「その場しのぎの男たち」
2004年2月2日(月)6:30/3日(火)1:00
会場:横須賀市文化会館
 東京ヴォードヴィルショー公演

☆スタッフ
☆キャスト
☆あらすじ
☆稽古場訪問  
☆佐藤B作さんインタビュー 

☆観劇会当日の様子 
☆交流会の写真
☆運営のまとめ 
☆感想文集 


神奈川公演スケジュール
厚木演劇鑑賞会   1/ 9(金) 6:30 厚木市文化会館
湘南演劇鑑賞会   1/14(水) 6:30 藤沢市民会館
  1/15(木) 1:30 藤沢市民会館
海老名演劇鑑賞会   1/17(土) 6:30 海老名市文化会館
  1/18(日) 2:00 海老名市文化会館
川崎市民劇場   1/19(月) 6:30 エポック中原
  1/20(火) 1:30 エポック中原
ひらつか演劇鑑賞会   1/21(木) 6:30 平塚市中央公民館
  1/22(金) 1:30 平塚市中央公民館
湘南演劇鑑賞会   1/24(土) 6:00 茅ヶ崎市民会館
  1/26(月) 6:30 鎌倉芸術館
  1/27(火) 1:30 鎌倉芸術館 
川崎市民劇場   1/29(木) 6:30 幸市民館
  1/31(土) 1:30 幸市民館

  2/ 1(日) 5:00 多摩市民館
横須賀演劇鑑賞会   2/ 2(月) 6:30 横須賀市文化会館
  2/ 3(火) 1:00 横須賀市文化会館
川崎市民劇場  2/ 4(水) 6:15 宮前文化センター
  2/ 5(木) 1:30 宮前文化センター 
横須賀で観られないときは、、どの会場でも観られます。
事務局にお問い合わせください。(0468−22−5821)

★スタッフ
三谷幸喜 三谷幸喜
山田和也 演出 山田和也
美術 石井強司
照明 宮野和夫
音響 石神 保
振付 菅原鷹志
衣裳 菊田光次郎(東京衣装)
演出助手 添田忠伸
舞台監督 岡 嘉洋
イラスト 寺門孝之(てらぴか)
宣伝美術 鳥井和昌
制作 小林克江・石井琴子

           
★キャスト
佐渡稔 松方正義
(内閣総理大臣)
佐渡 稔 金澤貴子 ミツ
(常磐ホテル・女中)
金澤貴子
瀬戸陽一郎 西郷従道
(内務大臣)
瀬戸陽一郎 市川理都子 常磐ホテル・女中 市川理都子
市川勇 青木周蔵
(外務大臣)
市川 勇 フジワラマドカ 常磐ホテル・女中 フジワラマドカ
石井愃一 後藤象二郎
(逓信大臣)
石井愃一 増田由紀夫 向畑治三郎
(人力車夫)
増田由紀夫
佐藤B作 陸奥宗光 佐藤B作 村田一晃 巡査 村田一晃
たかはし等 伊東巳代治
(枢密院書記官長)
たかはし等 まいど豊 津田三蔵
(巡査)
まいど豊
ダブルキャスト
大森ヒロシ 前田
(常磐ホテル・支配人)
大森ヒロシ 櫻庭博道 津田三蔵
(巡査)
櫻庭博道
ダブルキャスト
中田浄 常磐ホテル・ボーイ 中田 浄 あめくみちこ 津田きを
(三蔵の妻)
あめくみちこ
阿部英貴 常磐ホテル・ボーイ 阿部英貴 山本龍二 伊藤博文
(元老)
山本龍二(青年座)
山本ふじこ 亀山乙女
(常磐ホテル・女中)
山本ふじこ  
あらすじ
舞台1明治24年の5月11日朝、大津市の路上で来日中のロシア皇太子ニコライが巡査・津田三蔵に襲われる。世にいう「大津事件」である。
 わずか組閣5日目の松方正義内閣にとって日本の命運にかかわるこの大ピンチは汚名返上の千載一遇でもあった。
内相・西郷従道、外相・青木周蔵、逓信大臣・後藤象二郎と共に無い知恵を絞って編み出す「その場しのぎの対応策」は、打つ手打つ手が面白い様に外れていき、そこに農商務大臣・陸奥宗光、伊藤博文とその右腕・伊東巳代治が加わり、ますます混乱の深みにはまっていく。
 かたや冷徹なまでに日本の政治に命をかける伊藤博文と、かたや気のいいばかりでどうしても一流になりきれない三流政治家松方正義とその仲間達の生き方の違い…。

明治という時代を背景に、世界の海に日本という小舟を漕ぎ出した男たちの滑稽して懸命なチャレンジ・ストーリーの顛末。

☆稽古場訪問  2003年10月6日新宿スタジオ村

来年2月公演の「その場しのぎの男たち」の稽古が行なわれている新宿スタジオ村を訪ねました。

 芝居は明治24年に起きた「大津事件」に対応する松方内閣が、どうにかうまく解決しようと右往左往するのですが、面白いように打つ手打つ手が駄目になっていく所は、知っていても可笑しかった。途中で演出家が芝居を止めていましたが、位置やタイミングを確認するだけで余り演技に対する注文なく、芝居のテンポを大切にしているようです。芝居が止まった時も「それじゃ?だめだろう?と」笑いながら確認していました。伊藤博文と陸奥宗光の確執などを真剣に演じているのですが、真剣に演じれば演じる程可笑しく、見学した7人は笑い通しでした。かぶつきで見ていた劇団員にB作さんは「チケットも買えない人もいて(11月の東京公演は完売)、こんな良い席で見ているのだから、ちょっとは恐い思いをさせてあげなさいと」とあめくみちこさんに演技で拳銃を客席に向けるようにと戯けて言ってました。

喜劇中心にやっている劇団なので、稽古中の受け答えも煥発を入れず、すぐ言い返すなどところなどはヴォードヴィアンなのだなと感心しました。     (近藤)

☆佐藤B作さんインタビュー  2003年10月6日新宿スタジオ村

その場しのぎの男たち」の稽古場で佐藤B作さんにインタビューをしました。

気さくにインタビューに応じてくださり、人柄を垣間見ることができました。

Q. どうして俳優さんになろうと思ったのですか?

福島の飯坂温泉から早稲田大学入学で東京に出てきたときは、商社マンになろうと思っていたんですよ。(笑)小学校の時に芝居をして近所のおばさんたちに「としおちゃんうまいね」と褒められたのがうれしかった。その後、勉強ばっかりして、大学に入ってから5月病で何もやる気がしなくなったが、映画の「若者たち」に感動して、何かをやらなければと思い、学生劇団「こだま」(先輩には久米宏さん、田中真紀子さんがいました)に入って夢中になり、成績が下がって大学も止めました。

Q. どうして劇団を作ったのですか。きっかけは?

自由劇場に入っていたのですが、きっかけはテレビに出られる俳優になりたかったんです。面白いことをやれば早くテレビに出られると思って、男5人、渋谷でコントをしたのが始まりですね。その時のメンバーで現在残っているのは佐渡稔と私の2人だけです。

Q.        創立30年になりますが、芝居作りは変わってきましたか。

  昔はどんな芝居をしていたのですか

 

変わりましたねえ。初めは5人の中で1番笑いをとった人が偉いと思っていました。コントから話を繋げようじゃないかと喰始さんなどに台本を書いてもらったのですが、舞台でぶち壊していました。台本通りに演じなかったんですね。作家の松原敏春さんに書いてもらうようになったころから、作家の書いた台本通りにやるようになりました。台本通りやってもきちんとお客さんの反応があると気付き、その後、その頃は無名だった三谷幸喜さんの作品をを上演するようになりました。売れ出してからは「これが最後の芝居になりますから」などと嘘をついて書いてもらいましたが、もうその手は使えず、今は大変難しいです。でももう一本だけ約束してもらい、これが本当に最後になります。

Q.「その場しのぎの男たち」は‘94年の上演と変わったところがありますか?


 前回の演出家は滝大作さんでバラエティー色の強い喜劇でしたが、山田和也さんの演出に代わって、回りの人間関係がきめ細やかに作られているので、次から次に神経を使って演じるので、気が抜ける所がなく大変です。

Q. 『その場しのぎの男たち』同様、日本の外交は昔と余り変わりませんね。

 

11年前、金丸副総理のころに三谷幸喜さんに政治ものを書いてくれと頼んで、書いてもらった話です。何故かそれが明治時代の話になっていました。しかし今も昔も政治は同じようで、総理が誰に代わろうと影で操っている者がいて結局は、落ち着くところに落ち着くということ、今の政治家にもあてはまるところはありますよね。本が面白いと演じるのは難しいですね。

Q. 今後どのような芝居をやっていきたいですか、翻訳物は上演されないのですか?

 

喜劇をやっていきたいですね。外国ものは私がマイケルとか呼ばれるんですよ(笑)どうもはずかしいですね。しかし、三谷さんに負けないような作品にあたればやりたいですが、今のところはないですね。



Q.      これから観劇会になる神奈川の鑑賞会にメッセージをお願い致します

 


神奈川の鑑賞会の皆様、来年、ヴォードヴィルの30年の集大成の作品とも言え、一番好きで面白いと思っている「その場しのぎの男たち」で伺いますので、一人でも多くの人が劇場に来てくれるのをお待ちしています。

ーホ?」(なぜか手を上げて)

 

☆「国会議事堂と憲政記念館を訪ねて」1/17
 

10:45に品川駅に集合して総勢37名で国会議事堂と憲政記念館の見学に行きました。当日は朝から小雪が舞うとても寒い日でしたが、まず赤坂見附の駅ビルで昼食を済ませて、1時から国会議事堂の中を衛視の方の先導で、国会中継などでお馴染みの衆議院議場を傍聴席から見学しました。
 向かって正面の議長席の左一番右が総理大臣席などテレビのままですが、実際は大分古めかしいなぁと思いました。それもそのはず大正9年着工、昭和11年完成なので、もう70年近い月日が経っているわけです。英国製のステンドグラスやドアや壁は全く素晴らしい彫刻が施されていて、中央の壁は沖縄の石の彫刻で日本の政治の中心として相応しい重厚な佇まいでした。その後行った憲政記念館は、歴代の首相の書や講和条約締結文書や、あの淺沼社会党委員長刺殺事件の際の演説原稿など、興味深いものが沢山あり、1時間がアッという間に過ぎてしまった感がしました。
 今回『その場しのぎの男たち』のお芝居が明治の大津事件を題材にしているということで、このツアーが実現しました。2月に観劇するのが一層楽しみになりました。このツアーの実現にあたり、事前に現場の下見や小泉純一郎事務所へ何度も足を運んで頂いたりと、多くのご苦労の末とのこと。感謝!感謝!です。(中野)
☆当日の会場
☆交流会の写真  
☆感想文集   男性の声  女性の声
《十代の声》

三谷さん、大好きで楽しみにして来ました。
ちみつな脚本、絶妙な伏せん、笑い、すごいなと思いました。
おもしろい時間をどうもありがとうございました。
あっという問に意味を理解しました。
若手の人がほんとに立派だなと思いました。(中略)
なんともいえない終わった後の気持ちが好きです。お疲れ様でした。
「竜馬・・・」の再演とその次の三谷さんの新作に愛をこめて・・・。    (4087 石井伸也)


《四十代の声》

東京ヴォードヴィルショーの皆さん、創立三十周年おめでとうございます。
「その場しのぎの男たち」はとても面白い芝居でした。
三谷幸喜氏の脚本と、劇団の方々のアンサンブルの良さが、良質な喜劇を作り上げていたと思います。
大津事件を背景に、政治家たちが自分の見栄や立場だけを考えて右往左往する姿が描かれていましたが、自衛隊のイラク派遣をめぐる国会で、誠意のない回答を繰り返す小泉首相の姿がだぶって来たのは、私だけではなかったと思います。
歴史ではなく、まさに現代が描かれていた舞台でした。
出演者の中では、やはり、B作さん、市川勇さん、山本龍二さんが存在感を示していましたが、私には「アパッチ砦の攻防」で女子高校生を演じてとても印象的だった山本ふじ子さんが、くのいち役で大いに活躍していたのが嬉しかった。
次にどのような役を演じられるのか、とても楽しみです。     (長野和範)

いたく感動しました。
カット編集なしのぶっつけ2時間、役者さんの集中力と気迫に、圧倒されました。
ライブにまさる物なし!役者さんの交流会では、とても素晴らしい想い出が、出来ました。
消耗しきっている身体で、私たちと話して下さった役者さんのサービス精神にも、いたみいりました。
B作さんと直接お話でき、じゃんけんにも勝たせて頂き、親子二代の大ファンとして、仕事で参加出来なかった娘 (二十一歳)のおみやげとしっとの対象となっております。
サインは我が家の家宝です。
私は会津藩の生き残り族なんですが、開国派にとねがえり、黒船見たさに浦賀に越し、末広亭という料亭を開き、浦賀でペルリ堤督を呼んだという事です。
B作さん、是非「坂本竜馬」を横須賀で、おねがいします。    (4040 新広眞美)

三谷作品の軽快さ、独特の人物描写等、大変おもしろく、久し振りに大笑いしました。    (2036 H・I)

満点。満足。 (3033)

三谷幸喜作品は文句なく笑える。
徹底的にエンターテインメントであり、それを素直に楽しめる。
笑わせる事って、ただ馬鹿をやればいいわけではない。
普通にして面白いためには、きちんと計算されていることが必要。
抜かりなく作られた舞台が本当の笑いを誘う。
中途半端な舞台で本当の笑いは観客から望めない。
私は、その笑いのきまじめさが大好きだ。
役者さん達、ありがとう。そして、お疲れ様。    (3041 川)


《五十代の声》

テレビで拝見した事のある方ばかりですが、型(役)にはまらず自由に演じられていたのが、とても新鮮でした。
身近に感じられて、興味がわいてきました。
また、楽しませて下さい。   (グレープフルーツ 榎本康子)

楽しかったです。もうすこし、めりはりがあってもよかったかも? (ひなげし 谷みどり)

生の劇を久し振りに真近に見る事が出来、役者の方々の演技の素晴らしさに心の底から楽しめました。ありがとうございました。(6037 佐藤和恵)

「本当の偉人達はすでに死んでいる」というのと「総理大臣が順番で、不足だけれどお前しか居ない」というのに思わず大きくうなづいた。
それ以後の政界もまさにこんな風だったんだろうなと。
今の国際情勢にも、十一年前の初演というけれど通ずるタイムリーな舞台だった。
ただ、舞台全体に覇気がなかったように思う。長旅で疲れが出てきているのか?こちらにとっては一期一会である。
もっともっと楽しさ・おかしさ(セリフに隠されているもの)が伝わって来ていいはずだ、と思った。     (6058 S・K)

笑いの中にチョッピリ辛口の部分、でも、何より楽しく観ることができました。    (1102 石塚早苗)

今回運営サークルに当たっていたので、おもしろい芝居だということを聞いていたので期待してみられた。
案にたがわず、本当にゆかいで楽しいお芝居でした。
遠慮なく大声で笑わせてもらいました。人間味のある政治家達を今の大臣達にも観てほしい芝居ですね。

今回はハッピーエンドですが「あさはかな考えはだめ」という事をおもしろおかしく演じられ、楽しいひとときをすごす事が出来ました。 (ひなげし)

今現在の国会議員も同じような状態なのでは・・・?    (春2番)

社会風刺が、このようにできるとはつくづく平和を感じます。

《六十代の声》

総数十八名 気をぬかず気が合って大変におもしろく、人間味が描けておりました。      ( 6037 野路美智恵)

笑いました。笑いました。
後で友達にたしなめられる程、笑っちゃいました。
特に、伊藤博文氏のとぼけた台詞、腹の底からおかしかったです。
事件は深刻なのに。こんなに楽しいひとときをありがとうございました。    (3037 渡辺絢子)

政治家達の実像が見えたような気がした。  (ノムさん)

喜劇もなかなか良かった。
あのような形の演出もあるのだと思うといろんな脚本で鑑賞したいものである。    (4070 渕脇建夫)

歴史を良く諷刺し、笑いでつら抜き通し、今の時代の権力にこびた人々をも刺しているようで、よりこっけいで良かった。

明治二十四年五月に起こった大津事件、その時の閣僚達の発言、行動が面白く、笑いごとではないのだが、伊藤元老の「打つ手、打つ手が面白いように外れていくね」のセリフが心に残りました。津田三蔵も死刑から無期刑になったのは良かった。    (斉藤)

堅苦しい内容をユーモアを混じえて明るく、楽しく見せて戴きました。     (やま)

後半のもり上がりがとてもよかった。
       
とても笑わせてくれました。伊藤博文が箱根に静養していたのに、東京から列車に乗った事になってますが・・・?    (4047 Y・Y)

あの時代が少しわかっておもしろかった。    (馬場)

政府の要人たるもの国民の生命を軽んじて自分達のことばかり考えている迫真の演技に、ついつい国民のひとりとして腹を立てた。
その位素晴らしい芝居でした。
交流会で、上記のことを隣に座った青木外務大臣(市川勇)さんに話したら、びっくりして「そんなこと言われたことはない。とってもうれしい。そんな気になりましたか」とおっしゃっておりました。
佐藤B作さんは体調がすぐれないのか、あるいは、まだ舞台を引きずっていたのか、ちょっと不機嫌そうでしたが、舞台そのままに、自前の髭をたくわえ て威厳さえありました。
松方総理は「現総理大臣の御膝下での公演は、他とはどこか違いますか」と伺ってみましたところ、最後の方の笑いをとる台詞のところで、反応がいまいちだったので「おや、他とはちょっと違うな」と感じたとのことでした。
あめくみちこさんは、素顔がとても素敵で、気さくな人懐こい笑顔がとてもチャーミングな人でした。スタッフのなみなみならぬ取り組みと気の使いように頭が下がります。 (宇留野奈美枝)

とてもゆかいで楽しいお芝居でした。久し振りに大声で笑いました。楽しいお芝居が一番です。      (3079)


《七十代以上の声》


伊藤博文さんが、私の中では重厚な人だと思っていた所あの声、セリフなんとも笑えました。
題名の通りだと国民はたまったものではないと笑いながらよい政治家を選ばなければと思いながら見てました。
それぞれ役者さんがひかってました。(飯田)

始めから終わり迄、笑って観ておりました。
自分の立場を正当化する為に、その場しのぎで、問題を解決して行く。
いつの世も大なり小なり起こっているのではないでしょうか。

正に痛快無類。
何しろ伊藤博文・後藤象二郎・西郷従道・陸奥宗光等々、明治維新の錚々たる立役者達が周章狼狽して、なす術がないという大混乱振り。
明治二十四年大津市で来日中のロシア皇太子ニコライを津田という巡査が襲ったという史実の事件を日本政府の要人達の対応振りを茶化し乍ら喜劇風に仕立てたものと受け取れるが、これは、現在進行中の政治不信(身近な例では、選挙の投票率の低さ,殆んどが三十%代)を皮肉ったものと思われる。
今の政治家に是非観せたい芝居であると誰かが言って居たが、全く同感である。
政治不信は、何に由来するか篤と考えるべきである。 (4034 津島)

現実にあった事を政界の裏ばなしとした見事なお芝居でした。
始めから終わりまで声を出して笑ったのは、初めてでした。
一人一人が主役でした。みなさんに拍手を送ります。
今の代議士さん、その場しのぎの政治家にならないで下さい。        (さんご会)

近頃になく楽しく、時代に即した感覚のものでした。
期待したのは、脚本だけでしたが、見事に全てが良かった。ありがとうございました。


《サークルの声》


アマリリス
とにかく面白かった。それぞれ芸達者揃いで大いに笑わせられました。

すずしろ
正に今の政治を風刺していておもしろかった。
三谷さんの本らしくとてもテンポが良く、久し振りにお腹を抱えて笑えた。
でも、ホールから一歩出ると、今のキナ臭い現実を思い、暗たんとして来た。
日本は、いくさをしてはいけないのだ!

さざなみ
久し振りに楽しかった。よく笑わせてもらいました。

梅の木
今回より鑑賞させていただきました。とても席も良く、上演の時間も舞台装置も良かったです。
次回も楽しみにしております

サンシャイン
重い話を楽しくわかりやすく見ることができました。
今の政治のこと(?)と錯覚するようなセリフもあり、最後まで大いに笑い、考えさせられる二時間でした。
 
●やま
三谷幸喜さんらしい明るいユーモアを混えての内容楽しく見せて頂きました。

三人姉妹
大変難しい内容をコミカルに演出されたのには脱帽!


大変面白い。しかし現在に重ねて・・・。三谷幸喜さんに感謝。



【私のその場しのぎ】

私は看護師という仕事柄、毎日がその場しのぎ?。
決して生命にかかわるような事ではないんですが。
不倫のカップルの交通事故なんて、本妻が、来る前にいかに、遠くの病室へ愛人をかくすか。
裏で口合わせをし、愛人いや同乗者は、よその病院へ運ばれたという事にし、面会時間後に二人を合わせたり、苦労したり、おもしろがっています。
うっかり、口をすべらしそうになったドクターの足は、ふんづけてやります。
 
私のその場しのぎは、もっぱらCDを聞く事です。
ちょっとでも暇が出来ましたら、クラシックから氷川きよし君迄何でも。
とても至福なその場しのぎです。
主人とけんかした後などCDでその場しのぎすれば後はハッピーです。

題の「その場しのぎ」の言葉を使って。毎日がその場しのぎです。

実を言うと、本日の観劇を事前に聞いていたのに、夕方の「カエルコール」をするまで、忘れていました。
雨のため交通量も多く、少しゆっくり帰宅しようか? と思っての電話に「観劇だから、速く帰宅して」と言われて、顔が見えないのを良い事に「分っている」との返事、見えないから、本当に「その場しのぎ」で乗りきりました。

熱っしやすくて覚めやすい、思い立ったらすぐに実行に移したくなる私の人生そのものが、その場しのぎのような気がします。