MLより

by Chuhei
北丹沢山岳耐久レース
日時 : 2003年7月13日 20:45 送信者: "Koichi"
件名 : [osaka No.7372] 北丹沢山岳耐久レース報告


やまもとこ〜いちです
 7月6日、「北丹沢12時間山岳耐久レース」という山岳レースに初めて参加してきました。天気は小雨、気温も低めというで、背負って走る水分も控えめで楽に走れるかと思ったのですが、例年よりコースが厳しかったようで(昨年の優勝タイム2時間57分に対して今年は4時間20分)、つらいレースとなりました。
 当日は、朝4時半に自宅を出発、自家用車で6時過ぎに神奈川県津久井町の青根緑の休暇村に到着。そして7時、約700名が制限時間12時間のレースをスタートしました。コースは、標高約400mのスタート地点を出発し、まず250m程度のひと山を越えて、再び400mから1400mまで登り、580mまで下って1000mまで登り、610mまで下っては最高点1433mまで登る。最後にスタート地点まで戻ってくるというものです。いちいち400mや580mの地点まで降りてくるところが、今回のコースの厳しさの原因だったようです。
 スタートでは、その様子をケータイのデジカメでパチリ。この余裕がいけなかったのか、15分舗装道を走った後の山道では渋滞状態、250mの山越えを含む最初の4kで45分もかかりました(後の歩き方からすれば、とやかくいうほどではないのですが)。続いて5kほどの道走り、快調に走ります。そこから本格的に山登り。ジョギング程度で走れるかと思っていたのですが、ほんの最初だけで、すぐに歩き出し、標高900mの鐘撞山を過ぎ更に登りつづける頃には足が攣って2〜3分座りこむ羽目になりました。その後は、ふくらはぎに負担をかけないよう慎重に登り続けました。といっても、息もあがって休み休みにしか歩けなかったのも事実ですが。
 ようやく15k地点(標高1400m)にたどり着いたのが、スタートから2時間40分後、この先どうなることか、9〜10時間のレースも覚悟したのですが、ここまでが3つの登りの中で一番きつかったようです。持参のスポーツドリンクとあんパンでしばし休憩。私と同じペースの人たちは皆、ここで座り込んでいました。
 15k地点から下ること35分、第一関門兼給水所に到着です。下りといってもかなり急で、腿が疲れと冷えで踏ん張れず結構きつかったです。給水所では、丹沢の涌き水をたっぷりと戴き(ペットボトルにも詰めなおして)、バナナもしっかり3切れ戴きました。次の区間は短めだったこともあって、いつの間にか登りきっていたという感じでした。登った後は第二関門まで下りの道走り。それが9kほども続いて、いつまで下らせんねん、どうせその分登らせるくせに!、という気分でした。

 最後の登りも、基本的には歩く、下りだけ少し走るという依然としたペースで進みます。途中に距離表示がなく、まともな地図も持ってないので、どこまで来ているのか分からず不安だったのですが、何とか袖平山に到着。ここは最高点の姫次山まですぐの距離で、標高も1mしか違わず、これで帰れる、とほっとしたところです。第三関門の姫次山には10分ほどで着き、丹沢の鹿のお出迎えもありました。残りは基本的に下り、オリエンでの走りを活かしてガンガンと尾根道を飛ばし20人ほど追い抜いたのですが、勾配が急になったところで腿に疲労が出てきてペースダウン、ゴールまで10kは持ちませんでした。
 結局、7時間58分14秒、完走407人中173位という成績でした。走っている(歩いている)最中はエントリーを後悔もしていましたが、この程度で例年以上にずっと厳しいのならと、一週間過ぎても筋肉痛の続く中次の機会を考え始めているところです。

ちなみに、このレースの様子は、作りかけのHPに公開してます
http://traveller.hp.infoseek.co.jp/20030706.htm

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