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 最終日には多支部の拳士と30分ほどの時間で演武をつくり、披露会が行われました。

 周りからは野次が飛ばされる中,いかに真剣に、いかに平常心を持ち合わせて演武に挑むかが、勝敗(?)の分かれ目となりますが、平常心のより勝った、渡慶次拳士(座間道院中学生)と永瀬拳士(座間道院年少部)が一般部を押えてみごと最優秀賞を獲得しました。

 朝7時の起床に始まり夕食までとハードなスケジュールながら、あっという間の内容の濃い二泊三日の研修会となりました。

平成18年度 河口湖研修会 結果
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 去る4月28日(金)より4月30日(日)まで山梨県河口湖におきまして 座間道院主催による合同研修会を行いました。

 法縁の深い町田道院・岐阜御嵩道院をはじめとする他道院拳士や桜美林大学支部・和光大学支部の拳士約40名が共に修練に励みました。

 講師には藤野座間道院長をはじめ元玉川大学教授の岡部先生、峠 京都近鉄文化サロンカルチャー支部長、道下 町田道院長、、安藤 東京上北沢支部長を迎え、技術、講話、整体と、充実した研修内容となりました。

増田 岐阜御嵩道院長
峠 京都近鉄文化
 サロンカルチャー支部長
道下 町田道院長
 2ヶ月に及ぶ入院・治療を終えたばかり藤野道院長を察して、道下道院長、能篠先生、増田道院長が早々と指導に駆けつけてくださいました。

 熱の入った稽古風景に、藤野道院長もいてもたってもいられず、周囲の心配をよそに指導に加わり、参加拳士は時間を忘れて意欲的に取り組みました。

 主に藤野道院長、道下道院長、増田道院長による技術指導は、『上半身をリラックスした状態でする』をテーマにすすめられました。普段,力が入りがちになる上半身の力を抜いて下半身に意識を置くことで技術の向上をはかります。同時に、体を捻らない・ためないことを目標、柔法・剛法・乱捕りと術技を発展させていきました。

 講和の時間には岡部先生・峠支部長に、昭和史における日本がたどってきた軌跡を講義していただきました。

 日本がどのような考えから大陸に進出していったか、当時の歴史的背景をふまえての講話に、同時代に開祖がどのような思いをもって大陸で活動しておられたのかを思考する機会をいただきました。

岡部先生
藤野 座間道院長
 また藤野道院長からは、難儀な病気で入院してみて人生観が180度変わることはなかったが、気力・体力・家族仲間が困難にぶつかった時に心の支えになることを改めて感じたという感謝の言葉が講師・参加拳士一同にむけられました。

 毎晩、稽古後は他の支部同士の親睦を深める飲み会となり、昼間の疲れをものともせず夜半まで談義がくりひろげられました。

渡慶次拳士(座間道院中学生)と永瀬拳士(座間道院年少部)