2003年九 州ツーリング日記
                                          Copyright F.TAKETANI , 2003
メンバー:安藤 JADE(H)
      四鬼 XR250(H)
      田村 XJR1300(Y)
      清水 TT-R250Raid(Y)
      竹谷 XLR250(H)

【5月16日】 曇り ルート:大阪南港−フェリー
朝5時に見覚めるがふとんの中で6時までうつろう。
6時起床。昨日までの雨が上がり晴れ間も見える。

バイクでの出発準備をし家族の起床に合わせ食事をし7時に出発。
GSで給油後7時20分頃姫路バイパスにのる。
加古川で少し渋滞するが、第2神明・阪神高速はスムースに走る。
途中湾岸線への乗り継ぎのため摩耶で降りて住吉浜から湾岸線へ乗る。
湾岸線の天保山で降り、職場へ。昼間は通常の勤務を終え、
2時間年休で集合場所の大阪南港ポートタウン東駅へ。


16時集合に5分程遅れる。もうすでに全員揃っている。
ポートタウンのショッピングモールで酒のあてを買い、フェリー乗り場へ。
フェリー乗り場へは17時頃到着。今回は2等寝台で予約。
すぐに乗りこみ、18時の出航までに風呂に入る。
出航後はバイキングでタ食。

その後四鬼さんだけがべットで寝る。他はラウンジでつまみを食べながら飮む。
23時頃就寝。さすが寝台はゆったりできる。
しかし、閑散時期なのか混雑はない。大平洋に出ても揺れは少ない。

5月17日】 くもり/雨 ルート:志布志(鹿児島)−垂水−鴨池−知覧−指宿−西鹿児島
午前6時半頃四鬼さん安藤さんから起こされる。
7時から朝食バイキングを食べ、出発の準備をして定刻通り8時40分
に志布志へ入港。

雲りかと思えば小雨。やむことを念じてそのまま走り出す。
R220を垂水(たるみず)に向けて走ること20分程で力ッパを着る。
その後垂水に近づくにつれ雨は上がりタイミング良くフェリーに乗る。
晴れていれば見えるだろう桜島は霧で見えない。
35分の海上ではカッパをしまい身軽になって鴨池港を出発。
給油後、産業道路(県道217)を通りR226へ出る。
平川から県道23で知覧を目指す。国道はけっこう混んでいたが県道はすいている。
道もそれなりに変化がありおもしろいが路面が濡れているため気はぬけない。
知覧ではまず昼食。「そば道場」という所で定食を食べる。
ここは自分でそばを打つことができるが,今回は時間もないので食べるのみ。

食後は特攻平和記念館に行き日本の歴史を見学。
ここは終戦間際に特攻隊員たちが飛び立ったところだ。
若き人たちが命を落す前に泊った兵舎を見て改めて戦争の悲惨さを感じる。


その後は霧の中の指宿ス力イラインを通り池田湖へ。巨大うなぎを見る。
しばし休憩し、指宿市内を目指す。
指宿では砂風呂に入りたかったが迷ったため、ガストでコーヒー休けいのみで出発。

R226を北上し西鹿児島駅を目指す。知覧へ行く交差点の平川までは思ったより早かったが、
西児島まではバイパスを通らなかったので少し時間がかかる。

17時すぎには東急インにチェックイン。シャワーを浴びたあとタ食に行く。
と思って出るとお土産の買物。さつまあげを買い、「みんなで食べて」
と店の人からさつまあげをもらう。

こんどこそタ食。近くの居酒屋「ぶにせ屋」に入る。
ちなみに”ぶにせ”とは、ぶさいくの男性版のことをいうらしい。
おいしいあてと薩摩焼酎を飲みホテルでも小宴会。23時30分頃就寝。


【5月18日】 くもり ルート:西鹿児島−熊本− 阿蘇−阿蘇赤水
6時半に目が覚める。7時すぎにホテルの朝食バイキングを食べに行く。
曇っているが、熊本地方は晴れのようなので、早めに出発することにする。

8時30分に出発し、給油後九州自動車道の鹿児島北ICからえびのPAま
では自由走行。
雨の心配もなく平均90kmくらいで走る。PAでは日差しもありのんびりする。
10時すぎにPA出発。トンネルをいくつも通り、八代ICで降りる。

ここからはR3を通り、途中からR433を通りR435で熊本へ入る。
主要道を逸れたため快適な田舎道を行く。
12時半に昼食。横浜のラーメン博物館にも出店している「こむらさき」でラーメンを食べた後、
近くの喫茶店で阿蘇までのルートを決る。13時30分頃出発し、阿蘇までのルートは、県道28。

比較的空いているが、牧場とかがあり観光の車が多い。峠は車の後ろに
ついているので、まったく曲がった気がしないくらいのんびりと行く。
午後3時南阿蘇の白水温泉瑠璃に着く。ここは温泉のみの施設で、露天
2つに内風呂が4つとサウナ。
1時間ほどゆっくりくつろぎ、本日の宿の保養所を目指す。

外周の国道を通っても面白くないので、阿蘇山頂へ行く道(県道111)を通り、
途中から赤水方面へ降りる。
山頂付近までは車も少なくけっこう楽しくコーナーを行く。
標高が高いため、エンジンのふけが悪いので低速のギアで高回転ぎみで走る。

# XLRのトルクがないのもありますが、、、、

山頂近くから下山まではバスの後ろのため、途中で休憩し、やり過ごす。
しかし、観光車は絶えない。下山後国道との交差点では車が渋滞。
よこっちょを通り、予定通り17時過ぎに「外輪山荘」へ到着。

ひっそりとしており、宿泊客は、老夫婦と我々のみというありさま。
食事後、娯楽室で卓球をする。はだしで汗まみれになりながら白熱戦を戦う。
その後は、部屋でビールを飲みながらTVで阪神−巨人戦を観戦する。

TV終了後は、安藤さんはそのまま寝てしまっていたが、
別室の布団に入りなおし寝る。四鬼、清水組も別室に移り就寝。
田村さんと私だけで、いろんな話をしながら0時30分頃就寝。


【5月19日】 晴れ/雲り ルート:阿蘇赤水−黒 川温泉−由布院−別府−大分
6時頃目覚める。天気は曇り。6時30分から温泉に入り、7時30分から朝食。
今日の日程には余裕があるので、のんびりするのかと思えば、
9時前に出発。天気もだんだん良くなってきた。

やまなみハイウェイを快適に走り、途中の土産小屋で休憩。やまなみは緑が鮮やか。
天気の加減で少しかすんでいるが、
これもまた緑を幻想的にぼかして、なかなかいい景色をかもしだす。

休憩ではコーヒーをのみ、黒川温泉をめざし走る。10時半ころにはもう、黒川温泉についた。
平日だというのに、駐車場はいっぱい。バイクを止めて、洞窟風呂のある、「新明
館」の風呂に入る。

洞窟は女性専用のものと、混浴のものがある。男性用は洞窟ではない。
ここにも女性に人気の黒川温泉があるのか。男性用はものすごく熱いが、洞窟はぬるい。
一人で入らないでくださいという札があるので、3人で入る。

その後は、少し早い昼食をとる。メニューはくわ焼き定食。
田畑で使う鍬の鉄板の上で焼くからくわ焼きという。
駐車場では車の誘導をするくらい余裕のみんな。12時40分頃黒川温泉を出発。
ふたたびやまなみハイウェイを通り、由布院へ。途中、遅い車を過ごすため、休憩。
なんだか眠くなるくらい、のんびりしている。気を取りなおし、由布院でコーヒーを飲もうと走り出す。

由布院では「岩下コレクション」という博物館のようなところに入る。
ここは、戦中くらいからのマンガやレコード等もコレクションしてあり、みんな懐かしむ。
2Fではバイクを主に展示されている。スティーブマックインが映画
「大脱走」で使ったものや、ナチスドイツ軍のバイク等いろんなものが展示されている。

館内にはコーヒーを挽きたてでいれてくれるスペースがあり、飲む。
由布院温泉に入る案もあったが、温泉はもういいという意見が多数のため、
私が頼まれていた買い物をする。5台の駐車スペースがないので、私だ
け店前に止め買い物。

その他はどこか別の場所を探すという。買い物から出てくると、雨。
あわてて荷物にカバーをする。すると田村さんから携帯で電話がある。
大きな道沿いのローソンで雨宿りしているというので、私も雨がやむのを待って合流。
合流すると、同じく雨宿りしていた女性グループがいる。

話程度はしたらしいが、挨拶もなく別れる。由布院からは別府を経由し大分へいく。
雨が上がったといっても、路面はびしゃびしゃで走れば走るほど、膝か
ら下が濡れていく。

くねくねとしたコーナーが続き、晴れていれば楽しい道をゆっくりと降りる。
別府駅で休憩し、とりあえず大分のフェリー乗り場へ行く。16時30分着。
出航まで2時間ある。乗船手続きも17時からなので、先に夕食とする。
近くのラーメン屋ということで、歩いて長浜ラーメンを食べる。

替玉無料なので、全員替玉を注文。その後乗船手続きをし、早めの乗船。
行きの船よりも見た目は小さいが中は広く感じる。2等グリーンは、寝台。
12人部屋で合部屋。さっそく風呂に入り、18時40分の出航。

出航後はラウンジでビールパーティ。その後ゲームセンターで遊び、安
藤さんがでっかいくまのプーさんをGET。私が小さい子供がいるのでいただく。
そのご、部屋に戻り日記を書いていると睡魔にみまわれ、寝る。


【5月20日】 くもり 神戸(六甲アイランド)− 自宅
6時起床。神戸入港が6時50分なので、顔を洗って下船準備。
定刻に下船し、いつもはツーリング出発時の待ち合わせに使う、
JR住吉駅前のロイヤルホストでモーニングとこのツーリングの締め。

再会と日帰りツーリングを約束し、それぞれ帰る。
私は、明石の実家にお土産を送っていたので、西明石経由で姫路に
いたのは10時45分頃です。

来年は、安藤さん、四鬼さんの幹事で開催される予定。