巻頭言 副会長留任挨拶

阪本 博
新しい世紀である21世紀最初の年度、大阪OLCも阪田さんを新会長、岩水さん、森田さんを新副会長に迎えて新しいスタートを切ります。新しい世紀には新しいメンバーが新しい発想でクラブを引っ張っていってもらいたい、そのために、私自身は副会長を辞任したかったのですが、総会前の話し合いの結果、留任させていただくこととなりました。その経緯をここでお話しして、挨拶に代えさせていただきたいと思います。
野沢前会長の時代には、クラブの定例行事を組織的に運営する体制を作り、また25周年記念大会を無事に終わらせることができました。しかし、この2つのことをこなすのが精一杯で、本来役員が考えるべき、今後の大阪OLCのあり方について、ビジョンを示すことができませんでした。定例行事の運営があまりに会長・副会長に集中しすぎて、余裕がなかったのがその原因でした。そこで、新年度は、
*多くのクラブ員の方に企画運営委員になってもらって、定例行事の運営を少しずつ分担してやってもらい、会長・副会長の負担を減らす。
*会長・副会長は新しいメンバーに代わってもらい、今までのクラブ運営の経験から来る慣れやだれのない新鮮な発想で、定例行事の見直し、新しい行事の企画、そして中長期的なクラブの活動方針を決めていってほしい。
以上2点を眼目に次期役員案と今年度組織案を前役員の置き土産として作成しました。そして、旧役員は新年度は企画運営委員として定例行事の運営の一角を受け持ち、クラブと新役員を縁の下から支えようということにしました。ところが、新役員の方から「クラブ運営の継続性を考え、旧役員のうち誰か一人は留任してほしい、でないと新役員を引き受けられない」と言われ、協議の結果私が副会長として残ることになりました。野沢前会長が普及担当、沖浦前副会長が大輪言・名簿担当として、そして私は新役員へのアドバイザー的立場として、旧役員一同、新年度はリーダーではなく裏方の立場でクラブと新役員の皆さんを支えていきます。クラブ員の皆さんも、できる範囲で結構ですので積極的にクラブの活動にかかわっていただきたいと思います。

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