大会報告 第1回定例戦

(天王山) 01.06.19
田中 紀十一
梅雨の真最中にも関わらず晴天になり、蒸し暑いOLになった。地元ということもあり家はゆっくり出掛けられるのですが、トリム姿で家を出るのははずかしいので普通の服装で家を出た。受付は当日参加が多く大変混雑していた。先に着替えを済ませ、SIカードを受取る。スタートまで赤色の誘導テープに沿って40分。西国街道を京都に向かって歩いていくと汗がたらたら落ちてくる。道行く人に顔見知りがいないか気にしながら、(悪いことは何もしていないが変な恰好が照れくさい)鳥居のところで曲がり聖天さんの階段を登っていく。このあたりは桜の名所ですが、近年付近の住民の苦情によって宴会が禁止になってしまった。宴会は出来ませんが、かえって静かに観桜できます。近くにアサヒビール大山崎山荘美術館があり、散策にはいいところです。
スタートは1分前に桐田さん。10年前位はついていけたが、最近は体力の低下でついていこうなんて考えもない。とにかく久しぶり(この原稿を書くために調べてみると、平成9年以来だから4年ぶり)の天王山なので今どれだけいけるか。スタートして走り出したのはよいが、ぱっと見て、ああの辺かと南の小道を走った。右手に小道があり何人かが上がっていくのが見えたが、もっと先だと思い込んでいるので、そのまま進んだ。いつまでたっても自分が思ったところにこない。誰もついてこない。地図をみてがっくり。
重い足取りで引き返す。慎重にこれからは行こう。最初が肝心といつもいっておきながら、なまじっか知っているがために守れなかった。目がさめた感じがした。やっぱり自分のペースを守る事。最初5分ぐらい余分にかかっても後で取り返せる。1番(223)近くの沢にはきたが現在地に自信がない。人の後についていくと、MAのポスト。北へまわってやっとパンチ。15:04もかかってしまった。2番(215)は岩水さん(5分後)と同時パンチ。早くも追いつかれる。岩水さんはそのまま沢をつめられたが、自分のOLをするため西の尾根にでる。尾根道を走っていると、沢を上がってくる岩水さんが見えた。私の方が早かったか。3番(231)の手前、ハイキング道で歩いている桐田さんに追いつく。余り走れないようだ。出張疲れか。3番めがけて沢を下りていくと、パンチ後の澤地さんに出会う。(澤地さんは入会されてメールや大輪言で知っていたが、顔を知らなかったので、スタート時間でわかった。これからは声をかけますので、よろしくお願いします)。4番(218)は難なくパンチ。5番(204)へは北に回って沢をつめ水系の終りから尾根にでた。少尾根がわからず桐田さんとウロウロ。そこへ阪田さんが尾根を上から下りてきた。少し上がりかけたが、どうも上り過ぎる。水系の終りを考えれば下だと、皆と反対の下へ行くとポストに出会う。6番(219)はハイキング道から慎重に尾根を下る。7番(208)は慎重に西の沢の分技を確認してから、東の尾根をめざす。桐田さんと相前後してパンチ。下の沢に岡本加代子さんを見る。今日は苦戦しているようだ。そのままトラバースして南の急な沢を上がる。8番(214)、9番(209)はすんなり。10番(234)は手前の分技から入ってしまう。桐田さんもついてきて二人でうろうろ。すぐ早すぎたと気付き小道にでて次の分技から入ってパンチ。あとは転倒しないようにチョロチョロ下る。1:22:58でゴール。疲れたが爽快感があった。
ゴールから会場まで40分。佐藤さんと歩いていたが、途中家に立ち寄ってシャワーを浴びビールでも飲もうかと考えたが、辛抱、辛抱で会場まで帰る。すぐ着替えて家に帰り、シャワーを浴びぐぐっ、ぐぐっ。
今から約25年前、PCマップ(国土地理院の2.5万分の1)しかなかった時代に大阪OLCが練習会用に天王山を地図調査して、1色であるが1万分の1を作った時、調査に入った。作図はしなかったがコースセットを任せられ、ポスト位置印刷するためガリバン印刷器を購入して印刷したことがなつかしい。道が中心だったので、今でも小道は大体どこかわかる。最近はトレーニングで天王山に行くことは全くなくなったが、これはハンディ。あと15分プラスしたのが私の実力でしょう。3月18日京都カップに岡本さんから挑戦状をいただき、惨敗してから4戦目。何とか追いつこうといつになく大会参加してきた。少し感と体力を取戻しつつありますが、しばらく大会参加の予定はありません。又昔に戻ってしまいますが、毎年のパターンです。
OLとは関係ありませんが、来年2月に定年を迎えます。残された会社生活を後悔のないようにするのと、定年後何ができるかを体力つくりと共に考えていきたいと思っています。今しばらくOLに集中できないでいます。
以上

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