京大OLCショートセレ対策練習会参加の記
(笠井さんに追いつけ)
(蓬莱玉枝) 01.06.23
澤地 實
本格的に大会に参加しだしてから2年余り、OLが分かりかけ面白くなってきたところであり大会には可能な限り参加しようと思っている。しかし前日22日の将軍塚での壮行OLは雨模様のためパスした。まだ雨中山の中を走り回るほどの意気地は無い。
さて当日、怪しい空加減だったが何とか持ちこたえてくれた。
本来京大の練習会なので簡素な運営に徹し、蓬莱駅からのテープ誘導もない。湖西道路の下をくぐるトンネルが会場で受付や着替えを行っている。当日の申し込みを済ませるとSIのチップを渡される。こういう電子機器は使いやすく、集計が早くて便利だ。
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) ゴール
笠井 7'09" 8'38"(15'47") 3'04"(18'51") 7'33"(26'24") 4'59"(31'23") 4'25"(35'48") 6'21"(42'09") 1'37"(43'46")
澤地 8'13" 9'11"(17'24") 3'57"(21'21") 16'51"(38'12") 12'49"(51'01") 9'20"(60'21") 8'13"(68'34") 2'57"(71'31")
差 1'04" 33"( 1'37") 53"( 2'30") 9'18"(11'48") 7'50"(19'38") 4'55"(24'33") 1'52"(26'25") 1'20"(27'45")
スタート地点で前走者のスタート方向を見ていると真っすぐ進行方向に進む走者と左に振る走者がいる。どちらにも小道があったはずだ。笠井さんは真っすぐ、岩水さんは左に振った。小生は地図を見、左に振って一本道に早く出ることにした。
(1)、(2)、(3)は相応に行き着きそれ程のミスはない。笠井さんとの差は主に走力の差だろう。
さて(4)の沢は笠井さんとは9分の差がついた。
小生はコンパス直進しかないと思い込み、沢、小徑の分岐、 緑等のチェックポイントに気を使いながらポストそばの小徑までは何とかたどりついた。ただし慎重に進んだ結果、時間は相当にかかっていたに違いない。現在地はおおよそ分かり、ポストの沢を探すがそれらしき沢は見つからない。とするうち左の方向から誰か上がって来たのが見え、それに釣られその方向に進んだが沢などない。そのうち斜面の向きが南向きに変わってきたので行き過ぎと判断して一旦小徑まで戻り、右にしばらく戻ってから再アタックする。小徑からの距離を測り、その距離を保って進む。しばらく進むと沢というより、大きな溝、といった感じの所があり、そこにポストがあった。こういう微地形をどう表すかが地図表現の限界なのだろう、心しておこう。
一方笠井さんは小生が気づかなかった小徑を利用しての走行でポストへのスピードが大分違った筈だ。そして的確なアタック。
(5)では小生それ程ミスってはいないと思ったが8分の差がついた。まあ切れが悪く、歩いて進んだりした差か。(6)も道に出るまで以外と手間取り、その後の走力、アタックで少々うろうろ等の積み重ねで5分の差。
トータルで30分近くの差がついたがこれが現在の実力差だろう。これをレッグ当たり1分程度の差に縮めることが当面の目標となる。そして追いつき追い越せ、がオリエンティアとしての大目標だ。
何年かかるか分からないが、笠井さん、それまで頑張って下さい。

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