6月3日全国一斉大会和歌山県大会 運営記

楠見 耕介
和歌山県田辺市 新庄総合公園

和歌山県協会の事務局をやっている立場で一斉大会の運営記です。
大会「未体験」の地域で、53名の参加者を集めたのが今回の一番の収穫です。
和歌山県は南北に長くて、今回大会をした田辺までは、和歌山市内からJRの特急でも1時間あまり、車だと途中の御坊までの高速を使っても2時間かかります。その距離が壁になって大会は開かれなかったわけです。ずっと以前、潮岬にはパーマネントコースはありましたが、84年に広川町で県民大会をやってから、県内の大会はずっと紀北だけで開かれてました。
和歌山県協会にとっては、県内での普及が以前からの課題でした。事務局が行政から離れてたことや一昨年の南紀熊野体験博で今回の会場の新庄総合公園ができたことが今回の大会のきっかけとなっています。
2月の行政関係の挨拶から始まって3月下旬には要項決定、4月は本業が忙しく、1日調査に入っただけで、広報関係が遅れてしまいました。5月の連休明けにようやく地元の小中学校通じて要項を配布。田辺市の教育委員会の紹介で地元の新聞にも記事を載せてもらいました。
オリエンティア関係の広報は、大阪の一斉大会や東大大会と同じ日になってしまったことで弱気が出て、直前に大輪言の大会情報に載せていただいただけになってしまいました。沖浦さんどうもありがとうございました。webの掲載小林さんありがとう。あとコース関係は、全日本ツアーに参加していた斉藤さんが準備しました。
こういう広報だったので、締め切り3日前の時点でも申込者ゼロというのには、ほんとにはらはらさせられました。最終的には消印有効の締切日の翌日と翌々日にまとまって申し込みが届いて40名あまりになって一安心というところでした。
地図は、1:5000でB5版に収まる小さいものです。OCAD7で作図してカラーコピーで済ませました。"車の通らないはばひろ道路"などISOM2000のパーク用の記号が結構役に立ちました。
テレインは、整備された公園の部分と自然の山の部分に分かれていて、山の部分は、さすがに南に下ったぶん、Cヤブがべたっとひろがり、尾根の上にだけラフオープンで走れるというようすです。尾根の上からは、ナショナルトラスト発祥の地の天神崎など田辺湾の景色がきれいで、ベタ緑+ラフオープンの地図ともあわせて昔走った香港のテレインが連想されました。

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