常陸野カーネーション組合「立毛品評会」報告

去る平成11年10月29、30日、毎年恒例の立毛品評会が行われました。立毛品評会とは、組合員がその年昨付けしたカーネーションの出来具合を全組合員の他に市場や普及員を審査員に招き、県内各組合員のほ場を2日間かけて数台の車に分乗し審査して廻るものです。
組合員のほ場が県内に広く分布しているため、走行距離は約400kmにも及びます。
審査項目は、生育、栽培、花品質、施設環境、病害虫の5項目からなり最初に平均的なほ場で基準を決めそれから審査をします。
審査は各組合員が同じ組合員を審査するという厳しいもので、厳正に行われます。総合点の平均値をコンピュータで解析し定例会の中で順位を発表され、新年会では上位入賞者の表彰があり、市場や取引先を招待し記念品の贈呈式も行われます。
入賞者以外にも前年度より飛躍的に順位の上がった組合員や栽培技術に創意工夫の見られた組合員にも表彰があります。

また、上位入賞者にはその後行われる茨城県の立毛品評会にも参加します。

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00/12/09