全国一斉大会和歌山県大会 06/16

−新庄総合公園 和歌山県田辺市−
紀伊田辺でオリエンテーリング普及2(3?)

楠見 耕介
昨年と今年の5月号につづいて、「和歌山で地道にOL普及」という話で、和歌山県協会の運営がわの立場からの原稿です。
田辺での大会も2度目なので、行政関係の渉外は電話と1ヶ月前に一度挨拶に出かける程度で大丈夫でした。広報も、5月号にもでもふれたアウトドアショップの人が、地元紙にいろいろコネがあるおかげで、記事として3回取り上げてもらうことができ、十分できたのではと思っています。
大会当日は、うす曇から晴れへと天気にも恵まれ、広報の結果もあって約130名の参加者を集めることができました。40名程度は4月のひき岩のイベントにも来ていたガールスカウトの人たちですが、それを差し引いても、昨年の50名の倍近い参加者です。この2月に行った和歌山県民大会からのリピーターも3組程度あって手ごたえを感じました。ただ、昨年の一斉大会からのリピーターは2・3名程度でした。小学生の多くが、父の日の日曜参観日に重なって来られなかった事情があるようです。また、田辺地方は特産の梅の収穫期にあたっていて、とても、イベントに参加している場合じゃないという人も多いという話も出てました。
地図のほうは、2週間前に1日現地に出かけて、遊歩道やあずまやが増えたのをチェックして修正して済ませました。あと、昨年は、1:5000で等高線間隔2mでコンターがつんでいたのを、等高線間隔2.5mに変更して見やすくしました。この変更は、いくらOCADでも結構面倒でした。まあ、かさなる10mごとのコンターは、計曲線を主曲線に変換したり、単純な尾根沢の部分では曲線の"平行"移動のコマンドを使ったりしたので、一から書くよりはかなり楽でしたが。
公園の活用につながるので今回も行政の人は好意的で、整備工事のために張ってある立ち入り禁止用の黄色と黒の"とらロープ"をこちらの希望ではずしてくれたり、駐車場の確保に便宜をはかってくれたりもしました。
大阪からだと車で3時間ということで、岡山とそれほどかわらない遠さですが、機会を見つけて個人の本格パーク-Oも実現してみたい、そんな夢を浮かばせてくれた今回の運営でした。

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