。

* 寒くて途中で外に出たいと思いました。こんなに丁度良い季節に冷房を入れるなんてどうしたんでしょう。外に出た時もう耐えられないと帰った方がいました。私もあまり冷房が効いたら6・8月の観劇は考えてしまいます。高齢者が多いのです。
・・・冷房は入っていませんでした。逆に途中から暖房を入れました。

* 指定席解除にならないのに勝手に動いている人が多いので、そういう制度やめたら?トラブルの元だから。やーねケータイ、セリフ聞こえなかったじゃん。
★運営のまとめ
前観劇会会員数 目標会員数 会員数 入会 退会 増減
1356名 1357人 1346人 27人 38人 −11人
 入会理由;会員の誘い16 チラシ4 朝日アベニュー6 その他1

 退会理由;多忙9 介護7 病気2 孫の面倒3 高齢2 企画不満1 代表者退会の為4 永く観たので6


参加者数 参加率 手帳忘れ
1165人 86.5% 21人

評価(提出率8.4%) 4.75
大変良かった 77人
良かった 17人
普通 4人
あまり良くない 0人
良くない 0人



打合せ会;1回2/13  14サークル16名参加

     2回3/7.8  25サークル31名

     3回3/30.31 22サークル32名

まとめ会;4/25    5サークル8名

取り組み;チラシ配り3/18 8名参加

     稽古場訪問2/11 2名参加

     ロビー交流会 昼公演終了後50名以上参加

     亀田総合病院見学一回目4/11 19名参加 
          〃     二回目5/12 28名参加