4/29 第3回ぞんびーず大会
山紫水明 東山
小嶋 裕
2003年4月29日、京大ぞんびーず主催で、2人1組ペアによる3時間のスコアO(ロゲニング)が行われました。大阪OLCからは、6ペア12名が参加しました。マップは、2002年度全日本大会使用のあの「山紫水明 東山」でした。当日の会場は、 大文字山の大の字への登山道と朝鮮人学校に挟まれた平らな林の中(銀閣寺を過ぎて少し登った道のそば)に設定されました。
私は朝早く出かけ、その場所に朝9時頃着きましたが、誰もおりません。やがて私のペアー相手の佐藤さんが、やってきました。林の中にフラッグ台や荷物が置いてあることから、今、ぞんびーずの全員がコントロール設置中だとわかりました。
10時を過ぎた頃から、どんどん人が集まり出して受付が始まりました。11時会場の林から一斉スタート、29組58名+ソロの3名の合計61名が動き出しました。
A3の地図一杯にコントロールが35個所ちりばめてありました。点数は30点×10=300、40点×7=270、50点×2=100、60点×3=180、70点×8=560、90点×4=360、110点×4=440 合計総得点2,210点でした。このうち何点取れるのでしょうか。私らの組は会場の林から朝鮮人学校裏の尾根を東に登って30点の35の岩を目指しました。このあたりまでは、まるで登山大会のようにぞろぞろと皆登って行きます。次いで沢を下り43のこぶへ、そこから北の斜面を下り、一旦道へ出て110点の小橋111へ、ここから川の流れに沿って57の小道の終わりを目指しました。このあたりになると、私と佐藤さんの組と、森さん松原さんの組だけになりました。
この57の近くはすでに、大文字山東北部の微地形の重なる、絶好のテレインに入っています。57からは細かく地図読みをして岩の東71を目指しましたが、その途中で31の小道の曲がりも取りました。71から沢をわたり尾根道を登って小道の交差70へ行きました。
ここから、藪尾根を登って、ハイキングの人の多い主尾根上にある広場の北63に着きました。すでに1時間40分ぐらい過ぎています。戻りのコースに切り替え、主尾根を下りコブ65を取って大文字の上に出ました。遥か京都の街並を眺めつつ、北側の道上の小屋南59を取り、一旦46の沢まで下り、北へ道をトラバースして34のコブから、出発点である林横の登山道へ出て、出発点でもあるゴールに辿りつきました。全部で2時間半ぐらいですが、この12ポストを取るのが精一杯のところでした。しかしながら天気に恵まれ、みんな疲れながらも和気あいあいの楽しい大会でした。
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