| ☆スタッフ・キャスト ☆あらすじ ☆チラシの裏側 ☆鈴木裕美さん・高橋長英さんをお迎えして ☆稽古場訪問 ☆関連ホームページリンク集 ☆舞台になった川根町を訪ねて ☆当日の様子、交流会 ☆まとめ ☆感想文集 |
| 作=マキノノゾミ 第4回鶴屋南北戯曲賞 受賞 演出=鈴木裕美 第35回紀伊國屋演劇賞個人賞、 第8回 読売演劇大賞優秀演出家賞 受賞 |
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『高き彼物』は俳優座劇場が、2000年秋に関越演鑑連との共同企画としてマキノノゾミ作・鈴木裕美演出というフレッシュな組み合わせで製作しました。バイク事故で友人を失い心に傷を負った受験生の少年と、その事故で知り合った元高校教師とその家族とのふれあいを描き、俳優座劇場プロデュースならではのキャストとアンサンブルで絶賛されました。2000年の初演ではマキノノゾミは第4回鶴屋南北戯曲賞を、鈴木裕美は第35回紀伊國屋演劇賞個人賞・第8回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞しました。 |
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| その年の春、受験生の藤井秀一(浅野雅博)は二人乗りしていたバイクで転倒し、その事故で同乗していた友人を失ってしまった。 夏休みの始まったある日、彼は事故の時の恩人である猪原正義(高橋長英)の家を訪れる。元高校教師だったという正義は、失意の秀一にとってはまるで一個の理想の教師であるかのように思われた。彼は秀一に酒の飲み方を教え、勉強の仕方を教え、秀一とともに友人の死を全身全霊で悼んでくれた。やがて猪原家の滞在客となった秀一は、自分を励まし続けるこの正義という不思議に熱っぽい人物にぐんぐん傾倒してゆく。一週間が過ぎた日、秀一は思いもよらなかった正義の真の姿を知ることとなる。そして正義を十五年間苦しめ続けてきた過去のある事件が次第に明らかになるのだった……。 SLの汽笛が聞こえる静岡県川根町の雑貨屋「猪原商店」を舞台に、二人の関係と、それを取り巻く人々の人間模様が二転、三転する――昭和五十三年の、夏休みの物語。 |
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| ☆鈴木裕美さん・高橋長英さんをお迎えして TOPへ | ||||||||||||||||||
俳優座劇場プロデュース公演「高き彼物」 演出鈴木裕美さん・主演高橋長英さんをお迎えして 3月15日、横浜の県民センターに「高き彼物」を演出される自転車キンクリートの演出家鈴木裕美さんと主演の高橋長英さんをお招きして、このお芝居を深めるためのお話しをしていただきました。司会は神奈川演鑑連事務局長の近藤裕志さんでした。 先ず、俳優座劇場制作の箱田さんから、関越ブロックと俳優座劇場が共同企画を立ち上げるに至った経緯が話されました。会員にアンケートを取り興味、関心を調査して、現代劇の創作をマキノノゾミさんにお願いすることになり、俳優座劇場が要請、マキノさんは快く引き受けて下さり、演出はマキノさんが鈴木裕美さんを指名されました。シノプシスの段階で、「元高校教師」の役は高橋長英さんにお願いすることになり、高橋さんは是非やりたいと返事されたということです。 演出を引き受けられた鈴木さんは、初めは何もないところから出発したが、本が出来上がると、実にマキノさんらしいチャーミングな作品で、人は愚かでもあるが美しくもある、そういうところを描いた面白い作品だと語られました。 また、この作品の演出で苦労したことはあまりなく、丁寧に創りたいのは、美しい人間が描ければというところ、初演の評判が良かったのですが、なぞるのではなく、再演とは、前の彼と訪れた場所に新しい彼と行くようなものに似ている。新しく楽しむ気持ちを忘れないようにしたい、とも話されました。 高橋さんは、シノプシスを読んでいつになく積極的に引き受け、是非やりたい作品だと勘が働いたと話されました。 また、マキノさんが楽しんで書かれたので、清潔感があふれている作品になっています。静岡県川根町が舞台になっていて、マキノさんの生まれ故郷の遠州弁がうまく内容に活かされている、とも言われました。 鎌倉アカデミーで教育に情熱を傾けられた吉野秀雄さんの短歌「屑煙草集め喫へれど志す高き彼物忘らふべしや」からとられた題名で、その題名にも惹かれた。また、教師役をするにあたって、過去に沢山の良い先生との出逢いがあった経験も話されました。そして、多くの小道具(電話、豆腐、煙草、お酒、西瓜など)が使われているが、それが実にうまくつながりを持ってまとまっていく、一つ一つ重要な要素があるということです。 マキノさんは、現在の人間同士のつながりの希薄さや、教育の現状を憂える思いからこの作品を着想したこと、俳優座劇場制作の倉林誠一郎さんが、中学生のときに通っていた塾の厳しい先生に似ていたこと。「自分にとって清らかである」とはどう言うことなのかを考えながら書いた台本だそうです。マキノさん自身が高校生の頃だった昭和53年の物語です。 お二人は、高校生にも見て欲しいし、大人の男性にも見て欲しい作品、昨日より1ミリぐらいましな美しい人生を手に入れていくお話です、とこの作品を勧めて下さいました。 |
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| ☆稽古場訪問 2002年4月10日(水) TOPへ | ||||||||||||||||||
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板橋区、小茂根(営団地下鉄・有楽町線・小竹向原駅)歩いてすぐの所、サイスタジオは、サイ・マーケットと言うおしゃれなベーカリー兼雑貨屋さんの地下にあった。残念ながら、サイ・マーケットは本日はお休みでした。 |
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![]() この写真をクリックすると大きい写真が見られます 地下に降りると、簡単な舞台のセットが目の前に現われた。 昭和53年、静岡県川根町の店舗兼住宅の設定。 右の方はお店。本番の時には、棚に商品が並べられるのだろうか。 お店の入り口の引き戸を開けると、チリチリチリと音が鳴る。 実家も同じようになっていたので,とってもなつかしい。 中央から左は、この家の居間になっている。 左手の黒く見えるところは仏壇。 居間の奥は廊下があり、その向こうはガラス戸になっていて、 外から帰って来たおじいちゃんが出入りする。 |
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![]() 舞台と言っても、劇場のように高くなっていない。 中央には、演出の鈴木さんやスタッフの席が。 |
![]() 今日は、鑑賞会から4団体(横浜、厚木、相模原そして横須賀)20名が参加。 |
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![]() 見終わった後は、舞台上に役者さんが並んで座って、お互いに今日の感想を述べ合ったあと、各鑑賞会ごとに分かれて、記念写真。 |
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| *おじいちゃん役の森塚敏さんの話:本物のビールを飲んだら酔っ払っていい気分。方言が心配だったが、自然に聞こえていると言われ嬉しい。初演のときより演出が細かくなっていて、前と違う所で笑いが起きている。 *演出の鈴木博美さんのお話:この舞台は、セットが変わらないが、登場するおろかで美しい人たちが、何かを言ってしまったり、やってしまったりしたことで、一瞬で空気の色が変わるところをを見て欲しい。 |
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| ★関連ホームページリンク集 |
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| ☆舞台になった川根町を訪ねて (2002.4.22) TOPへ | ||||||||||||||||||
運営担当サークルの方が10名、楽しんできました。 川根町、行ってきました。天気が良くて、普段は雨女の私が行くのに新川根に着いた時には雲もなく快晴。SLのレトロな雰囲気は昔この客車で高校へ通っていたことを思い出させてくれました。大井川があんなに蛇行して流れていたことは今回初めて知りました。緑の山々と川が右に左に展開していくのでとても変化があって飽きることなく車窓の景色を楽しめました。それに本当に茶畑が多いんですね。帰りがけに抜里の製茶工場さんにお邪魔して皆で新茶を買わせて頂きました。五月の公演の際に会員の皆さんに新茶とお茶ようかんのおもてなしをしようと企画しているのでその分も購入しました。とても感じが良くて「○○製茶の皆さん、ありがとうございました。」 ふれあいの泉の温泉も入ってきました。露天風呂は風が気持ち良く、少し熱めの湯加減が私は気に入りました。地元の農家のオバサンとも裸の付き合いができ、月に3回利用しているそうです。月曜日なのに結構賑っていて人気スポットなのかな? 家山の町はこじんまりして可愛い町ですね。道路がアスファルトでないのがいいですね。道路の真ん中に立つと真っ直ぐに見通せて、人はあまり見かけませんでしたが、たたずまいに愛着の持てる町でした。脚本を書かれたマキノノゾミさんはそんな所を感じてあのお芝居を書いたのかなとふと思いました。芝居に出てくる人物は皆「愚かで美しい人」達なのです。「愚か」というのは悪い意味の愚かさではなく不器用というか計算のないというかそんなニュアンスの言葉です。今度芝居を観る時にはきっと私の心の中には川根町の川と緑とあの町並みが浮かんでくるような気がします。よかった〜。(KAWA) |
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| 担当運営委員まとめ 良い芝居を見た後は心が豊かになるが、『高き彼物』はそんな芝居だった。良い芝居だからこそ会員にも、会員以外の方にも心から勧めることが出来、運営を担当できた喜びを感じている。鑑賞会とはこんな喜びを感じるためにもその存在意義があると今は思える。 今回から打ち合わせ会を2回行いました。担当サークルの全てが関わることは望むべくもないが、今回は関わった多くの方が芝居を見終わって「やってよかった」と感じることがで来た観劇会であったと思っている。 事前学習で川根町を探訪したり、観劇会当日にお茶所ということで、新茶と羊羹を味わっていただいたりと、楽しい企画も実行でき「芝居を良く知る」「運営を楽しむ」ことも出来たのでは? 担当サークルの皆さんお疲れ様でした。また一緒にやりましょう。(川) |
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