最後のインカレ

宮下矢誉衣
4年間で最後のインカレを終えました。私はこの最後のインカレに向けて、2年のインカレが終わった時点からひそかに準備していました。1年、2年のインカレとインカレが終わるたびにオリエンをしばらく休んでしまう自分がいやで、4年のインカレで完結させればいいんだと自分に言い聞かせ、みんなに迷惑をかけているとは知りながらも3年のインカレは参加しませんでした。本格的にインカレに向けて準備し始めたのは、3回のインカレを終えたみはの「橘が入賞してたのだからうちらも1年間がんばればきっと入賞できるよ!」という一言でした。入賞するなんて考えたことなかったけど、橘ができるんだったら私達にも絶対できると思いました。4回生になってからは目標をインカレリレーのみに置き、今までずっと避けていた自分の弱点である体力の強化に努めました。体力が強化されるにつれてもう一つの弱点であるメンタル面も安定してきてインカレ前には、安定した成績を残せるようになってほっとしていました。インカレクラシックでは、やっぱり体力不足のため途中で集中力が切れ、走ることもできず、スピードがでないため悔しい思いをしました。インカレエリートという大舞台で自分の実力をだしきるだけの心の強さが足りなかったことが最大の原因だったと思います。しかし、つぼったところはたくさんありましたが、そこはつぼるべくしてつぼったのだと、それが自分の実力だったのだと思うので後悔は全くしていません。エリートのみんなの精神力の強さが分かり、私ももっと頑張ろうと思います。インカレリレー当日は、前日のクラシックで体力的な不安を思い切り感じたので、逃げ出したい気分でいっぱいでした。出走前にもかかわらず、ささしんさんに話を聞いてもらいながら泣いていました。まりちゃんが5位という好順位で帰ってきて、不安は倍増しましたが、ささしんさんの「後ろから速い人はくるかもしれないけど、気にしないで」とう言葉を胸に、何人にも抜かれ、現在地ロストもしたり、つぼりましたが、みんな私より速いんだと思って、自分のオリエンをしました。やっとゴールできて、順位が1つ上がったことをきいてうそのようでした。何人もの人に出会って、めちゃくちゃ置いていかれたのに・・・。みはがすごく緊張してたと聞いてずっと心配だったけど、めちゃくちゃ速く帰ってきてくれて、最高でした!インカレ前にはもう入賞はどうでもいいと思っていたけれど、4位入賞はいい思い出になりました。2回生の冬、桐田さんに勧誘していただいて大阪OLCに入ってからというもの大阪OLCのみなさんには、合宿にコーチとして来て頂いたり、車で会場まで送って頂いたり、反省につきあって頂いたり、大変お世話になりました。インカレにもたくさんの人が応援に来てくださり、いっぱい元気をもらえました!本当にありがとうございました!

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