パークOツアー 滋賀大会(スポレクしが大会)を運営して
奥村隆明
去る5月24日(土)、4月の大阪大会(鶴見緑地)を皮切りに始まった近畿ブロックのパークOツアー関西の本年度第2戦として、滋賀県の近江八幡運動公園で「オリエンテーリング近江八幡大会」が開催されました。また、この大会は、様々な他の競技種目とともに、「スポレクしが大会」の一部を兼ねていました。(滋賀県OL協会は滋賀県スポレク協会に加盟しているのです。)
私は滋賀県OL協会の一員として、運営メンバーの一員として携わりました。といっても、要項作成・配布、事前申込受付、地図調査・作図等々の事前準備は、ほぼ全面的に滋賀県協会事務局長の平島さんお一人にお任せし、私は大会1週間前の最終下見の際にコントローラーの岩井さん(豊中OLC)とともに顔を出してコースと地図に少々意見を述べた他は、当日の運営をお手伝いさせていただいたにとどまりますが・・・
会場になった近江八幡運動公園は、近江八幡市の郊外、西国三十三ヶ所札所のひとつの長命寺がある長命寺山の麓に位置し、隣接して走る湖周道路を隔てた向こうは琵琶湖の波打ち際というロケーションにあります。
この運動公園がスポレク大会全体のメイン会場だったため、オリエンテーリングもこの場所を使うことになったわけですが、いくらグラウンド、体育館、球場のある広い運動公園とはいえ、パークOの会場としては全く手狭で、しかも基本的には完全にフラット! 芝生オープンで等高線のある「メイン部分」はわずか50m四方。長命寺山をテレインに含めばよかったのだが、それも交通量の多い主要道路に阻まれて不可能、とコース設定には頭を抱えざるを得ない状況でした。そこで、公園周辺(内陸寄り)の田んぼ地帯もテレインに含めてようやくコース距離を稼ぎましたが、田んぼの中の直線の砂利道を延々と走り、ルートチョイスの余地はほとんどない有り様。
このような不十分なテレインとコースしか提供できなかったにもかかわらず、多数とは言えないにしても、一定数の、近畿圏のコアな(いつもの顔ぶれの)オリエンティアの皆様方にご参加いただき、しかも皆さん不満もおっしゃらずに楽しそう?に走っていただき、まことに感謝しています。当日は、ちょうどいい程度に雲がかかって、暑すぎず、絶好のスポーツ日和だったのではないでしょうか。
当日は、昨年度全日本リレーMEにおける滋賀県の大躍進(6位入賞)の立役者のひとり、滋賀県の誇るエースの土屋君が、スポレク大会全体の選手宣誓代表に指名される栄誉を担い、大選手団(その大半はゲートボール選手??平均年齢は??)の前で宣誓を行ないました。さらに彼は、運営には加わらずに、集合したオリエンティアの前で10時ちょうどのトップスタートを切ってもらったのだけど、あまり盛り上がらなかったなあ・・・
戻る